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ボランティア募集(全国盲人福祉大会・東京大会)

ボランティア募集の依頼がきました。

視覚障害者の誘導や案内でボランティアが不足しているそうです。ただし、誘導・案内はガイドヘルプ等ではなく、看板等を手に持ち、視覚障害者とその付き添いの方に声を掛け、次の行き先までの道案内をするボランティアだそうです。

※全日とも、交通費・昼食代(一律)の支給あり。
※イベント保険に加入予定(ボランティア分も含まれる)

詳細は下記をご覧ください。

全国盲人福祉大会ボランティア依頼内容について

ご協力いただけます方は
事務局info@onyaku.netまでお知らせいただくか
下記の問い合わせ先にご連絡ください。
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ボランティア募集

第71回全国盲人福祉大会東京大会

平成30年6月11日(月)
①午前11時から午後1時
②午後1時から3時30分

6月12日(火)
①午前8時30分から10時30分
②午前10時30分から午後1時
③午後1時から午後5時

6月13日(水)
①午前8時から11時
②午前11時から午後2時
③午前8時から午後2時

会場 JR・つくばエキスプレス 「秋葉原駅」
浅草ビューホテル
ボランティアの内容  場外、場内案内誘導 等
募集人数  各日 10 ~ 15人

問い合わせ先  公益社団法人東京都盲人福祉協会
(新宿区高田馬場1-9-23   03-3208-9001)
ボランティア募集

No.442 初の新潟県立図書館への訪問

「4月28日29日、新潟県立図書館で日本昔話の旅の原画展を企画してくださいます。イベントのお手伝いに行ってきます。」と我らが伊藤忠記念財団の矢部さんからメールをいただきました。

ここ数年、点字図書館改め視覚障害者情報センターへは数回お邪魔したことはありましたが、県立図書館とはご縁がありませんでした。一度はと思っていましたので、これはいいチヤンス。矢部さんの応援?がてら、伺うことに。

新潟駅から車で20分弱。
桜の名所鳥屋野潟公園の一角。付近には、野球場や自然科学館などかあり、広い森の中にある図書館といった趣でしょうか。

キャッチフレーズは「フクロウの森の図書館」です。
中に入ると広々としていて、エントランスホール及び閲覧室の窓の外には、緑が溢れ居心地の良い空間となっています。
桜の季節は、さぞやと思われます。

さて、正面玄関を抜け、閲覧室に入る手前のギャラリーで、マルチメディアDAISY図書の体験会が行われていました。
各県に伝わる昔話が、マルチメディアDAISY図書で楽しめます。

新潟県の昔話「みるなのくら」のさし絵原稿や語り原稿が展示されています。4月24日~5月13日までのこどもの読書週間記念展示の一環です。

そのうちの二日間、矢部さんが、iPadを使ってのマルチメディアDAISY図書の体験会をお手伝いしていました。

事前に新聞、テレビ、ラジオにも取り上げられたせいもありで、こども連れの家族など、150名以上のみなさんに「わいわい文庫」を体験してもらったようです。
私がお邪魔した時も、こどものたちが楽しそうにiPadを使っていました。

新しい読書の可能性を広げる「マルチメディアDAISY図書」を知ろう!というタイトル通り、先ずは一人でも多くのみなさんに知ってもらうこと。
県内初の公共図書館での試みは大成功だったのではないでしょうか。
「障害者サービス」もこれからということですし、当然音訳者の養成もこれから。今後何かお手伝いできることがあればと思います。

おかげさまで、貴重な一時でした。

No.441 馬場村塾

久しぶりの馬場村塾参加です。

6時30分開始、懇親会は9時からというのは、さすがの私もだいぶきつくなってきました。

今回は、つくば技術大学在職中に、何度かお訪ねもし、音ボラネットの研修会「学習を支える音訳」について講演もしていただいた長岡英司さん。

現在は日本点字図書館の館長です。
ぜひ参加しなくてはと思いました。

近年、視覚障害者の社会参加は目立って拡大してきました。
これは、情報アクセス手段の充実がひじょうに大きいと言えるでしょう。IT化以前の視覚障害者の情報環境、広く点字のこと等々、知らない時代のことも多く、先人のご苦労はいかばかりだったろうかと思います。

参加者の中には、長野や岩手、京都からの方もいて、立ち見も出るかと思われる盛況でした。

質問タイムには、「せっかくなので、日点の現状とか今後の取り組みなどについて教えて!」という声がありましたが、うまくはぐらかされたかな?
私もぜひ、伺ってみたかった。次回に期待します。

さて、今後の馬場村塾ですが、4月と5月は、日中開催になっています。通常の時間帯だと難しい皆さんにもぜひ参加してほしいと思います。

大川和彦さんが新塾長になりました。
引き続き甲賀さん、成松さんともに、サポートしてくれます。
うまい具合に若手にバトンタッチしました。
私たちも見習いたいです。

それから今年も馬場フェスやります。夏です。乞うご期待。

もうひとつ、9月14日~16日に神戸で「第27回視覚障害リハビリテーション研究発表大会IN神戸」~発見そして自立ー視覚リハの新時代へ~が開催されます。

ここで我らが馬場村塾がポスター発表で登場。大川新塾長が活動報告を行います。
私もぜひ勉強がてら参加して応援したいと思います。

No.440 読書バリアフリー法セミナー

2013年6月、国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)は「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のあるものが発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」を採択。

日本でも条約の批准に向け、国会で著作権法改正案の審議が始まろうとしています。

日盲連、DPI日本会議、全国盲ろう者協会、そして弱視者問題研究会の4団体は、マラケシュ条約批准時に著作権法を改正するだけではなく、読書障害者の読書環境を総合的に整備するための「読書バリアフリー法」の制定を求めて運動しています。

私たち音ボラネットとしても、著作権法改正に向けては、文化庁への陳情、パブリックコメントの提出等を行ってきました。
ですので、日本盲人福祉センターで開かれたセミナーには、多大な関心を持って参加しました。

弱視者問題研究会の宇野和博先生からは、「マラケシュ条約と著作権法、読書バリアフリー法」について。

枚方市立中央図書館の服部敦司さんは、「視覚障害者の立場から読書バリアフリー法に期待すること」を話されました。

宇野先生が音訳ボランティアの高齢化等にふれ、テキスト作成ボランティアを提案。

「プレーンテキストを作る。きれいなテキストデータをベースにしてさまざまな媒体を保証していかなければならない」と。とても興味深く伺いました。

また「サピエ図書館」と「国立国会図書館」の話も。

データが二元的に管理されているより、一元化されたほうがいいにきまっています。が、これがなかなか難しい。

大学図書館、学校図書館、公共図書館、点字図書館、更には社協や地域ボランティアの製作したものが、国会図書館の下に集められることが理想だと思うのです。

ところで、NPO法人自立生活センター「くれぱす」の見方信子さんの意見発表に、当事者の声が何より、人の心を動かすと感じました。この方は、「耳と目はOK。口も動かせるので話せる。でも身体障害なので24時間介護が必要。手が動かないのでページをめくれない。めくってとか、次のページとか介護者に言うのは違和感があり、気を使うのに疲れた。電子化されたものは読めるようになったが、ノベルや最新本などは読めない。時間差でしか読めない。健常者や晴眼者と同じタイミングでというのは難しい。自分の読みたい時に読めることが大事」と。

全国盲ろう者協会の川島朋亮さんからは、「全く見えない、全く聞こえない全盲ろう者は点字が使える。でも点字離れが増えている。しかし、点字が必要な人もいて、一人ひとりのコミュニケーション方法が違っている」と。

全ての障害者がいつでも読みたい本を自分にあった媒体で買ったり、借りられるようになることを目指し、「読書バリアフリー法」の制定を求めていかなければなりません。

もちろん出版社にも合理的配慮を求めながら、関係する全ての団体、個人が協力、連携をしなければなりません。

私たちも音訳だけに専念していればいい、という時代ではないのではと思います。

CD-R いりませんか~。

音訳グループ 我孫子の関口さんからの情報です。

都内の企業で今月末で処分されるCD-Rが1500枚あります。
送料のみでご提供してくださるようです。

パナソニック製で録音図書用に使用できることは確認済みです。
ただ、おもて面がレーベルプリントができない、光沢のもので、
社名が印刷されています。

梱包の都合で300枚単位でヤマト運輸利用の着払いの発送になります。(参考:都内⇒都内 1,123円)

上記の条件でご希望の方、
至急事務局 info@onyaku.net までお知らせください。
29日(木)午後11時まで受け付けます。
お問い合わせも事務局までどうぞ。