二日間にわたり、盛岡市内で開かれた「全国図書館大会 岩手大会」に参加しました。「理想郷“イーハトーブ“で本当の幸せを考える〜希望ある未来は図書館とともに〜」がテーマです。
4年ぶりの対面での開催となりました。
どんな方々との再会が、また新たな出会いが待っているのか、ワクワクしていました。
初日は開会式、建築賞表彰、基調報告と続き、記念講演です。
その前にステキなオープニングアトラクションがありました。
岩手県立不来方高校音楽部の生徒さんによる合唱です。全日本合唱コンクールで金賞23回、文部科学大臣賞8回受賞というすごい音楽部です。
宮澤賢治の「星めぐりの歌」、石川啄木の「ふるさとの山に向ひて」など歌ってくれました。賢治や啄木の思いに呼応するかのような、澄んだ柔らかな声でした。感動しました。
続いての記念講演は、国立天文台 水沢VLBI観測所の本間希樹氏の「岩手発ブラックホール行き 銀河鉄道の旅」でした。国際プロジェクトでブラックホールの写真撮影に成功。岩手で天文学の最先端研究を進めている方です。
ロマン溢れるお話でした。水沢天文台の歴史や賢治とのつながり。ブラックホールのこと。そして、図書館の重要性と今後の期待など、きっちりと図書館大会に合わせた内容でした。
その後の交流会では、先日なごや会のメンバーとして訪問した、長崎県立図書館の皆さんと再会しました。長崎は2024年度の開催県です。
国立国会図書館からも複数の方が参加されていて、私たちの活動をお話しました。
ご講演の本間先生とも、しばし歓談。水沢では、すでに9年間の官舎暮らしとか。私の住まいの遠くない所にご実家がおありだとか。地元話で盛り上がりました。
貴重な交流会でした。
2日目の様子は次に続きます。