8月1日、札幌で朗読ボランティアネットワーク・北海道の研修会があり、話をさせていただきました。そもそも1年前、札幌リーディングサービスの田中隆子さんにかけた1本の電話から始まりました。札幌に伺うので何人かの方と情報交換したいと。
例年、午前中は講演、午後は分科会というパターンだったようですが、今年は午前の部に私が、午後の部には横浜市立中央図書館の川上正信さん、ということで二題の講演が並びました。例年どおりというのを変えるのは勇気のいることです。たぶん田中さんが役員のみなさんを説得するのは大変だっただろうと思いますが、全道から250人もの参加がありました。
私に関してはネットワークを立ち上げた者が、わざわざ東京から来て、足でかせいだ情報を直接伝えてくれた。このことに意義を感じ、大いなる仲間意識を持って歓迎して下さったのだと、しみじみ感じたことでした。
ある方が、私たち役員が東京へ行って、聞いてきたことを伝えるより、何倍ものインパクトがありますと言ってくれました。正にこういうことだとおもいました。ちなみに、この朗読ボランティアネットワーク・北海道はすでに立ち上げから10年が経過とのこと。すごいことです。広い北の大地に早くから横のつながりをとネットワークを作られたみなさまには、敬意を表します。ひとりひとりしっかりとした意見を持っている方が多いように、お見受けしました。お世話して下さったみなみなさまに、この場をかりてお礼申し上げます。