「子どもの本棚」プロジェクトが始動して半年。
おかげさまで、たくさんの応募がありました。
事務局では、受付、選書、仕様書の作成とそれぞれの担当が、頭を悩ませながら頑張っています。
今さらいうまでもないことですが、ボランティアの高齢化、そしてその先のボランティアの減少と大変厳しい現状のなかで、子どもたちに正しいきれいな日本語を、温かみのある肉声で届けようと始まったものです。
音訳者募集に際して、事前審査もしていませんので、当然といえば当然かもしれません。
読みの力量は、ピンからキリまでだということを、この度しみじみ感じました。
安心して聴いていられる読み、明るく若々しい声で読まれたものがあるかとおもえば、「全国音訳ボランティアネットワーク」の名前で国立国会図書館に提供するのを、躊躇われるものもあります。
一冊毎に仕様書を作成して、音訳者に渡しています。
この本は、どんな作りになっていて、どういう内容なのか、先ずはしっかりと把握してください。
仕様書はじっくり読んでください。
中身をきちんと子どもたちに伝える、次も読みたいと思われる読みを意識しましょう。
学校で教材として使われるかもしれないものです。
児童書なら簡単に読めると思っている人もいるようです。
それは、大きな勘違いではありませんか。
言うは易しかもしれませんが、どうぞすべては、子どもたちの笑顔のためです。
引き続きよろしくお願い致します。