7日の「医療関係の音訳を考える」シンポジウムが無事終了した翌8日、視覚障害を持つ医療従事者の会(ゆいまーる)発足記念講演会に参加しました。会員はまだ10人にも満たないようでしたが、高知や大阪からも参加していました。
中でも医科大在学中に四肢障害の上、失明した守田さん母子の体験談は思わず涙がでました。守田さんの下宿に住み込み介助をしながら夢を支え続けたお母さんがいらしたからこそ現在があるのだと思いました。
「私がいなくなったらどうなるのだろう」と声をつまらせていました。90分テープが700本にもなったと伺いました。身近に音訳ボランティアが居ることをあまりご存知なかったようです。
はからずも、ここでまた医療関係の情報が欲しい方にお会いしました。少しでもお役に立てればと強く思いました。尚、守田さんは現在、関西医科大学精神神経科の医師としてがんばっておられます。