今回の講師をお願いしている、霊友会法友文庫点字図書館の三浦さんを都内麻布台にお訪ねしました。同行は事務局の泉です。通常の音訳とマンガを読むということは、別物。まさに読み手の感性そのもの、という話で盛り上がりました。
さて今回の実践編では、事前に課題を郵送し読み原稿を作成、当日参加者に発表してもらうということにしました。ほんの数名になると思いますが。
ところで、この課題については当初、著作権の切れている4コママンガをネット上から探すということで、三浦さんにお願いしていました。しかし見つけてもダウンロードできないようになっているらしいのです。そこで、特定非営利活動法人網膜変性研究基金で発行されているパンフレットを使ったらと三浦さんから提案がありました。
このパンフレットは「網膜色素変性症ってなに?」というマンガ仕立てになっているものです。私たちが知っておくべき眼の難病のことでもあり、これを使わせてもらうことにしました。著作権の許諾もとれました。他のマンガでは、こうはいきません。ほとんど許諾がとれないのが実状です。
このことは、これからも共に考えていきたいと思います。前回の「マンガも読んでみよう」から7ヶ月過ぎましたが、この間さまざまな動きが出てきたことは、嬉しいことです。更に今回また、大きな進展があることを期待したいと思います。