地方に出向くときは、当然ながら時間を少しでも有効にと考えます。物見遊山に行くわけではないので、観光ポイントを巡るということも、あまりできません。
しかし地元のみなさんのご好意で、短時間ながら、押さえる所は押さえるというようなことができるのは、本当にありがたいです。
さてこの度も到着後、昼食は移動のバスのなかで、おにぎりを食べ、龍馬生誕地と記念館、司馬遼太郎の「人斬り以蔵」に詳しい岡田以蔵のお墓参りもしました。
「高知朗読奉仕者友の会」の松田会長が事前に、観光ガイドボランティアの方にお願いをしてくれていました。おかげで、バスと路面電車を乗り継いで、短時間ながら、効率よく回ることができました。
夜は、ご飯を食べながら、高知点字図書館の坂本館長はじめ、担当の職員の方々と懇談。坂本さんは、前回の当方の総会に、松田さんの熱心な誘いを断りきれず?参加。
「テキスト化」の情報を仕入れ、今や地元で、館主導の「テキスト化」を順調に進めている方です。
情報交換ができてありがたかったです。
さて、県立文学館を見学できました。
高知は、この人も、この人もという感じで、綺羅星のごとく文学者を輩出しているところです。驚きです。
ところで、文学館のお隣は、県立図書館です。
障害者サービスの野村さんとも情報交換ができました。
ここ高知では、県と市が一体となって、新図書館等複合施設(県立図書館、市民図書館、新点字図書館、こども科学図書館)が、合築されます。
県と市が一緒ということへの戸惑い、現場とトップとの温度差、さまざま課題はあるようですが、誰のための何のための新施設かといえば、利用者のため!ですから、ここさえ外さなければ、うまくいくはずです。部外者ながら、3年後が楽しみです。
続けて、最終日には、「友の会」の活動の日浅い20名近いみなさんと、交流しました。
昨年30周年を迎えた会です。
熱心な松田会長も新図書館のオープンに向け、何かと大変なようです。音訳ボランティアの高齢化、音訳技術のレベルアップ、どこも同じような悩みを抱えながら頑張っています。松田さんと、じっくり話ができてよかったです。
今後も引き続き、情報交換していけたらと思います。いろいろお世話になりました。
みなさま、ありがとうございました。