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No.564 サイトワールド

今年もサイトワールドが開かれました。

毎年、11月1〜3日の日程で墨田区錦糸町のマルイ8F、すみだ産業会館サンライズホールで開催されます。

視覚障害者に特化した展示会と、講演会やシンポジウムなども行う総合イベントです。

当事務局では、場内アナウンスを担当。

ガイドブックに名前が掲載されていて、ありがたいです。

参加者から、名前がありますねと言われ、そこから会話がはずむこともあります。

ところで今年は、手一杯の事務局は1日だけ担当、後は、地元の「すみだ録音グループ 声」のメンバーが、引き受けてくれました。

事務局としては、大助かりです。ありがとうございました。

さて私も、中日に参加。

先ず、錦糸町駅ホームで単独歩行の男性に声をかけました。筑波大学附属視覚特別支援学校の先生でした。

お目当ての企業のブースまでの短い時間でしたが、楽しいおしゃべりタイムでした。

私は、日進月歩の福祉機器を見るのも楽しみですが、会場での懐かしい方との再会や新たな出会いが、より大きな楽しみです。

全国視覚障害教師の会の大胡田先生、点字毎日編集長の濱井さん、そして全盲の新聞記者の佐木理人さんとは、初めましてのご挨拶ができました。

TBSテレビnews23で拝見していましたし、点字毎日に書かれている記事を読んだりしていましたので、初対面という感じがしませんでした。

またこのサイトワールドの実行委員長である荒川さんともお話しができましたし、委員の1人、髙橋さんとも短い時間ながら、有意義なお話しができました。

視覚障害者の地域生活を支援することを目的として立ち上げたグローイングピープルズウィル(GPW)の理事長です。

季刊GPW通信を送ってくださっています。

いいお仕事をなさっていて、刺激を受けます。

私たちの会報を事務局のみなさんに、回覧してくださっているとか、嬉しいかぎりです。

次回2025年は、会場が改装工事のため10月16(木)〜18(土)の開催予定だそうです。

音訳とは直接は、関係ないかもしれませんが、次回はぜひ、あなたも参加してみませんか。

できれば日頃馴染みの利用者さんを誘ってみては、いかがでしょうか。

「視覚障害者がこんなにいるとは思わなかった」また、「初めてこういった展示会に来たので、こんなに便利なものがあると思わなかった」という、来場者の声があるそうですよ。

2025年度 川崎市視覚障害者情報文化センター 嘱託職員(録音図書製作担当)募集

録音図書製作担当職員募集のおしらせがありました。
皆さんの周りに、適任の方はおられませんか。
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川崎市視覚障害者情報文化センターにおいて、見えない・見えにくい方々に提供する録音図書の製作業務をおもに担ってくださる嘱託職員を募集いたします。

雇用形態:嘱託職員 (録音図書製作担当)
※原則1年契約 (契約更新あり)

採用予定人数:1名

採用予定日:2025年4月1日
※試用期間3か月。期間中本採用と労働条件に変更なし。

勤務地:川崎市視覚障害者情報文化センター (神奈川県川崎市川崎区堤根34-15)
※社会福祉法人日本点字図書館が川崎市より指定管理者の指定を受けて運営している施設です。

従事すべき業務:録音図書の製作に関わる業務

勤務条件など、詳細は下記URLのホームページをご覧ください。

https://www.nittento.or.jp/news/202504_recruitment_kawasaki.html

採用選考対象者:次の各項に該当する者
(1) 四年制大学/短期大学/専門学校 卒業 (いずれも見込み可)
(2) 視覚障害者の福祉に理解と関心を有する者
(3) パソコン基本操作 (Word・Excel・メール)が可能な者
・Word (文字の入力、書体の変更、図やイラストの挿入、印刷ができる)
・Excel (罫線を引ける、数式の入力、基本的な関数(SUMやIFなど))
・メール (メール送受信、データ圧縮解凍、データ添付など)
(4) 音訳の経験、または音声編集ソフトを使った編集経験があれば、なお可
(5) 心身の健康状態が良好な者

選考方法(日時・会場)等

(1) 第1次選考(2024年12月中旬): 書類選考

(2) 第2次選考(2025年1月下旬): 筆記試験・個人面接 (筆記用具持参のこと)

会場: 日本点字図書館内 (東京都新宿区高田馬場1-23-4)

提出書類
(1) 履歴書(写真貼付。メールアドレス記載のこと)
(2) 最終学歴の卒業証書または卒業証明書、卒業見込みの者は卒業見込証明書(いずれも写し可)
(3) 職歴のある者は職務経歴書

提出先
封筒の表に「川崎市視覚障害者情報文化センター嘱託職員応募書類在中」と朱書し、下記あてに郵送ください。
※同時期に日本点字図書館勤務の嘱託職員も募集しておりますので、必ず川崎市視覚障害者情報文化センターに係る応募であることをご明示ください。

〒169-8586 東京都新宿区高田馬場1-23-4
社会福祉法人日本点字図書館 総務部総務課

提出締切:2024年11月30日(土曜日)必着

選考結果通知:各選考後、休館日を除く5日以内 (メールにて通知)
nitten@nittento.or.jpからのメールが受信できるようにしておいてください。
採用に関するお問い合わせ先
〒169-8586 東京都新宿区高田馬場1-23-4
社会福祉法人日本点字図書館 総務部総務課  担当: 石出・野村
電話: 03-3209-0241 (火曜日~土曜日 9時~17時)
メール: nitten@nittento.or.jp
(※ここまで)

No.563 日点訪問とチャリティーコンサート

実に久しぶりに日本点字図書館を訪ねました。

立花明彦先生が、館長に就任されて初めてです。

立花先生とは、静岡の大学にいらした頃から面識はあります。今でも「館長」とお呼びするより「先生」の方が、私にはしっくりきます。

ここ数年、都内はもちろん出張先でも
あらまた!という感じで、お会いしていましたが、なかなかゆっくりお話しする機会はありません。

この度は、ご相談というかお考えをお聞きしたく、情報交換も兼ねて、思い切ってお邪魔したという次第です。あっという間に時間が過ぎました。

会報を寄贈していますが、いつもご丁寧な感想とお礼のメールが届きます。お忙しい方なのにと恐縮します。

さて帰り際、日点主催のチャリティーコンサートのチラシをお預かりしました。

ヴァイオリニストの澤和樹さんと全盲のピアニスト梯剛之さんとデュオコンサートのチラシです。

コンサートと言えば、故高橋實さんの視覚障害者支援総合センターの「競い合い助け合うコンサート 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」を懐かしく思い出します。

実行委員として、たくさんのみなさまに応援していただきました。

久しぶりに、秋も深まる上野の森でヴァイオリンとピアノの音色に癒されましょうか。
みなさまもいかがですか。
東京文化会館でお会いできましたら、嬉しいです。

以下、ご参照ください。

  

 

No.562 図書館や行政との付き合い方

みなさんのところでは、図書館や行政の担当者と友好関係が結ばれていますか。

ネットワーク立ち上げの前後は、ボランティアに何ができる?とか、ボランティアのくせに!という声がなきにしもあらずでした。

あれから20年近く、ボランティアの地位は向上し、堂々と意見や要望が言えるようになったでしょうか。

この頃「広報を無償で音訳してきたが、有償にしてもらいたいと行政と交渉したい、何かアドバイスはありませんか」とか。

また、「サピエに上がっているものを教材に研修会を開いてもらいたい、と図書館の職員に頼みたい。どうしたらいいでしょう」というような問合せが続きました。

そんな折に、埼玉県三芳町役場の三室さんと、ボラセンでお会いしました。

三室さんは、もう何年も前に「音訳について教えてほしい」とボラセンを訪ねてくださった方です。

えーっ⁈何で行政の人がボランティアに、というのが、初めの印象でした。

お会いして話してみると、こちらとは違う行政目線、またあちらとは違うボランティア目線に、お互い違和感を感じることなく、楽しく有意義な情報や意見の交換ができたこと、懐かしく思い出します。

今回、その時のことも話題に上がりながら、ボランティアと行政の付き合い方について、アドバイスいただきました。

初回のボラセンの出会いは、三室さんたちにとっては、ボランティアといえど、全国組織の皆さん方に対してのリスペクト。

そしてこちらとしては行政のみなさんへのリスペクト。

今もって、三室さんに会報をお送りすると必ず、感想や励ましのメールが届きます。

たまに三芳町で何か関連するイベントがあったりすると、出向いたりもして、交流が続いています。非常にありがたいことであり、珍しい例ではないでしょうか。

これはやはり、“人”ですね。

今は何かあればすぐに、パワハラだ、なんだというご時世です。

諦めず先ずは、信頼関係を築く努力をすること。

お互いに、それぞれの立場を尊重し、敬意をはらう、大事なことではないでしょうか。

すべては、利用者に繋がることです。

お互い、さまざまなことに、挫けず頑張りましょう

公益財団法人 伊藤忠記念財団から「研修会動画視聴のお知らせ」です。

伊藤忠記念財団から「読書バリアフリー」関連の研修会動画視聴のお知らせが届きました。
申込不要でご視聴できます。
多くのみなさまに是非ご覧いただきたいと思います。

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先日実施いたしました下記研修につきまして、
当財団のホームページに動画を掲載いたしましたので、
ご案内申し上げます。

https://www.itc-zaidan.or.jp/summary/ebook/seminar/index.html

1.特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(2024.8.1~9.30実施)
掲載期間:2024年10月9日~2026年3月30日

※ただし、藤澤和子先生のご講義のみ【2024年12月25日まで】の掲載となっておりますので、ご注意ください。

2.読書バリアフリーフォーラム北海道(2024.7.14実施)
掲載期間:2024年10月9日~2024年12月25日

上記の動画は、期間内であればいつでもご視聴いただけます。

音訳ボランティアの皆様にもご案内いただければ幸いです。

急に気温が下がり、体調を崩される方も増えているようです。

どうぞ皆様、お身体に気をつけてお過ごしください。

公益財団法人 伊藤忠記念財団

2025年ユニバーサルカレンダー

視覚障害者総合支援センター杉並から
2025年版のユニバーサルカレンダー発売のお知らせです。

来年はフルーツのイラストたっぷりのカレンダーです。
ご協力よろしくお願いいたします。

 

QRコードからも購入に進めます(Yahoo!shopping)

お知らせ | 社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター (siencenter.or.jp)

No.561 戸山図書館での井上先生のお話し

9月も半ば、一向に暑さにかげりも見えない14日。
会報やホーム・ページでご案内の井上賞子先生の講演がありました。

島根県は松江市立の小学校の先生です。お住まいは、「い・ろ・は・す」の採水地の一つである大山の中腹だそうです。

矢部館長の熱意にほだされ、はるばる上京なさいました。

“読まない人”を“読みたい人”に〜支援学級での取り組みと成果〜という演題です。

先生のお話しは、以前にも伺ったことがありましたが、話しだしたら止まらないというパワフルな方です。

音訳ボランティアがたくさん参加しているということで冒頭、40代で失明したお父さまは、読書が生きる糧だったというお話しを披露。聴衆の心をつかみます。

さて、読むことに困難を持つ子にとっての読書の大切さをいうは優しいが、その環境を整えることは、難しい。

学校図書館は、「紙の本しかない」のがあたりまえ、学校図書館は、どの子にとっても、有効な読書環境になっているのか、との問いかけが刺さりました。

「読んでもらえばわかるから、読み聞かせが大好き」と言っていた子どもたちも、誰かがいないとできないという読書に対して、辛さを感じてくる。

ある学校図書館では、日常の読書にリーディングトラッカーを活用したり、「わいわい文庫」を活用したりとさまざま工夫を。

しかし、文字を追っていくことの負担感を覚える子もいる。オーディオブックだと、しんどくないという子。子どもたちの困難さも、さまざま。それぞれに合った読書環境の設定が大切。

豊富な実例を次から次へと紹介。そしてその成果もまた、豊富。

あっという間に、時間が過ぎました。

私たちのグループでは、マルチメディアDAISYやテキスト訳とは縁がなく、みんなあまり関心がないかも知れません。とは、あるグループの代表の方に直接、参加のお願いをした時の応えです。

皆さま、私たちの音訳が、視覚障害者への情報提供に特化されていたような時代から、今や、その対象が視覚障害者等の等が示すように拡大していることは、ご存知のことと思います。

読書に困難を抱える子どもたち!もです。

最後に井上先生とお話ししました。

2年間で100冊近い児童書を音訳、国立国会図書館に音源を提供した、「子どもの本棚」の活動を紹介しました。

「ありがたいです。“音“があるのは助かります」と。

これからも良質の児童書の音訳を進めていきたいと思いを新たにしました。

ご自分の参加はもちろんのこと、情報を拡散してくださった皆さま、ありがとうございました。

次回は、もっともっと多くの方々の参加に期待します。

No.560 日本翻訳連盟 翻訳祭での講演

6月初めのことでした。

一般社団法人 日本翻訳連盟(JTF)翻訳祭実行委員会プログラム委員の松浦さんから、メールが届きました。

10月〜11月の翻訳祭に「ことばを伝えるー情報、技術、文化、そして心を伝える」をテーマにオフラインとオンラインで開催されるとのこと。

点訳や音訳について話してくれる人を紹介してほしいという内容でした。

音訳について話せる人をたくさん知っています。紹介もやぶさかではありません。でも私は、全国の音訳者・ボランティアのネットワークの代表です。

私もその講演者の候補の1人に、加えていただきたいとお応えしました。図々しい気がしないでもありませんでした。

が、音訳ボランティア当事者として、音訳はもちろんのこと、それを必要とする視覚障害者等の読書や学習環境について、視覚障害者とは、全盲の人のこと、朗読は知っているが、音訳については、その言葉さえ知らないという多くの皆さんにお伝えしたいという思いが、勝っていました。

結果はすんなり、お願いしたいとお返事がきました。無名の私では、主催者として不安がおありかもしれません。私も口頭でお話しを伺いたいと伝え、ボラセンでお会いすることに。

松浦さんがお仕事のかたわら、音訳を始めたという一文が、ある時のメールに添えられていて、興味を惹かれたこともあります。

プログラム委員長の高橋さんと2人でいらっしゃいました。

私の話しが面白いと、正式に依頼がありました。

私は、今年の会場である金沢で、参加者を前に、話しをするのかと思っていましたら、オンデマンド登壇ということで、事前収録だそうです。あまり経験のないことで、戸惑っていましたら、収録当日、事務局のある京橋のビルの一室に松浦さんの他に、実行委員長とプログラム委員のみなさんが集まってくださることに。

おかけさまで、聴衆もなく1人でカメラ相手に話すより、よほど心強かったです。ありがとうございました。

藤田の思いが、びんびん伝わってきたと言っていただきました。お一人の方からは、翻訳と音訳は似ていると言われました。

言葉を伝えるという共通点があると思いました。

たくさんの皆さまに、私の思い、音訳そのものについて、また音訳ボランティアのことそして、視覚障害者等のことをお話しできる機会をいただきました。

心から感謝申し上げます。ありがとうございました。