愛知県豊橋市内で活動する「音訳グループぴっち」からの要請で初の「藤田が参上」と相成りました。
失礼ながら「豊橋」と言われてもほとんど知識がありません。代表の水野さんから事前にたくさんの資料が送られてきました。
伺ってみると、国道の真ん中を走る路面電車が、何とも絵になります。
そしてお昼にいただいたのが、「菜めし田楽」という郷土料理、八丁味噌を使った味噌だれを塗ったお豆腐。美味でした。
なお、東海道筋では、二川宿に大名の宿「本陣」と、庶民の宿「旅籠屋」が見学できるようになっているそうです。
さて、そんななかで活動する「ぴっち」のみなさんですが、38名の会員のうち5名が男性です。
主に「市議会だより」や「広報」を読み、小学生や大学生の教科書等も音訳しています。
社会福祉協議会での活動です。
部屋が二つ作れるほどの広さの録音室もあります。
早くからの団体会員ながら、音ボラネットの集まりには一度も参加したことがないとのこと。新幹線代は高いですからねえ。
そのぶん熱心に会報に目を通してくれる人がいて、今回の要請につながりました。
活動するみなさんの思いは、全国津々浦々同じです。悩みや質問がたくさんありました。やはりみなさん、1+1=2という答えがほしいのですね。
決してどうでもいいことではありませんが、「間の取り方」や「音訳と朗読の違い」等々にあまり縛られず、もっと大切なことに目を向けてほしいと思いました。利用者が耳で聴いて理解できる読み、目の前にいる利用者に伝える読み。
抽象的ですが、やはり一人一人の感性の問題になるのでしょうか。
広報と文芸書の読みは、違って当然ですし、地の文と会話文の読みも違います。
音訳者は、真面目で勉強熱心で一生懸命です。
どうかその良さを発揮して、利用者を取り巻く読書環境の変化、音訳者の高齢化の波のなかで、最新情報を取り込み、知恵を働かせてほしいと思います。
更に有意義な活動が進められますように。
来年の10周年の総会にぜひ参加して、全国の仲間と交流してほしいと伝えました。
再会できますことを楽しみにしています。
お世話になりました。