会報46号にご寄稿いただいた三芳町三室さんから、上映会のおしらせをいただきました。
「三芳町では、9月1日の防災の日に向けて、耳の聞こえない(ろう者)映画監督、今村彩子氏が東日本大震災等の災害現場を記録したドキュメンタリー映画「きこえなかったあの日」を上映します。
映画上映のバリアフリー化を目指し、字幕付き、音声ガイド付きでの上映となります。お気軽にお越しください。」
詳細はこちら
会報46号にご寄稿いただいた三芳町三室さんから、上映会のおしらせをいただきました。
「三芳町では、9月1日の防災の日に向けて、耳の聞こえない(ろう者)映画監督、今村彩子氏が東日本大震災等の災害現場を記録したドキュメンタリー映画「きこえなかったあの日」を上映します。
映画上映のバリアフリー化を目指し、字幕付き、音声ガイド付きでの上映となります。お気軽にお越しください。」
詳細はこちら
7月26日音ボラ通信46号を発行、発送しました。
到着まで数日かかる見込みです。
1週間たっても未着の場合は下記アドレスまでお知らせください。
全国音訳ボランティアネットワーク
info@onyaku.net
おなじみの「やまねこ朗読会」開催のお知らせが届きました。
【日時】
2022年9月10日(土)
13:00~16:00(12:40開場予定)
【プログラム】
受講生による発表
講師 山根基世さんによる朗読
※内容は変更となる場合がございます
【会場】
国立オリンピック記念青少年総合センター
国際交流棟 1階 国際会議室(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
小田急線「参宮橋」駅より徒歩約7分
アクセス https://nyc.niye.go.jp/train/
【申込】
先着200名
※ 会場使用料としてお1人1,000円を申し受けます(中学生以下は不要)。
また、コロナ感染拡大防止に関するガイドラインも下記リンクのページに書かれています。ご確認の上お申し込みください。
「子どもの本棚」プロジェクトが始動して半年。
おかげさまで、たくさんの応募がありました。
事務局では、受付、選書、仕様書の作成とそれぞれの担当が、頭を悩ませながら頑張っています。
今さらいうまでもないことですが、ボランティアの高齢化、そしてその先のボランティアの減少と大変厳しい現状のなかで、子どもたちに正しいきれいな日本語を、温かみのある肉声で届けようと始まったものです。
音訳者募集に際して、事前審査もしていませんので、当然といえば当然かもしれません。
読みの力量は、ピンからキリまでだということを、この度しみじみ感じました。
安心して聴いていられる読み、明るく若々しい声で読まれたものがあるかとおもえば、「全国音訳ボランティアネットワーク」の名前で国立国会図書館に提供するのを、躊躇われるものもあります。
一冊毎に仕様書を作成して、音訳者に渡しています。
この本は、どんな作りになっていて、どういう内容なのか、先ずはしっかりと把握してください。
仕様書はじっくり読んでください。
中身をきちんと子どもたちに伝える、次も読みたいと思われる読みを意識しましょう。
学校で教材として使われるかもしれないものです。
児童書なら簡単に読めると思っている人もいるようです。
それは、大きな勘違いではありませんか。
言うは易しかもしれませんが、どうぞすべては、子どもたちの笑顔のためです。
引き続きよろしくお願い致します。
「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」が開催されます。ぜひ、ご参加ください。
藤田代表も講師として登場します。
主催:日本図書館協会
企画・運営:障害者サービス委員会(担当:関西小委員会)
日時:8月6日(土)10:30~16:40
会場:オンライン(Zoom)
定員:300名(先着順)
参加費:1,000円(事前入金)
対象:録音資料を製作している音訳者、音訳ボランティア、障害者サービス用資料を作成している図書館の職員
内容:著作権法の考え方とその概要(文化庁著作権課)、音訳ボランティアに必要な著作権法条文とその解説(障害者サービス委員会)、政令指定グループへの登録及び国立国会図書館の視覚障害者等用データ送信サービスのデータ提供を考えている方のために(杉田正幸/国立国会図書館関館)、
全国音訳ボランティアネットワークの活動紹介及び図書館・ボランティアに望むこと(藤田晶子/全国音訳ボランティアネットワーク代表)
詳細HP:障害者サービス委員会ウェブページ
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2022onyaku.html
問合せ先:日本図書館協会障害者サービス委員会事務局
事務局あてのメールが送信不可能でもどってしまう事象がありました。
ご迷惑をおかけしました。
復旧しましたので引き続きよろしくお願いいたします。
音ボラネット事務局
2回の延期を経て、広沢里枝子さん(広沢さんについては、3月29日発行の会報で紹介しています。ぜひご覧ください)の瞽女唄コンサートが、埼玉県鴻巣市で開かれました。
萱森さんはじめ何人かの瞽女唄を聞いたことはありましたが、広沢さんのコンサートは初めてです。
丁度1年前に大怪我をし、それを乗り越えてのコンサート。
広沢さんの挨拶の中で「たくさんのみなさんに助けていただき、応援していただき、演奏できるまでに回復しました。心から嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。この嬉しい気持ちを爆発させて、みなさんに喜んでいただける演奏をしたい」とおっしゃっていました。
その言葉通り、はじけるような笑顔が印象的でした。
人間国宝であり、最後の瞽女と言われた小林ハルさんの最後の直弟子である、萱森直子さん(さずきもんたちの唄の著者)のお弟子さんです。
私の知る限り視覚障害の瞽女唄奏者は、広沢さんだけではと思います。もし違ったいたらごめんなさい。
瞽女唄とは、そもそも盲目の旅芸人のものでしたから、広沢さんに引き継がれたことは、素晴らしいと思います。
先ずは門付け唄、門口(玄関)に立ち、今年も来ましたよと短い唄を歌います。
広沢さん、自宅の玄関前に立ち家の中にいる人に声が届くように練習したとか。
寒声(かんごえ)と言い、寒中に声を出して喉を鍛えておくといい声が出るという修行があります。
小林ハルさんも幼少の頃、川向こうの人に声が届くように、雪が舞い風が吹き付ける川の土手に上がって修行していた様子が、映画「瞽女 GOZE」にありましたっけ。
広沢さんもお腹の底から声が出ている感じ。この声を聞く人に伝えずにおくものか、という気迫のようなものすら感じられました。
段物と呼ばれる「祭文松坂 葛の葉」もよかった。
後半は、姉弟子の小関敦子さんとの掛け合いで歌う瞽女唄。
そして三味線の伴奏がない「瞽女萬歳」、面白かったです。
最後は、映画「瞽女 GOZE」の瀧澤監督から、映画のこぼれ話的なお話しを伺いました。
広沢さんとはもちろん、瀧澤監督ともお話しができました。やっぱりこうでなくてはと、嬉しくなりました。
広々とした田園風景、菜の花が一面に咲いている荒川土手。
会場の「カフェ・ホール・ギャラリー紫苑」は歴史を感じさせる母屋やお庭。丁度、白木蓮が満開でした。
その庭の奥には、漆喰の蔵がありました。
ステキなコンサートでした。
お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。
社会福祉法人聖明福祉協会の本間律子さんから、日本ライトハウス創業100周年記念講演(YouTube配信)のお知らせをいただきました。日本ライトハウス創設者である 岩橋武夫氏の研究をされてきた本間さんが、記念講演をされました。
その動画配信が3月3日から4月16日までの間、下記のアドレスから視聴できる旨(YouTube)でご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=yAslzu-bSvk
ZOOMによる講演会のご案内です。密を気にせず参加できます。
———————
資料変換者(音訳ボランティア)・図書館関係者向けオンライン講演会
主催: 新宿区立戸山図書館
協力: 公益財団法人 日本盲導犬協会
対象: 図書館の音訳ボランティアなど視覚に障害のある方の為の支援活動をしている方、及び図書館関係者
日時: 2022年3月10日(木) 15:00~16:30
概要: 日本盲導犬協会の活動についてや、盲導犬ユーザーが図書館を利用する際にどう誘導したらよいか等、盲導犬に関する基本的な知識を身に着け、盲導犬ユーザーと接する時のコツをわかりやすく教えていただく。
講師: 日本盲導犬協会 職員 中村 士(なかむら つかさ)氏
講演方法: Zoomを利用します。下記申し込み方法により登録していただいた参加者のメールアドレスに、当日参加用のURLを記載したメールを3月6日(日)に送信いたします。
募集人数:75名(申込み先着順)
参加費:無料
申し込み方法: lib.shinjuku.toyama@mail.trc.co.jp宛に
①氏名
②メールアドレス
③所在地・所属(お住まいの都道府県名・グループ名(ない場合は所在地と「全国音訳ボランティアネットワーク」のみ)を明記の上お申し込みください。
※2~3日以内に、当館よりお申込み確認メールを送信いたします。
申し込み受付締め切り日:3月1日(火)締め切り前でも定員に達し次第受付を終了いたします。
問い合わせ先: Email: lib.shinjuku.toyama@mail.trc.co.jp
新宿区立戸山図書館 障害者サービス担当 谷口・村上
昨年の総会で、大変お世話になった株式会社 19 の安藤将大さんから連絡をいただきました。
『健常者と視覚障害者がマジで楽しめるNPO始めます。お互いに「一緒に遊ぼう」と言い出すきっかけを届けるために、一緒に楽しめる場を作るNPO「日本ユニバーサルレジャー協会(ULO)」を立ち上げました』と。
実際に遊んでみた動画を観ながら、楽しさやワクワク感を共有する!というキックオフイベントのチラシで、早速視聴を申し込みました。
先ずは若洲海浜公園でタンデム自転車に乗ります。初めはパイロットの健常者と息を合わせるのが大変。漕ぎ出すタイミングは、右足からイッセーのセーで。
会話を楽しみながら。パイロットは景色を伝えながら、道路状況も伝えます。
何と言っても風とスピード感。風を感じるのってサイコーと。
続いては、車を運転してみます。
安藤さんたちが、北海道の草原を貸切り、土地の所有者も乗せて、疾走します。
もちろん助手席にはナビの健常者。安藤さんはもちろん、全盲の女性の楽しそうなこと。観ているこちらは、ぶっ飛んでしまいそう。
次は、アスレチック。こちらも全盲の女性。
バンジーもやってみたいと。命綱もあるし、見えないから怖くないと。
みなさんの楽しそうなこと。笑顔が輝いています。
最後は、パラクライミング2021年の世界チャンピオン濱ノ上文哉さんとお母さんのハマママのトーク。
お母さんは、ご本人が見えにくくなった時、思春期とも重なり親子の会話もなく、何を困っているのかわからなく悩んだと。
子育ては大変です。
さて、代表の安藤さんのお話し。障害者と健常者との間に壁があるのは、しょうがない。それを認めることから始める。
遊びは失敗してもいい、仕事はそうはいかない。ULO自体がダイバーシティであり、インクルージョンだと。
安藤さんの言葉は、考えさせられます。
若いって、素晴らしいと改めて思いました。
次回も参加してみたいと思うイベントでした。