出版UD研究会と日本電子出版協会との共同企画「出版社のための出版UDセミナー2008」の第2回目が開催されました。筑波大学付属視覚特別支援学校の宇野和博先生からはボランティア依存で供給が間に合わなかった拡大教科書が2009年4月から教科書出版社から供給されることになった報告がありました。
一人の子が成長していく過程で必要なものは教科書だけではない。副教材や参考書や問題集、そして一般図書もなくてはならいものである。これからは教科書バリアフリーから読書バリアフリーを模索しなければならないというお話を印象深く伺いました。
また慶応大学の中野泰志先生は白内障や視野狭窄を体験できる「目がね」を利用し、「見えにくさ」を疑似体験させてくれました。大変さが実感できました。
ひとつの出会いからまた次の出会いにつながる何かを求めて、今日もでかけます。