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映画「瞽女さの春」追加上映決定!!

2月24日にこのコーナーでお知らせした「瞽女さの春」が追加上映されることになりました。

お誘い合わせの上、予約をなさってからお出かけください。
以下は主催者からのお知らせです。

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映画「瞽女さの春」笹塚4月6日上映会チケットをご購入くださった皆様方へ

このたびは、2025年4月6日(日)東京笹塚BBSにて上映の、映画「瞽女さの春」のチケットをご購入くださり、大変ありがとうございました。

笹塚からの行き方

会場:笹塚BBS

https://g.co/kgs/5k7FBgh

151-0073 東京都渋谷区笹塚2-7-11 日神デュオステージ笹塚西館B1二号室

14:30開場
15:00「瞽女さの春」上演
15:30 監督撮影秘話〜しげさ節唄
16:30 終了後交流のお時間
16時半終了後〜BBSにて懇親会

スタッフ一同、皆様のお越しを、心からお待ちしております。

【大切なご連絡】

◆オンラインでチケットを購入された方へ◆

恐れ入りますが、上映当日は受付でお名前をお知らせください。紙チケットは都合により発行いたしません。
どうか、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【4月6日 当日の懇親会について】

また、映画上映後、メインキャストやスタッフと共に懇親会の場を設けております。15時からの上映は売り切れにてもう締め切っておりますが、懇親会は若干お席がございます。予め食事の準備が必要となりますので、直接口座へのお振り込みをいただき、お名前をこちらのフォームにご入力をお願いいたします。

https://forms.gle/pGA2r4StBpSXaAqi7

(懇親会費用 お一人 3000円)

三井住友銀行 日野支店

  • 銀行:三井住友銀行
  • 支店:日野支店
  • 店番号:286
  • 口座番号:7594101
  • 口座名:一般社団法人ユーラシア国際映画祭

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また、「瞽女さの春」はの4月6日以降、以下の日程で
笹塚BBSシアターで、以下の日程でご覧いただけます。

ご友人にもお声がけいただいてぜひ映画を広めていただけたらと思います。

笹塚BBSで4月7日〜4月13日「瞽女さの春」の上映がございます。

↓申し込みサイト

https://eurasia-film.square.site/product/-week-/74?cs=true&cst=custom

47日 17時〜 映画「瞽女さの春」
48日 17時〜 映画「瞽女さの春」
49日 17時〜 映画「瞽女さの春」
410日 17時〜 映画「瞽女さの春」
411日 17時〜 映画「瞽女さの春」
412日 15時〜 映画「瞽女さの春」
413日 15時〜 映画「瞽女さの春」 

また、BBSシアターでは、4月6日〜4月13日まで、「瞽女さの春」を監督した増山麗奈監督作品を一挙公開するプログラム「増山麗奈WEEK」が開催されます。映画の上映のほか、俳優希望やスタッフ希望の方向けの映画についてのワークショップも開催されます。

ぜひ他の増山麗奈作品もお楽しみいただけると幸いです。

(増山麗奈WEEK公式HP)
https://eurasia-film.square.site/renamasuyamafilm

予告ムービー
https://youtu.be/XuXrZcXBZpc?si=kDYiri30VPNDxo4x

https://gozesa.org/

(一社)ユーラシア国際映画祭代表 増山麗奈
新潟支部代表 今成 満

 

 

No.575 イベントいろいろ

オンラインイベント、上映会、サポートボランティア等々、協力要請が事務局に続々ときています。

先ずオンラインイベント『学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩』出版イベント第2弾「学校図書館と授業・環境づくりはじめの一歩」から。

どの子も読書を楽しむきっかけとなるような環境づくり、授業づくりの事例を紹介し、参加者と共に読書バリアフリーを進めていくための議論を展開するというものです。

当初から伊藤忠記念財団の電子図書「わいわい文庫」を活用し、子どもたちに読書の楽しみをと研究・活動をしてこられた鹿児島の松田ひとみ先生からの情報です。

「わいわい文庫」の製作は、財団のみなさまの尽力は、もちろんのこと、音ボラネットのみなさんが音訳してくれているからこそと、おっしゃっています。

会報の贈呈を続けていますが、いつもあたたかい励ましの言葉をくださいます。

松田先生も、事例発表なさいますよ。

次は、全盲のパラクライマー小林幸一郎さんを追った映画「ライフ・イズ・クライミング」の上映会です。

会場は、何と私たちの総会会場であるアルカディア市ヶ谷です。

ネットワーク立ち上げ前後には、実に様々なイベントに足を運びました。

そんな折、ある集まりで小林さんの講演をお聞きしました。

小林さんが、NPO法人モンキーマジックを立ち上げられた頃と私たちがネットワークを立ち上げた頃が同じ時期だったような。

その後、またどこかのイベントでお会いしたこともありました。

コバ(小林さん)とサイトガイドのナオヤ(鈴木直也さん)との無謀な挑戦。

2023年のロードショーを見逃してしまった私としては、今回がとても楽しみです。

もう一つ、こちらは総会にお招きしている広沢里枝子さん出演の「瞽女さの春」、こちらは追加上映が発表されています。

これらのことは直接、音訳には関係ないかもしれません。でもその周辺のことを、知ることはとても大切です。

詳細は、音ボラネット イベントいろいろに掲載中です。

ぜひ、事前申込みの上、参加しましょう。

ご自分が参加できなくても、グループのお仲間に、または図書館や学校関係者にも、紹介してください。

よろしくお願いいたします。
会場でお会いできたら、嬉しいです。

学校の「読書バリアフリー」出版記念イベント第2弾のお知らせ

『学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩』出版記念イベント第2弾|「学校図書館と授業・環境づくりはじめの一歩」

のイベントが開催されます。
4月26日(土)オンラインで、しかも無料です。

ご登壇のお一人 鹿児島の現役中学校教師、松田ひとみ先生は「わいわい文庫」を学校図書館で活用していただいている先生のお一人です。
ぜひご参加ください。
詳細は 下記のURLからご覧いただけます。

https://www.gakuji.co.jp/news/n113483.html

★イベント第2弾開催につき、第1弾イベント「学校図書館と国立国会図書館・公立図書館の連携はじめの一歩」のアーカイブ動画を期間限定[2025年10月31日(金)0:00まで]で無料公開いたします!ぜひご覧ください。⬇
▶アーカイブ動画は

No.574 朗読会

コロナ禍の3年間の無観客での開催を含めると、今回で20回目。

昨年、50周年を迎えた、すみだ録音グループ「声」のみなさんによる朗読発表会です。

会場は、曳舟駅近くのすみだ障害学習センター。
主に広報などの音訳をしているグループです。

朗読会を企画し始めた頃は、準備には時間のかかることで、朗読の時間があるなら、本一冊でも音訳した方がいいという声もあり、私もそう思っていました

でも毎回、視覚障害の方々や地域のみなさんが、楽しそうに参加しているのを見て、これはこれで地域に根ざした活動だと、思うようになりました。

何回もお邪魔しているうちに、「声」のみなさんのスキルも上がってきているように感じます。

どちらもこちらも、ご多分にもれず高齢化で、この朗読会もこれで、最後かもというお話しでした。

音訳とは違いますので、読み手の声質や雰囲気に合った作品を選んだら、まだいけそうですよ。

お疲れさまでした。ありがとうございました。

特別上映会のご案内(全盲クライマー 小林幸一郎氏の)

4月19日(土)に、全盲のパラクライマー小林幸一郎(愛称:コバ)氏と、プロのロッククライミングインストラクターである鈴木直也氏との、息の合ったアドベンチャーを描いた作品が6月の総会会場である
「アルカディア市ヶ谷」で上映されます。
是非おでかけください。

『Life is Climbing(ライフ・イズ・クライミング)』の特別上映会を開催します

詳細はこちらからご覧ください。⬇
ライフ・イズ・クライミング 特別上映会

チケット購入方法はサイト中ほどの「チケット購入」のリンクから①~⑤の流れで申し込みできます。

①チケットの種類と枚数を選択

②支払方法を選択

③ログインに進む

④新規登録をする (氏名・メールアドレス・パスワードを入れる)

⑤同意するをクリックすると申し込みが完了

イベント会場ボランティア募集

全日本視覚障害者協議会の東京大会が6月6日(金)~6月8日(日)の3日間、戸山サンライズ(東京・新宿区)で開催されます。
全国から200名ほどの視覚障害の方が集まり、多くのボランティアを募集しています。

ご案内のチラシと申込用紙の写真を掲載いたします。

3日間の一部だけでもOK!
たくさんの方のご協力をお願いいたします。

No.573  瞽女唄コンサート

\今年の瞽女唄の息吹き「広沢里枝子 瞽女唄コンサートinこうのす紫苑 VOL.6」が、開かれました。

友人と二人で参加しました。

今回は、広沢さんと井浦美里さんのお二人です。

我らが広沢さんは、春らしいお召し物に、髪にはご主人からのプレゼントだという菜の花のかんざし。キラキラ光っていました。

ところで越後には、長岡と高田の二つの大きなグループがあったことは、知っていました。が、同じ瞽女唄なのに、唄い方や演奏法がかなり違うということは、知りませんでした。

「演歌とポップス」ほど違うという長岡瞽女唄と高田瞽女唄を広沢さんと、井浦さんが、唄ってくれました。

井浦さんは、若さで押してくるような力強さ、広沢さんは、ハリというか伸びのある力強さ。それぞれの個性あふれる瞽女唄でした。

さて、最寄り駅の北鴻巣から、会場までは、徒歩20分。たぶん、熊谷ナンバーの車に誘いあって、参加している方たちが、ほとんど。

神奈川、東京、埼玉というのは、私くらい?

初めて伺った時、バスもタクシーも見当たらず、畑か田んぼの中の道が続いています。途方にくれていましたら、広沢さんのお友だちの神山朝子さんが声をかけてくれたのが、始まりでした。

確か、大学時代からのお友だちと、お聞きしたような。

見も知らぬ私たちの送迎を引き受けてくれたのです。その後メールのやりとりがあって、いろいろ教えていただくこともありました。

今回、雨模様のなか、初めて駅まで歩きました。行きは主催者にお願いして、迎えにきていただきました。

神山さんの優しさ思いやりを、しみじみ感じました。当たり前なんてことは、一つもないのですね。

広沢さんの目が不自由になり、いくつもの不安や悲しみを乗り越え、やがて瞽女唄と出会います。

私の故郷でもある、旧黒川村の盲老人ホームに、小林ハルさんを訪ねたこともあるそうです。そして萱森直子さんのお弟子さんとして、修行してきました。

ご本人の努力の賜物で、人前で演奏できるようになりました。

しかし、演奏する場がなければ、多くの人に披露することはできません。

カフェ「紫苑」のことを知っていた神山さんが、「ここにこんな人がいます。演奏させてもらえませんか」と何度も、紫苑のオーナーの小林さんに、お話しなさったようです。

結果、その後は広沢さんの瞽女唄は、カフェ「紫苑」でとなりました。

毎回、神山さんはじめ「広沢里枝子さんの瞽女唄の息吹きコンサート応援グループ」のみなさまが、しっかり支えています。

羨ましいほどのつながりです。

広沢さんには、どんなにか心強いお仲間でしょう。

神山さんが書かれた童話を、広沢さんが朗読するという珍しいシーンがありました。

瞽女唄からは、想像もできない広沢さんの優しい柔らかな声が、その内容と相まって、それまでの舞台とは、まるで別の世界へ私たちをいざなってくれました。

広沢さんと神山さんお二人の、お互いへのオマージュだと思いました。

本当に素敵なコンサートでした。

ありがとうございました。

No.572 落語会

ある日の昼下がり、戸山寄席へ。

みんなにやさしいらくごかい〜障害のある方もそうでない方も この指とまれ!〜と題した新宿区立戸山図書館での落語会です。

春風亭昇吉師匠の登場です。

岡山大学を卒業後、東大へ。東大初の落語家です。

しかしそんなことは、肩書にも話題にものせず。

普通ならそれを売りにする人もいるでしょうにと、まずびっくり。

肩書には、落語ユニバーサルデザイン化推進協会 代表理事とあるのにもまた、びっくり。

はなから好印象をいだきました。

しかし、私自身は寄席に行ったり、テレビやラジオで落語を聴くということが、ほとんどありません。それでも家族が「笑点」を観ていたもので、何人かの噺家さんの名前は、知っていますが、まるで詳しくありません。

昇吉師匠は、さまざま解説してくれました。

寄席の太鼓、一番太鼓、二番太鼓、中入り太鼓、追い出し太鼓について。また音で誰がでてくるのかわかる、出囃子などなど。うどんとそばを啜る音の実演も。

私のような初心者には、とてもよくわかりました。

4人に1人が認知症、2人に1人が癌になる時代。笑いは大切と。

久しぶりに大笑いしました。

終了後、ご挨拶をさせていただきました。

名刺を手にとり、「ああ、音訳ね。ボランティアでどこでも行きますよ、いつでも連絡をして」と名刺をくださいました。

「目の不自由な人は、落語が好きだよ」とも。

いつか、全国視覚障害教師の会のみなさんだったか、寄席にご案内したことが、ありましたっけ。

みなさん、本当に楽しそうにしていたのを思い出しました。

いつも楽しいユニークな企画をなさる戸山図書館に感謝です。

情報を寄せてくださった南部さん、ありがとうございました。

No.571 贈呈式

2024年9月に設立50周年を迎えた、伊藤忠記念財団では、今年もまた「子ども文庫助成事業」の受領者・受賞者を伊藤忠東京本社ビルに招いて開催する、「贈呈式」が行われました。

いうまでもなくこの「子ども文庫助成事業」と並び、「電子図書普及事業」がもう1本の柱です。

こちらは、障害があるために、通常の書籍では、読むことが難しい子どもたちのために、マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」を製作・寄贈しています。

私たちは、その音源を提供しています。

さて文庫助成の受賞・受領のみなさまは、毎年たくさんの応募者の中から、選ばれた方々です。国内はもちろんのこと、海外からの応募もあります。

読み聞かせ、地域または家庭文庫、病院や施設の子どもたちへの活動、更には特別支援学校の図書支援などです。

贈呈式のあとの懇親会では、いろいろな方々と名刺交換できました。

音訳とは直接、関係はありませんが、子どもたちの笑顔のために頑張っている皆さまから、刺激を受けます。

なかでも、「てんやく絵本ふれあい文庫」の岩田美津子さんとのおしゃべりは、貴重でした。

見える見えないに関係なく、一緒に絵本を楽しむためにてんやく絵本を製作し、全国へ貸し出している方です。

私の点字付き名刺をなぞりながら「私自身は、音訳にお世話になっています」と。

読みで、これはと思うものがありますか、とお聞きしました。

「私の大好きな宮本輝さんの『流転の海』、9巻あるのよ」と言いにくそうに話されました。

「1巻を聴き始めて、これは?と思ったけど、それしかないので、しかたなく最後まで聴きました」と明るく笑っていました。

大好きな作家さんの作品、1巻だけならまだしも、9巻までとなると忍耐ですねと、苦笑しかありませんでした。

たくさんの方々と交流できて、ありがたいひと時でした。

いつもお招きいただき、ありがとうございました。

「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」のご案内

日本図書館協会障害者サービス委員会から
「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」のご案内 が届きました。
多くの音訳に携わる方々にご参加いただきたいです。

ご案内のサイト ⬇

https://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2025onyaku.html

チラシはこちら ⬇
音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー案内