全国音訳ボランティアネットワーク 趣意書
「音訳」とは、視覚からの情報を得ることが困難、もしくはその他の理由で情報の収得が困難な方(以下利用者)のために、情報を“音声”に換えて提供する活動です。
日本全国では公共図書館、点字図書館、社会福祉協議会、専門図書館(資料館・文書館他)など公の施設に加え多数のボランティアグループや個人などが、音訳による情報提供を行っています。現在は各グループが独自の活動を展開し、お互いの交流や情報交換なども地域や特定の集合体に限定されています。そのため、活動に必要な情報・技術などを共有することが少なく、利用者のニーズに十分に応えることができていないのが現状です。
 「全国音訳ボランティアネットワーク」は、日本全国の音訳活動に携わる者や関係諸機関が「つながる」ことによって多くの良質な情報を正確・迅速に利用者に提供することを目指して発足いたします。

1.開かれた組織
 
音訳をとりまく縦割り組織の弱点をおぎない横の連携を強めさまざまな問題解決を図る
  独立した組織とする。

2.情報の共有
 全国の音訳者及び諸機関が種々の情報を同時に共有することにより会員の音訳活動を
 サポートする。

3.交流を推進する
 ホームページ、研修会、会報などを通して会員相互の交流をはかる。

4.音訳活動の普及・啓発
 全国組織として活動することで音訳活動の普及と啓発に努める。

ネットワークのめざすもの

全国音訳ボランティアネットワーク(以下「音訳ネット」)は「会員一人一人が活動に参加し作り上げていく」団体です。
音訳ネットの活動として、将来への展望も含めて以下のようなことをめざしていきます。

<1.開かれた組織>
 音訳に関係するさまざまな個人・グループ・関連団体が手を結ぶために、「設立趣意書」に
 賛同することを条件に各方面からの参加を受け入れます。

<2.情報の共有>
 会員は音訳に関する情報を音訳ネットの事務局に提供し、ホームページ等を通して会員同士の
 情報の共有をはかります。
 具体的には

所属ぐるーぷの活動状況
関連団体(社協、視覚障害者団体など)の情報
研修会・催し物開催の通知
関連機器の情報
著作権等法令関係

 <3.会員相互の交流>
 @会員は、音訳活動に関連する疑問・悩みを事務局に寄せホームページや会報を通して解決を
   はかるよう互いに協力します。
 A事務局は会報を発行します。(当面の目標は年3回程度)。
 B会員は、全国大会・研修会・講演会等を通じて、会員同士の直接交流の場に参加し、音訳技術
   の向上をめざします。

<4.音訳技術の普及・啓発>
 @事務局は利用者からの問い合わせがあった際、要望に対応できるようコーディネートします。
   会員は利用者の要望にこたえるよう努力します。
 A事務局は音訳活動を始めたい方からの問い合わせがあった際は近隣の会員を紹介するなど
   してサポートします。
 B事務局は、著作権問題の解決に向けて各方面に働きかけます。

<5.その他の活動>
 事務局は、その他会員の声を反映した活動を必要に応じて行います。

<6.運営費>
 @会員は音訳ネットの運営を支えるために年会費2,000円を納めます。
 A全国大会・研修会等に参加する場合は必要に応じて参加費を納めます。また、可能な範囲で
   人的貢献に努めます。
 B協力金(寄付金)を随時受付ます。(一口1,000円)
 

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