今回で26回目です。
当初からのメンバーでありながら、数えるほどしか参加できていないのは残念です。
今回のプレゼンターは、山口通先生です。全国視覚障害教師の会の前代表です。
先日の10周年記念総会にも参加してくださいました。
先ず、ホワイトボードを使い、かつての授業風景を再現。
文字を書いたり、図を書いたり、文字等が重ならないように多種多様のマグネットを活用。
時には生徒から「先生!かぶってる!!」と指摘されことも。
この教師の会が対応、協力した、かつてのNHKテレビドラマ「チャレンジド」を懐かしく思い出しながら、伺いました。
こういう工夫にたどり着くまでに、どれだけのご苦労があったことでしょう。
さて、中途失明者にとっての出発点はリハビリだそうです。そのおかげでさまざまなことが、8割りがたできるようになったと。
今回のお話の中で特に心に刺さったことです。
教師の会では4つの裁判に関わったそうです。
すべては私学でのこと。ワンマン経営やファミリー経営の所が、問題が起こりやすいのではと。
経営者によるところが大きいのかもしれませんね。
例え裁判に勝っても、孤立化したり、差別されたりということがある。
現代表の重田先生は、共生社会とは言うけれど、到達しないのではと。重い言葉です。
自分で切り開いて行く、前向きな姿勢が大切とも。
障害者の就労、職場復帰は大きな課題です。
ここで、「中途視覚障害者の復職を考える会=タートルの会」の存在がクローズアップされます。
次回7月20日(木)はタートルの会の活動をテーマに、重田先生からプレゼンがあります。
多くのみなさんの参加があるといいです。
みんなで繋がって広がって。