東京両国の門天ホールで行なわれるイベント『もんてん瞽女プロジェクト2017 見えない世界を見る〜広瀬浩二郎の仕事Vol.2「ユニバーサル」って何?〜』のお知らせです。
午前は、広瀬浩二郎氏の点字についての一般の方向けの講座と
午後は、視覚障害者の外出を少し体験できる予定です。
詳細はこちらです。⇒http://www.monten.jp/20171105
東京両国の門天ホールで行なわれるイベント『もんてん瞽女プロジェクト2017 見えない世界を見る〜広瀬浩二郎の仕事Vol.2「ユニバーサル」って何?〜』のお知らせです。
午前は、広瀬浩二郎氏の点字についての一般の方向けの講座と
午後は、視覚障害者の外出を少し体験できる予定です。
詳細はこちらです。⇒http://www.monten.jp/20171105
今年もまた、国立オリンピック記念青少年総合センターを会場に日本図書館協会主催の全国図書館大会東京大会が開かれました。
10月12日~10月13日の2日間です。
冷たい雨の降る一日、分科会に参加しました。
分科会は24もあるのですが、悲しいかな身体は一つ、やはり毎年、障害者サービスに足が向きます。
午前中は、障害者サービス1「ディスレクシアなど学習障害を含む発達障害者・児への図書館サービス」、そして午後は同じく障害者サービスの2「LLブックやLL版利用案内を中心とした知的障害者への図書館サービス」に参加しました。
1も2も、基調報告や講演など、いつものお顔なじみの方々です。
図書館職員のみなさんは、たぶん担当の異動もあるでしょうし、毎年交代で参加していると思いますので、私や当事務局メンバーのように、毎年参加している者とは違うでしょう。
もちろん、新しい情報もあります。みなさま毎回同じ話をなさっているわけではありません。
しかしいささか、新鮮味に欠けるきらいがあると感じるのは私一人でしょうか。
ならば、24もある分科会、他のところに出たらということになりますね。
どこに出てもムダはないと思いますが、やはり私たち音訳に関わっている者としては、障害者サービス部会です。
ここで一つ、素人考えで恐縮ですが、提案させていただきます。
図書館に関わる人たちは、なにも職員のみなさんだけではありません。
音訳や点訳等に関わるボランティアもしかりです。
図書館の最新状況を学べる場、図書館を利用する視覚障害者等の障害当事者の生の声が聞ける場を設け、お互い情報や意見交換ができる場を、ぜひ作っていただけたらと思います。
図書館の専門性を追究することはもちろん大切でしょう。
しかし、一般の利用者やボランティアも気軽に足を運べる図書館大会があってもいいのにと考えますが、みなさん!いかがでしょうか。
そういえば過去に一度、ボランティアや一般の人が、進んで参加してみたいと思える分科会がありました。
各地からの参加者と交流したことがありましたっけ。なつかしいです。
初めて日本盲導犬協会の催しに参加しました。
それも晴れやかな創立50周年の記念式典に。
182組のユーザーと盲導犬、そして支援者やボランティア等合わせて600名が都内新宿区のホテルに集まりました。
言うまでもなく、永きに亘って視覚障害者の積極的な社会参加と自立を支援してきた団体です。
ところで私と日本盲導犬協会との関わりは、何年か前仙台での集まりの終了後に、常務理事の吉川明さんたちとご飯を食べたことが始まりだったでしょうか。
その後、会報「盲導犬くらぶ」を送っていただいているのですが、初めての会報のページをめくっているとなつかしいある視覚障害者の方がたくさんの仲間と一緒に楽しげに1枚の写真に収まっていました。
風の便りに盲導犬ユーザーになったらしいとは聞いていましたが、実際にパートナーと共に遠くまで旅している元気そうな様子に嬉しくなりました。10数年振りの姿でした。
会報送付のお礼と共に、そんなことを書き添えた手紙を事務局に送りました。
支援者やボランティアから届くメッセージを紹介する「ハーネスひろば」というページがあるのですが、そこに私の一言を載せてくれました。そんなこんなのお付き合いで、この度の記念式典にご案内をいただきました。
さて、盲導犬も晴れがましく色とりどりの装いで参加。中には着物スタイルでお腹に帯を巻いているワンちゃんも。まるでさながらファッションショーのようでした。
例年、各地域毎に催されているという新ユニット出発式を今回、182ユニットが一堂に会する「全盲導犬ユニット出発式」として見せていただきました。
壇上に上がった新ユニット36名、そして代表4名の挨拶がありました。みなさん人間味あふれる楽しく力強い挨拶です。
「世界を広げ、人生を豊かにしてくれた」と。
中には見えなくなって何ヵ月も引きこもっていた人が、自信に満ちて前を向いています。
吉川さんが私に「これを見てほしかったんですよ」と言われましたが、納得です。
吉川さん、貴重な場に立ち合わせていただいて、ありがとうございました。
ところで若い訓練士のみなさんが誇らしげにそして、優しく盲導犬とユーザーを見守っていました。頼もしいです。
実に様々なみなさんによって盲導犬が育てられ、視覚障害者に貸与され、最後もまたハッピーに看取られているということに、大きな感動を覚えます。
蛇足ですが、「日本盲導犬協会」の「日本」をみなさんは、どう読みますか。司会の開式の言葉、主催者挨拶は「にっぽん」です。
後に続く来賓の祝辞になると「にほん」という方が何人もいました。
みなさんも経験がありませんか。
大いに気になりました。しかし、こうなると職業病?でしょうか。
でもやっぱり気になります。
山根基世さんイベントのお知らせです。
「あの人に贈りたい一字」と題し、日本漢字能力検定協会と共催にて朗読講演会を京都にて開催いたします。
由緒ある祇園弥栄会館内ギオンコーナーで開催いたしますので
ぜひ秋の京都、観光がてらお越しいただければと思います。
お申込み・詳細はこちらをご覧ください。http://www.kanjicafe.jp/detail/7592.html
次に朗読指導者養成講座 第4期生募集開始について
来週13日より開始いたします。
詳細は下記サイトでご覧になれます。http://www.mojikatsuji.or.jp/top-kouza.html
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公益財団法人 文字・活字文化推進機構
安藤 愛
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-12-3
TEL 03-3511-7305 FAX 03-5211-7285
e-mail ando@mojikatsuji.or.jp
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「今朝はだいぶ冷えこんだんですよ」と地元の人が言うわりには、日中は穏やかな秋日和でした。
朝7時の新幹線で新潟へ。市内にある新潟ユニゾンプラザで開かれた視覚障害者の総合イベント「アイフェスタにいがた2017」に参加するためです。
お馴染みの新潟県立西高等学校の栗川先生が実行委員長です。
式典(優秀文芸作品の表彰もありました)に続き、佐藤博志さんのヴァイオリン演奏がありました。
新潟盲学校から東京芸術大学に進み、現在は地元で活動なさっているようです。「愛の喜び」「愛の悲しみ」「愛の夢」などアイフェスタのために「愛」の名曲を披露してくれました。
しばし、癒しの世界へ。
午後からの第二部では、チャリティ上映会。映画「くちびるに歌を」、音声ガイドと日本語字幕付きのバリアフリー上映会です。この映画の存在すら知りませんでしたが、長崎県・五島列島の美しい風景と教会が印象的です。
天才ピアニストと噂される女性教師が島の中学校に赴任するところから始まります。教師も生徒も、それぞれが胸に秘めた悩みと厳しい現実を乗り越え、仲間とともに合唱コンクールを目指し、歌います。
合唱って、いいなあ、若いって、いいなあと思わず涙が出ました。感動の映画でした。
フロアには、企業や学校、団体の出展もありました。
県知事と市長の祝辞の後に音ボラネットの代表として紹介していただきました。
事前に栗川先生から「せっかくですから来賓として紹介します。励みに思うボランティアさんもいるはずですので」と、ありがたいご提案をいただいていました。
新潟県視覚障害者情報センターの「世界の名著・日本の名著」でお世話になっている狩野さんたちは、裏方で忙しそうでした。
新潟県立新潟盲学校の石畑校長先生、盲老人ホーム「胎内やすらぎの家」の村山施設長(なんと私の小・中学校の同級生です)、点訳の佐藤さん、落ち着いた司会は長岡市内の個人会員・遠藤さん、みなさんと楽しく話が弾みました。
栗川先生も実行委員長としてお忙しいのに、付き合ってくださり、有意義なひとときでした。
暖かみのあるいい会でした。
もしかして、的外れでしたら申し訳ありません。
私が感じたことを最後に一言。
新潟駅のタクシー乗り場に、白杖を持った人、盲導犬を連れた人が列を作っていました。「今日は何かあるのかしら」と言う声が聞かれるほどでした。
これは当然ですが、ここに一般の人、特に学生さんや若い人も参加してくれたらよかったかもと思いました。
サイトワールドでお馴染みの新潟大学・渡辺研究室等の学生さんも出展していましたが、参加というのとは、少し違うでしょうから。
今後、演奏や上映をとりいれて、一般の参加者も受け入れていくことも大切ではないでしょうか。
先ずは視覚障害者の現状を広く知ってもらうことが、バリアをなくすことにつながるのでは。
音訳ボランティアも出展して「音訳って、朗読とは違います」と活動をアピールしたらいかがでしょうか。
これは先日の「BABAフェス2017」から学んだことです。
色んな所で連携・協力の輪が広がったらいいですね。
みなさま、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
お天気にも恵まれた「BABAフェス2017」が、無事終わりました。
月一で高田馬場で開かれている馬場村塾の塾長である成松さんを中心に実行委員会を結成。
顔を合わせての打合せ、メールでのやり取り多数。
そして、それぞれの立場で広報や、当日のガイドにも頑張りました。
しかし初めは、いったいどんな人たちが何人くらい参加してくれるのか、見当がつきませんでした。
いざフタを開けてみると大盛況でした。
「会場が狭くて、回りの音がうるさくて聞き取れなかった」と多くの方にいわれました。
予算があるわけでもなく、会場はとりあえず、いつもの馬場村塾の場所。こじんまりした所です。
初の試みです。やむを得ません。
会場の部屋の回りに8つのコーナー展示。
真ん中には午前と午後の2回のトークセッションのため、その都度、椅子を並べます。
セッティングしていた椅子では足りず、セッションが始まってからも椅子を出さなければならないほどの盛況で、嬉しいかぎりでした。
私たち音ボラネット事務局が担当した展示コーナー「よむ」のブースでは、あえて月刊誌「旅と鉄道」、まんが「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を試聴してもらうことに。
ある利用者は、「写真は細かい部分まで丁寧に説明されていた」と。4人の方から「旅鉄」を読みたいと希望がありました。
また、「こち亀は、サピエにあがっているものとは違う」、「まるでラジオ番組を聞いているみたい」、「リズム感がある」と。
おかげさまで、2種類とも大変に好評でした。
音訳に関わったみなさん、よかったですね。
午後一のアフタヌーンセッション。
ナビゲーターの橋口さんは、一足早くハロウィンにちなみ、黒のマント姿。
私は、オープニングセッションのviwaの奈良さんのつけていたこちらもハロウィン仕様のヘアバンドを借りて、登場。
「旅鉄」の最新の音訳を手掛けた新宿区の南部さんが具体的に写真の説明をしてくれました。
二人三脚のセッションとなりました。
さて来場者の中には直接ご案内を差し上げた、オトバンクの上田会長、チラシの配布にご協力をいただいた文京盲学校の桑山校長先生の姿も。
また文京盲や筑波大附属盲の保護者と子どもたちが数組来場してくださったことも、特に嬉しく励みになりました。
視覚障害当事者が、知っていて当然というようなことを、知らない方もいて、改めて情報格差を感じるヒトコマもありました。
楽しい気づきの多いイベントでした。
また来年、さまざまな分野の人たちが集まってバージョンアップしたBABAフェスやりたいですね。
みなさま!お疲れさまでした。
ありがとうございました。
従来は国民文化祭の終了後に、障害者芸術・文化祭が行われてきましたが、近年のユニバーサル、インクルーシブ社会の潮流を踏まえ、今年の奈良大会から、国民文化祭、障害者芸術・文化祭が同時開催(一体開催)されることになりました。
これは画期的な試みであり、障害理解が進むことも期待されます。
「体感する奈良! ーー“心”感覚展」
【会場と開催日時】
①大淀町文化会館(吉野郡大淀町)
9月24日(日)~10月2日(月) 9:30~18:00
※9月26日(火)は休館。
②奈良県文化会館(奈良市)
10月6日(金)~15日(日) 9:00~18:00
※10月10日(火)は休館。
【内容】
目で見る展示から、“心”で感じる展示へ! 障害のある人もない人も、ともに楽しめる展覧会。触覚はもちろん、聴覚、嗅覚など、全身の感覚で奈良の魅力を味わってみよう!
【“心”感覚ワークショップの開催日時】
①9月24日(日)14:00~15:30 大淀町文化会館 ②10月8日(日) 10:00~11:30 奈良県文化会館
※ワークショップ参加には事前申し込みが必要です。「氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレス」を明記し、ハガキかfaxで以下の事務局にご連絡ください。メールで広瀬にご連絡いただければ、僕がまとめて参加申し込みをすることも可能です。
【事務局】
大阪市北区万歳帳3-7 株式会社日展内
「第17回全国障害者芸術・文化祭実行委員会事務局」
“心”感覚展担当
Tel 06-6362-2210
fax 06-6362-6030
湧水&花 第18回朗読会
日時 2017年10月31日(火)
13:30開演(13:00開場)
入場無料
場所 武蔵野芸能劇場(0422-55-3500)
JR中央線・地下鉄東西線三鷹駅下車 北口徒歩2分
演目 鉾の女(田辺聖子)
雨傘、ざくろ、金糸雀(川端康成)
お山の七福神(さねとうあきら)
箕輪心中(海野弘)など
十三年(山川方夫)
チラシは⇒ 湧水&花 第18回朗読会
9月19日(火)から毎週火曜日(全10回)
午前10時~12時
初級音訳ボランティア養成講座が開催されます。
場所は福生市福祉センター。
市外在住の方も受講可能です。
参加費テキスト代が1500円必要です。
お問い合わせ、申込等は下記にご連絡ください。
ふっさボランティア・市民活動センター
【住所】〒197-0004 東京都福生市南田園2-13-1
【電話】042-552-2122
ホームページの「書誌データ一覧」を更新しました。
今回12冊の図書が加わりました。
書誌データダウンロードからご覧になれます。
お近くの視覚障害の方々にぜひおすすめください。
製作したグループをお知らせします。
今回加わった図書(一般のみ)の書名の頭に*をつけて表示しています。ぜひ、ご利用ください。