12月16日(火)、何度目かの葛飾盲学校訪問となりました。図書室にはずいぶん古いテープ図書がありましたがほとんど利用されていないということです。デイジー図書に編集するより新しいものを音訳した方が早いようです。
まずは数冊の本を音訳し、先生方にもデイジー図書を体験していただければと思います。そしてまた、寄宿舎のお子さんたちに対面朗読や朗読会を通して、耳で聴く読書に慣れてもらうことが先決かもしれません。
地元には「葛飾音訳ボランティアの会」があり、代表が当ネットワーク事務局の鶴岡さんです。皆さんとても熱心で様々な取り組みに挑戦しているグループです。
たまたま地元のグループと音訳図書の利用が少なくデイジー図書がない盲学校とがうまくマッチングしたという例ですが、私たちも何度も足を運び校長先生や副校長先生に「全国音訳ボランティアネットワーク」の活動を知っていただけたことが大きいと思いました。
これからですが、こういった試みがうまくいって今後の盲学校支援のひとつのモデルケースになると嬉しいです。(同行 鶴岡)