今月17日18日の講習会に続き、12月3日には「被災地における読み書き支援を考える」をテーマに、仙台市内でのシンポジウムの開催が決定しました。この件に関して、私のところへも、ぜひ被災地での開催をとたくさんの声が寄せられていました。
(注)仙台でのシンポジウムを12月4日とお伝えしましたが、会場の都合で3日に変更となりました。
また、2012年1月28日29日には、大阪での講習会が予定されています。こういう動きの中で、なんとしても受け皿となる、サービスを提供する場の確保が急務です。
新宿区立戸山図書館の大城館長、担当の川口さんのもとに、このサービスを戸山図書館でやっていただけないかと、お願いに伺いました。図書館協力員の南部さん、大活字文化普及協会事務局の市橋さん等と一緒です。
おかげさまで、前向きな話し合いができました。また11月にオープンの千代田区立日比谷図書館管理者の小学館プロダクションの小出さんとも、お目にかかりました。ご存じのように、100年の伝統ある都立日比谷図書館は、障害者サービス発祥の地でもあります。
ここが今、千代田区立の図書館としてオープンします。図書館というより、さまざまな機能を持った図書文化館のような形にしたいというお話でした。しかし意義ある歴史を大切にし、対面朗読室の有効な活用法を考えていただきたい。
場所を提供していただけると、読み書きサービスがはじめられます。と申し上げました。そんなわけで、今月17日18日の講習会に、新宿区や千代田区の多くのみなさんに、ぜひ参加していただきたいと、緊急にお願いします。まずは、この二ヶ所を突破口にできればと思います。
さてさて、毎年10月11月は各地で、「区長と話そう」的な催しが予定されています。社会福祉協議会や図書館担当者に提案しても、一向に進まないことをこういう場で、首長に直談判したら、早速に予算がついたとか、ゴーサインが出たとかいう話が寄せられることがあります。私の住む練馬区でも、11月に開催されます。ダメ元で参加して、私も発言してみようかと思っています。何事も「時」というのがあると思います。
機運が高まりつつある「今」を外すことなく、それぞれが行動を起こすことが大切ではないでしょうか。それぞれのアプローチのなかで、一人では、無理ということがあれば微力ですが、お手伝いさせていただきます。よろしくお願い致します。
問合せ・申込先:NPO 法人 大活字文化普及協会事務局
電話:080−4071−9402 FAX:03−5282−4362
メール:masamitsu@daikatsuji.co.jp