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1.音訳とはなんですか? 朗読とどう違うのですか?
音訳は、何らかの障害によって「視覚」からの情報を得ることが困難な方々のために文字などを「音声」に換えて提供する活動です。
辞書を引くと次のように書かれています。
「眼の不自由な人に伝えるために、文字などを音声化すること」(大辞林)
「書かれた文章を視覚障害者のために音にすること」(明鏡国語辞典)
朗読が「自己表現の手段」であり「主として文学を」「感情豊かに読む」ことに対して、音訳は「音訳者の主観を入れることなく」「書いてあることをできるだけ忠実に音声化する」ことが原則です。利用者の求めに応じてあらゆる分野の情報(図・表・写真なども含む)を伝えることが求められます。誤読が許されないのはもちろん、音訳者の勝手な解釈で原本を読み替えたり余分なことを付け加えたりすることはできません。
「上手に読む」ことではなく「正しく伝える」「正しく伝わる」ことが大事なのです。
2.音訳はだれにでもできますか?
音訳活動に必要なものは3つ、「時間」「根気」「技術」です。
@時間・・・一冊の本を音訳するには下調べから始まり仕上げるまでに何ヶ月もかかることがあります。
A根気・・・「自分が読みたい本を読む」のではなく「利用者が読みたい本を読む」のですから自分にとって面白いものとは限りません。
B技術・・・耳で聞いただけで理解できるように読むためには技術が必要です。努力と経験によって質の高い録音図書ができるようになります。
3.講習はどこでうけられますか?
以下のような講座があります。但し常時開催ではありません。
・「公共図書館、点字図書館、社会福祉協議会などが主催する「音訳者養成講座」
・地域のボランティアグループが開く「入門講座」l 日本フィランソロピー協会が実施する「インターネット講座」
・カルチャーセンターの「音訳講座」
*一部有料のものがあります。
講座の内容はおおむね次のようなものです。
@発声 A音訳表現技術 B調査技術 C録音技術 D校正技術
4.年齢制限はありますか?
図書館、公共施設、ボランティアグループそれぞれで取り決めがあるようです。
一概には言えませんが、長時間「声」を使う、技術を伴う活動であること、声の老化などを考えると年齢が高くなってからでは長く活動することは難しいと思われます。
5.どこで活動できるのですか?
常時募集がかかっているわけではありませんので、公共図書館、点字図書館、社会福祉協議会、ボランティア相談窓口や地域のボランティアグループなどにご相談ください。
全国音訳ボランティアネットワークでは、音訳を学びたい方、音訳ボランティアとして活動したい方にお近くの関係諸機関をご紹介できるよう、情報のデータベース化を進めています。
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