ようやく対面でのイベントが戻ってきました。
結果、遠出が増えました。
せっかく遠くまで足を運ぶなら、メインの集まりの前後に、地元のボランティアグループと交流ができたらと考えました。
今回も全国図書館大会終了後の翌日、盛岡市内の「岩手音声訳の会」の皆さんと、情報や意見の交換をしました。
アイーナ・いわて県民情報交流センター(分科会会場でもありました。県立図書館も入っています。ガラスで覆われた明るく開放的な建物です)内にある、視覚障がい者情報センターを職員の方に案内していただきました。
ずいぶんと恵まれた環境のなかで、活動している様子が垣間見られました。
2018年に発足50年を迎え、熱心に活動しているグループです。
いろいろな賞も受賞していますし、あちこちに講師も派遣しています。
そもそも、結婚で退職したアナウンサーの方たちによって作られた会だそうです。
現会長の野崎さんも元アナウンサー、今でもフリーの活動を続けているとか。
100人近い会員を擁し、特定非営利活動法人として、当然でしょうが事務処理的なこともきちんとしています。
交流会では、奥州市て活動している会の代表も参加。
この方は、市内でいくつもあるグループを何とかひとつにまとめ、効率の良い活動をしたいとあちこち精力的に情報集めをしています。
実現を祈っています。
さて、ずいぶんと前の話ですが、帰省のたびに上越新幹線のなかで、楽しみながら読んでいたのが「トランヴェール」です。
JR東日本が発行する月刊の新幹線車内サービス誌です。東日本の歴史や文化を紹介しています。
視覚障害の方で旅好きな人は多く、これをぜひ音訳しては、と思い、ある利用者さんにたずねたことがあります。
「ああ、確か岩手の方で音訳されてるよ」といわれたことを思い出しました。
それが「岩手音声訳の会」でした。
みなさんには、岩手の中心となり、他のグループを巻き込んで、全体の底上げをしていただきたいと思います。
みなさま、お世話になりました。ありがとうございました。
力あるみなさまには、当事務局にもご協力をお願いします。
寒い中、藤田さんにお越しいただきありがとうございました。
私たちはサピエ図書館にアップされる蔵書製作が主ですが、それ以外の音ボラネットの活動についてお聞きすることができ、大変参考になりました。
12月に岩手県内市町村で活動されているボランティアの皆さんを招いて研修会を開催するので、今はその準備に追われています。また、月末になったのでトランヴェール12月号も読まなくては!! 皆さんにお会いすることも、雑誌を読むことも、準備は大変ではありますがそれ以上に楽しみです。
藤田さんとも、またお会いしてお話をお聞きするのを楽しみにしています。
吉津さま
お世話になりました。
ありがとうございました。
みなさまの活動の一端に触れ、私も学ばせていただきました。
またいつかお会いしましょう。
みなさまによろしくお伝えください。
藤田晶子