朝夕めっきり寒くなってきました。
予想通りでしょうか。
この時季になって、全国的にコロナの感染者が増えてきました。みなさま、お変わりありませんか。
3月くらいからだったと記憶しておりますが、全てのイベントや会議などが、中止になりました。
ようやく10月に、読書バリアフリー研究会が、上野の国際子ども図書館で開催予定でした。
久しぶりに仲間にも会える、現場の先生たちから「わいわい文庫」の活用例をお聞きし、子どもたちの様子も教えてもらえると、楽しみにしていました。
参加人数も減らして、万全な準備をしてくださっていましたが、直前に中止のお知らせ。図書館側に感染者がでたとか。
とても残念でしたが、こればかりはどうしようもありません。
回遊魚のように人の海の中を、自由に泳ぎ回っていた私としても不安な日々が、続いています。
しかし、いつまでもこうしてはいられない。充分気をつけながら、そろそろ動き出そうと思いました。
先づは、視覚障害者総合支援センターちば(千葉点字図書館)を訪問することに。
当事務局の松本さんからは常々、図書館の取組み等、聞いていました。活発に活動していて、 ボランティアと職員のみなさんとが、いい関係を築いているという印象でした。
更には昨年の秋、全視情協宇都宮大会で、ご一緒だったのが、川崎センター長であり、石川点字指導員でした。
特に若手の石川さんには、ゆっくりお話を伺いたいと思っていました。点字畑ではありますが、音訳と合い通じるものがあると感じました。有意義な意見交換ができました。
アンケートの回答に、「視覚障害者の声を聞きたい」という音訳者が多いという話をした時です。
石川さんがセンターの廊下で、ボランティアとすれ違っても「見えないんだから、わからないんですよ。わからなければその人は、いないと同じことです。声を聞きたいなら、先ずは、見える人から声をかけてほしい」
そして、「今まで一度も声をかけられたことがない」と。
びっくりです。
私はいつも「○○さん!音ボラネットの藤田です」と声がけをしています。正に私はここにいます。というアピールです。
先ずは挨拶?から。それが重なると信頼関係も深まり、会話も弾みます。
いろいろと気づきがあります。
我が家から千葉の四街道まで約2時間、松本さんに案内してもらって助かりました。
みなさま、ありがとうございました。