No.557 全日本盲学校教育研究大会(全日盲研)その2

無事、熊本から戻って、4〜5日後のことです。

和歌山盲学校の学校司書の方からメールが届きました。

『先日の熊本大会に参加した本校職員が、「和歌山の音訳グループに渡してほしいと預かってきた」と、貴会の会報を持ってきました。本校は、音訳ボランティアさんとの繋がりはないのですが、和歌山県立図書館に相談したところ、県立図書館で活動している2つの音訳グループに渡してもらえることになりました。
お預かりした会報は1セットでしたので、2セットになるように、コピーをとらせていただきました。
事後報告になりますが、ご了承下さい』という、ご丁寧なメールでした。

今回、児童書の音訳リストの他に、会報と活動アンケート集計報告を数部持参していたものです。

音訳ボランティアとの繋がりがないなら、そこでほって置かれても、しかたありません。それを県立図書館に問合せ、コピーまでしてくださった、貴いお気持ちに、感動を覚えました。

全日盲研初日の夜には、交流会が開催されます。

ゆっくり交流する場や時間が、他にはありません。ですから私は毎回、多くの出会いを楽しみに参加しています。

今回も筑波大学附属盲の青木先生には、たくさんの方を紹介していただき、ありがたいことでした。

そんななか、お隣になったのが、和歌山盲学校の先生でした。長々と話したわけではありません。

当会は全国組織とはいえ、オールジャパンではありません。残念ながら和歌山は、会員ゼロ県ですと、話したような。

その先生から図書館の先生へ、そして県立図書館へ繋がって、最終的には、音訳ボランティアへ。

こんな風に繋げてくださった皆さまの存在に感謝しかありません。本当にありがとうございました。

こんな素敵なできごとを、多くの皆さまとシェアしたいと、紹介させていただきました。

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