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No.501 紙芝居

新宿駅からほど近い、知る人ぞ知る「プーク人形劇場」で「紙芝居と愉快な仲間たち」を楽しみました。

紙芝居を舞台で鑑賞?するのは初めてのことです。

伊藤忠記念財団マルチメディアDAISY「わいわい文庫」の読み手のなかには、私たち音訳者の他に、劇団員や紙芝居の演者もいて、興味がありました。

コロナ対策は、いつも通り。参加者は開場前から外に並んでいましたが、熱心な地方からの方やら紙芝居仲間やら。これは、少々密。

マスク着用は当たり前。体温を測り、手指の消毒。座席は3人掛けのところ2人まで。通路側は透明な仕切り板。

舞台上の演者のみなさんは、さすがマスクはなしの、フェイスシールド着用でした。
いつもの手順、いつもの風景です。これが日常ですね。

紙芝居は、子ども向けのものは多いけれど、大人向けというのは少なく、演者のみなさんが脚本と絵を書き、自費出版されている例もあるとか。

今回もいくつかは、自作自演のものがありました。

参加者は大人ばかりでしたが、大笑いの場面が何度もありました。楽しかったです。

紙芝居は日本で生まれ、1930年代に「街頭紙芝居」という形で始まったようです。駄菓子を売るために子どもたちを招き寄せる手段、宣伝のため?

そういえば遠い昔、大きな街にある親戚の家に連れて行ってもらった折に、お小遣いを握りしめ、おじさんからアメを買い、紙芝居を観た記憶が甦りました。

紙芝居は字の如く、お芝居です。演者の個性やアドリブが光ります。おじいさんはおじいさんらしく、犬は犬らしく、お姫様はお姫様らしく。そうすることで、子どもたちは、お話しに引き込まれます。
「わいわい文庫」の音訳者は、ここまで極端ではなく、でも子どもたちに本の楽しさを伝えるためには、参考になるところもあるかなあと感じたしだいです。

先づは、子どもたちをひきつける読みの工夫も必要かもしれません。

No.500 朗読発表会

山根基世さんの朗読指導者養成講座の第5期修了生有志による発表会が、国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれました。

ご存知のように山根さんは、元NHKのアナウンサーで女性初のアナウンス室長を務められた方です。2015年開講で過去には、私たちの会員さんも受講していました。

本当に久しぶりに会場に足を運び、対面の集いに参加しました。

検温、マスク着用、手指の消毒はもちろんです。
窓を大きく開けたり、密を避けるための人数制限をしたり、一回毎のマイクの消毒を徹底したりしていました。

立ったままの発表でしたので、壇上の左右と正面には、高いクリア板が設置されていて、正面部分は、都度消毒していました。

文字・活字文化推進機構 事務局のみなさんは、マスクにフェイスシールドを着用して、忙しそうでした。

当分は、こういうスタイルが続くでしょうから、私たちとしても参考になります。

さて、修了生有志15名による発表は、各3分です。男性もいます。

朗読でも音訳でも、言葉を相手に伝えるということは、最大の共通項だと思うのですが、難しいですね。言葉が明瞭でないと、相手には届かないわけですから。

このコロナ禍で不安も抱えながら頑張ってきた皆さんには、大きな拍手を送ります。

最後は、山根さんの「うしかたとやまんば」でした。さすがです。

さまざまな気づきがありました。

唐突ですが、対面によるコミュニケーションに勝るものはないとしみじみ感じました。

会報「音ボラネット通信42号」を発行!

 会報「音ボラネット通信42号」を3月23日、発行しました。

お手元に届くまでに数日かかる場合があります。
1週間たっても未着の場合はご連絡ください。

なお、今回は「総会のご案内」「Zoomの設定・参加方法」のチラシも同封しています。

総会に向けて準備を進めています。
Zoom総会の参加申し込みをお待ちしております。

黙々と・・・緊張感をもって

「やまねこ朗読発表会」開催のご案内

「朗読指導者養成講座」事務局から発表会のお知らせが届きました。

『2020年3月に予定していた第5期発表会及び修了式の中止以降、事務局では「何とか開催できないだろうか」と、協議を重ねてまいりました。
山根先生ともお打ち合わせを行った結果、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり講じたうえで、以下の通り、東京都内の会場で開催する運びとなりました。
ご都合のついた5期生有志のみの参加にはなりますが、1年越しの成果発表会、ぜひお越しくださいませ!

◆第5期「やまねこ朗読発表会」開催概要
【日程】2021年3月21日(日)
・土曜クラスの部 10:30~12:15(10:00開場予定)
・日曜クラスの部 15:00~16:45(14:30開場予定)
※各部、5期生有志(15~20名程度)の発表と、山根講師の朗読を予定しています。

【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木神園町) 国際会議室 アクセスhttps://nyc.niye.go.jp/category/access/

【定員】各部 先着約100名
※各部、会場使用料としてお一人様1,000円申し受けます。

【申込】以下、感染防止ガイドラインページの下部から申込フォームへ移動します。
http://www.mojikatsuji.or.jp/news/2021/02/26/4613/

ご案内は以上です。

No.499 インターネット配信その2

前回に続き、情報を!

日本ライトハウス情報文化センター(情文)の竹下さんとお話しをしていて教えていただきました。

講演会のご案内です。

今まででしたら、どんなに興味や関心があっても、会場(この場合は大阪です)に足を運ばなければ聞けなかったことです。今や居ながらにして、自宅等で聞けるのです。

3月11日(木)14時開催予定です。

「2020年度ボランティア交流会 記念講演〜タイで活躍中の堀内佳美さんを迎えて」がオンライン開催されます。

Zoom参加は情文ボランティアさんのみ、私たち一般は、You Tubeライブで視聴できます。無料です。詳細は情文HPへ。

講師の堀内さんは、高知県出身。そういえば、高知の松田さんから、堀内さんの記事が掲載された高知新聞の切抜きを送っていただいたことがありました。ありがたいことです。

堀内さんは、幼少期から視力が低く、高校生で失明。国際基督教大学を卒業。学生時代に留学したタイに移住。非営利団体「アークどこでも本読み隊」を設立。
現地で読書支援を続けています。明るくて元気な方です。パワーをいただけること間違いなしです。

ところで、音訳の講習会もオンラインで、というところが増えています。オンラインは苦手という人も、必要に迫られて参加せざるをえないようですが、その他のイベント的なものには、イマイチ参加が少ないとか。

いつまで続くかわかりませんが、このコロナ禍で、一か所に人が集まって何かをするということが今は、ほとんどなくなりました。図書館での対面朗読も、Zoomでというご時世です。

慣れるしかありませんね。苦手意識を克服し、さまざまな情報を自ら努力して取りにいかないと、古い常識にとらわれ続けることにもなりかねません。

そのことが、音訳にも反映しかねません。

新しい日常の中で、新しい活動を共に考えるきっかけにしましょう。

上記イベントのサイト↓

2020年度ボランティア交流会を開催! – 日本ライトハウス情報文化センター (lighthouse.or.jp)

 

 

No.498 インターネット配信

新型コロナウイルスの感染者数が、ずいぶんと減少し、ワクチン接種も始まるようですが、安心というには、微妙です。

みなさま、おかわりありませんか。

一年以上スケジュール表は、真っ白です。

たまにイベントの予定が入ってきて、開催日を心待ちにしていると、コロナの感染拡大のために中止と連絡が入ります。
今度のイベントは大丈夫かしら、というのが新規開催予定のものに対する私たちの唯一の反応になっています。

今まであちこちに足を運び、直接顔を合わせることで築いてきた、信頼だとか絆だとかが、結びずらくなっていると感じます。

オンラインで画面越しに、「初めまして!」が増えました。なかなか慣れませんが、そうばかりは言っていられません。今後は、私たちの世界でもこういうスタイルが定着することでしょう。

そんな中、今月13日に予定されていた広域財団法人 文字・活字文化推進機構主催の「読書バリアフリーと図書館の役割〜誰もが読める環境づくり〜」が、インターネット配信に変更になりました。(無料、要申込)

今後、参加したくても遠方のため、なかなか参加が叶わなかった全国のみなさんにとって、地方にあっても居ながらにして、最新の情報に触れらる機会が増えていくことでしょう。

これはこれで、歓迎すべきことですね。

登壇予定のみなさんは、音ボラネットに馴染みの方々がたくさんいらっしゃいます。
基調講演のアブディン モハメドさん
パネリストの岐阜県の神山 忠さん、
高知県の坂本 康久さん。
コーディネーターの宇野 和博さんです。

懐かしいお顔ぶれです。
詳細は当HPに掲載しています。
どうぞ一人でも多くの方が参加なさいますように。

 

総会をZoomで開催します!

すでに会報でお知らせしましたとおり、2021年度の総会はZoomなどを利用して開催します。
先日から「Zoomでの参加」のご希望調査をメールでお送りしております。
なお、総会の詳細については、3月下旬発行予定の会報等で、あらためてご案内いたしますので、お待ちいただきますようお願いいたします。

「読書バリアフリーと図書館の役割」開催のご案内

インターネット配信のイベントのご案内です。
自宅にいながらにして参加するイベントはこれからの世の中で「普通のこと」になっていくかもしれせん。
是非多くの方にご参加いただきたいと思います。

内容:
文字・活字文化推進機構の読書推進イベントについてのお知らせです。

公益財団法人 文字・活字文化推進機構は、「開かれた読書環境」をテーマに
「読書バリアフリーと図書館の役割~誰もが読める環境づくり~」を開催いたします。

障害の有無にかかわらず、誰もが読書を楽しめる社会にするためには、
どのようなことが必要でしょうか。
公共図書館、学校図書館で読書バリアフリーに向けた実践を行っている方々や
障害のある図書館利用者を迎え、今後の図書館などの障害者サービスの充実に向けて、
ご自身の読書体験をふまえて語っていただく基調講演とシンポジウムを開催します。
読書バリアフリー法が施行された今、開かれた読書環境について一緒に考えてみませんか。
ご関心のある方は、どなたでも参加できます。ぜひ、お申込みください。

開催方法:2月下旬頃インターネット配信(無料・要申込)

対象:読書推進活動や読書バリアフリーに興味・関心のあるかたなど、
どなたでも参加していただけます。要約筆記もございます。

プログラム内容:
行政報告「読書バリアフリー法に関する国の動向」
横井理夫さん(文部科学省総合政策局 地域学習推進課長)

基調講演「めざそう!みんなに開かれた読書環境を」
アブディン モハメドさん
(参天製薬株式会社 企画本部 CSR 室 グローバル インクルージョン戦略企画担当)

シンポジウム「ひろげよう、障害者の読書環境づくり」
パネリスト
神山 忠さん(元・岐阜特別支援学校地域支援センター長)
坂本康久さん(オーテピア高知声と点字の図書館 館長)
野口由紀子さん(市川市立南行徳中学校教諭・特別支援教育コーディネーター)
コーディネーター
宇野和博さん(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)

【バリアフリー図書の紹介コーナーも!】
視覚・聴覚・触覚など、それぞれの感覚を使って楽しめるもの、
わかりやすいもの、デジタルで作られているものなど、
障害の有無にかかわらず読みやすいように工夫された図書を紹介する
コーナーも予定しています。

詳細はこちら

読書バリアフリーと図書館の役割~誰もが読める環境づくり~

※開催方法、プログラムは都合により変更となる場合がございます。

◆インターネット配信(2月下旬頃)へのお申込み
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=lgmi-lfldta-2d63af939c79dc2b024963c8df78eed1
またはメール
office@mojikatsuji.or.jp へ
お名前、ご職業、お住まいの都道府県、動画の配信希望の旨を明記のうえ、
「読書バリアフリー」事業局までお申し込みください。
※ 出演者への質問も募集しております。ぜひお寄せください。

《申込・問合せ》
公益財団法人 文字・活字文化推進機構内「読書バリアフリー」事業局
MAIL office@mojikatsuji.or.jp
WEB http://www.mojikatsuji.or.jp/

音ボラ通信第41号発行!

会報「音ボラ通信 第41号」を12月22日(火)に発行しました。
クロネコメール便にてお届けいたします。
到着までしばらくお待ちください。

今回は会報の他に、先日の緊急アンケートの集計結果報告書も同封しております。

今後の活動の参考にしていただければ幸いです。

今年も残りわずかになりました。
コロナに明け暮れた一年になってしまいました。感染は拡大の一途をたどっています。
どうぞみなさま、くれぐれもご自愛くださり、新しい年をお迎え下さい。

No.497 音ボラネット通信第41号

枯葉舞う季節となりました。寒さも一段と厳しくなりましたが、みなさま、お変わりありませんか。

さてようやく、会報「音ボラネット通信」第41号が、今月22日に、発行予定となりました。7月30日発行済みの第40号については、事務局でもさまざまな考えがありました。休刊にしては、という声もでました。

どうしても集まっての作業があります。それも活動場所のボラセンは、都心です。

それはないのでは?と言われながら、自己責任で参加できる人は、作業にきて!とお願いするしかありませんでした。

こんな時だからこそ、全国を繋ぐ、会報を届ける。そんな思いでした。継続にこそ意味があります、というボラセンの佐藤さんの声に、背中を押されました。

今号は、みなさまからのアンケート結果を踏まえ、内容を構成しました。

「コロナ禍における事例報告」は、コロナにも負けず、試行錯誤しながら、さまざまな取り組みに挑戦している様子が伝わります。
またみなさまが、たぶん一番関心のある情報の一つ、「USBマイク」のことも掲載しました。

そして、この状況だからこその「オンライン活用術」ぜひ、参考にしていただければ。

こんな中でも入会してくださるみなさまに感謝しつつ「新会員紹介」コーナーでは、個人会員の代表を一人、団体会員一グループを取り上げました。とてもユニークな思い、活動をしています。お互いに協力し合えたらいいですね。

また、皆さまからの情報提供は、ありがたいです。一方通行の会報ではありませんので。

当会の「リモートボランティア」の記事が、徳島新聞に掲載されました。それを地元ではなく東京の可児さんが知らせてくれました。

更には、広瀬浩二郎さんの『それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!』というショッキング?な題名の最新作を送ってくださったのは、奈良の渡辺さんです。

アンケートの集計結果も合わせ、お読みください。一つでも二つでも参考になる記事があれば、幸いです。

「初めて会報発行までの作業に関わり、大変な思いをして作り上げていることが、よくわかりました。主婦業、そして自らの会の活動の傍ら、本当にご苦労なことと思います。全国の会員のみなさまには、隅から隅まで熟読していただきたいですね」とは、新たに事務局に加わってくれた南部さんの言葉です。

恐縮しながら紹介させていただきました。

ご意見•ご感想などお寄せいただければ、事務局スタッフ一同の励みにもなります。

どうぞよろしくお願いいたします。