新宿区立戸山図書館矢部館長からの講座のご案内を会報47号に掲載しました。
北陸大学河野俊寛先生の「ディスレクシア(読み障害)がある人の特徴とサポート〜読み、学びを保証する方法を考える〜」です。
会場30名、Zoom50名の参加者募集が早々と満員御礼となったとのこと。当会は、共催として名前をあげていただきましたが、大したことはできませんでした。当日事務局で、会場派とZoom派に分かれて参加できたことが、せめてもの協力だったでしょうか。
音訳ボランティアの参加はほぼなかったようです。
しかしそんななか、那須塩原の、のびる会松木会長の取組みには、いつも頭が下がります。
図書館に働きかけ、パブリックビューイングで20名もの参加者があり、学校の先生も複数参加してくださったそうです。(3月29日発行の音ボラネット通信48号をぜひお読みください)
さて、ディスレクシア当事者のみなさんは、「字が読めないわけではなく、字が書けないわけでもない。ただスラスラと正確に読み書きができないだけ」なのです。こう言われるとほとんど全員が「ずっと自分の努力不足だと思っていた」と。
そんなふうに思わざるを得ないのは、苦しいですね。
周りの正しい理解があれば、こういうことは起こらないのではないでしょうか。
参加者全員、学んだことを発信していきましょう。理解者を増やし、支援の輪を広げることが大切だと思います。
貴重な講座、ありがとうございました。