No.370 嬉しい入会申込み

先日、長野市内から個人会員の入会申し込みがありました。
このことがことの他嬉しかったのには、訳があります。
全日盲研松本大会2日目を早めに退席し、長野市に移動しました。
「やまびこ会」での講演のためです。
そしてそこに参加してくれていた1人の方から、入会申し込みが届いたのです。
私が松本に行くということを「やまびこ会」の代表山口さんに話したところ、ぜひ音訳者の現状について、講演をと依頼がありました。地方となると、総会やシンポジウム等への参加は、代表や限られた人になりがちです。
山口さんは、新しい情報を熱心にみなさんに伝えてくれています。
しかし、「暴走?する代表が、いくら口をすっぱくして話してもダメなんですよ。生音ボラネット代表の口から、”時代の変化に応えるこれからの音訳者像”を語ってほしい」と。
ありがたくお受けしました。
準備期間もないなか、日頃お世話になっている長野市社会福祉協議会でプレゼンし、助成金を勝ち取り、チラシを作り、会のみなさんと頑張ってくれました。

その結果、当初やまびこ会員28名位の参加者と聞いていたのに、いざ会場に足を踏み入れてみれば、50名からのみなさんが待っていてくれました。

「せっかくなので会員だけではなく、来るもの拒まずで広く参加を呼びかけましょうよ」と提案すると「もちろんです!」と力強く応えてくれたとおりの結果に、驚くやら嬉しいやら。

ところで、「やまびこ会」は、社協で活動するメンバーで著作権のことでは、苦労しているグループのひとつです。
しかし、地元の利用者との交流にも熱心で利用者からの信頼もあります。

さて私の方からはテキスト化への流れ、マルチメディアDAISYのことなども話しました。
また一番ホットなところとして、松本市と長野市に2校ある盲学校の様子、今後、待ちの姿勢ではなく、ダメ元でこちらから働きかけ、連携を考えましょうと、訴えました。

最終的に今日の話に興味を持った方が、一人でも二人でも、インターネットで繋がっての活動を始めませんかと話を結びました。

みなさん関心を持って聞いてくれたようです。

熱い盛りに集まって聞いてくださったみなさまに、心からのお礼を申し上げます。

数年前に総会の議長をお願いした鈴木さん、そして奥さまにも再会できました。
有意義な長野旅でした。

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