「視覚障害者向け録音図書製作のための視覚的資料および専門書の音訳技術研修会」
近年、ICTの発達に伴い、視覚障害者の方々も電子書籍を手軽に合成音声で聴く読書方法が広がりつつある中、今後、音訳ボランティアに期待される役割は、合成音声では読み上げが難しい図、表、グラフ、イラスト、写真等の視覚的資料、および教科書・教材をはじめとする専門書の情報保障へ移行していくことが予測されます。
日本ライトハウスでは、大阪、宮城、福岡、東京で、図・表・グラフ・イラスト・写真等の視覚的資料の音訳をしたことがある方、教科書・教材など専門的な資料の音訳をしたことがある方、今後積極的に視覚的資料の音訳にチャレンジする意思のある方を対象に、音訳技術研修会を開催いたします。
研修内容(一部、実習を交えながら、学びます)
・視覚的資料の音訳とは―図、表、写真、グラフなどの処理技術とスキルアップ―
・視覚的資料の事例と処理についての考え方―具体例で学ぶ―
・視覚障害児童生徒のための「音訳教材」とは
・専門書の音訳に必要な知識と活動事例
・音訳と合成音声の融合で実現するアクセシブルな電子書籍『ハイブリッドメディア』とは
・視覚障害者等の情報環境と専門音訳者に期待される役割
各会場の申し込み締め切り、開催日などの詳細は下記ウェブページをご覧ください。
http://www.iccb.jp/2015/09/26/onyaku_workshop/