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No.374 コンサートが無事終了

今年も視覚障害者支援総合センター主催の「競い合い助け合うコンサート2015ー羽ばたけ視覚障害音楽家たち」が、10日に無事終了しました。
実行委員として主にチケットの売りさばきに協力しています。
毎年毎年、しつこいくらい情報提供と言いながら、お誘いの手紙を書いています。
会場まで足を運んでくださった皆さまはもちろんのこと、お誘いの手紙を受けとってくださるみなさまにも、お礼を申し上げます。

今年は、打ち合わせの時の意見をもとに、チラシの工夫、内容の充実が、図られたのではと思います。
私はただ意見や感想を言うだけの気楽な立場ですが、現場の星野さんやみなさんは、いつも大変だと思います。正に言うは易し、です。
さて毎回、那須塩原市から新幹線で、参加してくれる人。ご両親が楽しみにしていると一緒に参加してくれる親孝行なお嬢さん。必ず利用者同伴の人。毎回参加しますと言ってくれる人。日頃からさまざま応援してくださる図書館職員などなど。
本当にありがたいです。

でもなかなか入場者が増えません。
原因はどこにあるのでしょうか?
日程のせいでしょうか。
秋は特にイベントが目白押しです。
今回は3連休の初日でした。遠出をするという人、お孫さんの運動会だという人がいつになく多かったようです。
この日程、私もいつも悩みの種ですが、希望の日を狙っても抽選なのです。
また出演者の人選にもよるでしょうか。

ただどんな状況であれ、一度参加してくれた人は、ほとんどリピーターになってくれます。
「励まされます」、「元気をもらいました」、「来年も楽しみにしてます」と言ってくれます。

そうなると宣伝不足でしょうか。

出演者の力強い演奏や素晴らしい歌声を聞いていると、私もまた頑張ろうと思います。

いつの日か、会場を一杯にという夢を持って。

平成27年度 わいわい文庫校正ボランティア募集のお知らせ

伊藤忠記念財団からの情報です(校正ボランティア募集)

伊藤忠記念財団が実施しています「障害のある子どもたちへの読書支援事業」にご理解、ご支援をいただきましてありがとうございます。ご存じの通り、私どもの財団は児童書を電子化し、わいわい文庫の名称で全国の特別支援学校や公共図書館等に寄贈する事業を行っています。おかげさまで少しずつではありますが利用が広がり始め、今年度は約1,000か所へ提供し、対象者の読書活動に利用していただいています。
 現在、事務局では平成28年5月に配布します作品の編集作業に取り組んでいます。その中で大きな課題となっていますのが校正者の不足です。校正は子どもたちに間違いの少ない作品を提供するために必要不可欠な作業です。しかし、著作権者の皆様から大切な作品をお預かりしておりますので誰にでもお願いするわけにはまいりません。そこで、今年度に私どもが主催しました読書バリアフリー研究会にご参加いただきましたみなさま(当財団が住所を把握している方)へお願いの連絡を差し上げました。
 紙の本では読むことが難しい子どもたちへ、読書の楽しさと読みとおした自信を届けるために、ぜひ、お力をお貸しください。

                  記
☆名称  :わいわい文庫校正ボランティア(第1期)
☆任期  :平成27年10月(お申し込み日)~平成28年2月末
☆内容  :➀文字データと音訳の一致確認
      ➁誤字、脱字の確認
      ➂ルビの確認
☆募集条件:ネット環境があり、日本障害者リハビリテーション協会のホームぺージから
      AMISをダウンロードしたパソコンをお持ちで、USBメモリーもしくはCDで
      データを見ることができる方。
☆謝礼  :無償でのご協力をお願いします。
☆申込  :電子メールでお申し込みください。(cds@itc-zaidan.or.jp)
わいわい文庫校正ボランティア申し込みと明記し、お名前を電話番号をご記入ください。
☆手順  :➀お申し込み頂いた皆様に、校正準備が整った作品から順次、作品名、完成
       時間、締切日を電子メールで送信します。
      ➁校正可能な方は、折り返し電子メールでお知らせください。
      ➂財団よりCDもしくはUSBメモリーに作品データを収納し、郵送します。
       作品には電子透かしを加工していますが、慎重にお取り扱い下さい。
       データの公衆送信、配布、販売等、他者への提供は禁止します。
      ➃出来る限りデータはパソコンにダウンロードせずに、その都度CD等の媒
       体からご利用ください。
      ➄校正結果を電子メールでお知らせください。校正が修了しましたCD等の
       媒体は、配布時に同封します、返信用封筒でご返却下さい。
☆問い合わせ:担当 矢部 剛
      (電話 03-3497-2652 E-mail : cds@itc-zaidan.or.jp)
 以上です
平成27年10月5日
公益財団法人伊藤忠記念財団
電子図書普及事業部

No.373 朗読

札幌市の田中隆子さんから朗読会のご案内が届きました。

北海道には、とても熱心な方が多いのですが、田中さんは、その中で最も精力的に活動されているお一人ではないでしょうか。

札幌リーディングサービスグループ「朗読110番」の活動を始めて30年近くになります。
平成24年、文化庁より「著作権法第37条第3項の視覚障害者のための複製または自動公衆送信が認められる者の指定」を受け、翌25年、特定非営利活動法人の認証を受けました。
更には26年にサピエに入会。

何の後ろ楯も持たない一ボランティアグループが、複雑な事務手続きを一つ一つクリアし、認められるまでのエネルギーは、半端ではありません。
すでにいくつかのグループでも経験済みのことでしょうが、頭が下がります。

音ボラネットのプロジェクトである伊藤忠記念財団マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」や新宿区立戸山図書館の蔵書作りに協力してくれています。
安心してお任せできるグループの一つです。

さて田中さん個人は、長くNHK日本語センターで学んできました。
特に「朗読サロン」には8年間毎週、札幌から通っていました。
ここの朗読コンテストでは、度々入賞。
24年の「森鴎外生誕150年記念・朗読コンテスト」では最優秀賞を受賞しています。

昨年「朗読サロン」で共に学んできた仲間たちと朗読ユニット「ぽらりす」を立ち上げました。
札幌での第1回朗読会に続き、今年は東京での開催だそうです。
まず、第1部は、中学生を対象にした「朗読公開レッスン」。
第2部は朗読会です。夏目漱石を取り上げるそうです。

「講師の的確な助言の下、レッスン生の読みがどう変化し、進化するか」、中学生がレッスン生になる朗読公開レッスンに興味がわきます。

田中さん曰く、「いわゆる音訳の方法論ではありませんが、合成音声が普及しつつある現状を鑑みても、読みの選択肢が多いことは無意味ではないと思います。意味の伝達だけではない朗読の楽しさを味わってみて下さいと」。

いろいろな表現方法があります。
利用者が視覚障害者限定ではないなか、いわゆる朗読のような読みをとリクエストされることもあります。
新しいことに挑戦している仲間の朗読会、ぜひ参加したいと思います。

12月6日(日)、浜離宮朝日 ホール(13時開演)でお目にかかりましょう。

詳しくは、HP「イベントいろいろ」をご覧ください。

読書バリアフリー研究会のご案内

今秋、3会場で実施いたします読書バリアフリー研究会のご案内です。
多くの方々にご参加いただき、みなさんで障害のある子どもたちの読書環境を考
える機会になるといいですね。また、お知り合いに興味のある
方がいらっしゃいましたらご紹介ください。

すべて、参加費は無料です。
申し込み(必ず事前にお申し込み下さい)は、伊藤忠記念財団へ、電話・FAX・E
メールにて
1.参加会場 2.参加者氏名 3.住所 4.電話番号 5.所属(ある方のみ)
 6.当日の緊急連絡先をお知らせ下さい。

各会場のご案内は、リンク先をご覧ください。

2015年10月24日(土)【熊本会場:くまもと森都心プラザ】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_kumamoto20151024.html

2015年10月25日(日)【佐賀会場:佐賀県立図書館】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_saga20151025.html

2015年11月28日(土)【沖縄会場:宜野湾市民図書館】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_okinawa20151128.html

伊藤忠記念財団 電子図書普及事業部のURL
http://www.itc-zaidan.or.jp/ebook.html

皆さまのご参加をお待ちしています。

公益財団法人 伊藤忠記念財団
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〒107-0061
東京都港区北青山2-5-1
電話:03-3497-2652
FAX:03-3470-3517
email:cds@itc-zaidan.or.jp
http://www.itc-zaidan.or.jp/
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朗読ユニット『ぽらりす』 朗読会のお誘い

「日本語の豊かな音の響きをもとめて」と題して朗読会を開催します。 
  今回のテーマは、近代日本語の父といわれる「夏目漱石」です。
  来年、生誕150年・没後100年を迎える漱石作品を、
  「音の世界」で味わってみませんか。
  
   講師の的確な助言の下、レッスン生の読みがどう変化し、進化するか。
   中学生がレッスン生になる「朗読公開レッスン」。
   大人の方達の学びの場にもなることでしょう。

第一部「朗読公開レッスン」
 
    講師:岩井正アナウンサー(元NHKアナウンス室長)
    レッスン生:都内の中学生 6名
    作品:「文鳥」

第2部「朗読会」
 
  ・特別ゲスト:松平定知アナウンサー(元NHK、「その時歴史は動いた」他の)
  ・岩井正アナウンサー
  ・朗読ユニット「ぽらりす」

日時:2015年12月6日(日)
   13:00 開演 (12:30開場)

会場:浜離宮朝日ホール・小ホール(大江戸線 築地市場駅A2番出口・ 
                 日比谷線 築地駅1・2番出口)

料金:一般自由席  3000円
   大学生    1500円
   中・高校生  100名無料ご招待 (要予約) 

詳細は チラシ(PDF)をご覧ください。
朗読ユニット『ぽらりす』第2回公演
       
       

       

No.372 10月10日のコンサート

今年も10月10日(土)に、杉並区桃井の勤労福祉会館ホールで「競い合い、助け合うコンサート2015―羽ばたけ視覚障害音楽家たち―が開かれます。

開催に当たり、いつも感じることですが、世間に若くて才能ある視覚障害音楽家が多く存在するということが、知られていません。

私の回りにも、目が見えないのに何か演奏するなんてことができるの、という人が何人もいます。

なおさら一人でも多くのみなさんに、こういうコンサートがあることを知ってほしい。
いつの日か、会場一杯の聴衆を集めたいと、実行委員の一人として思います。

準備をする側として、何かしら創意工夫が必要です。
今年はまず、肝心の案内チラシの作成に力を入れることが、実行委員会で決まりました。
ですが、高橋理事長ではありませんが、言うは易しです。

主催の視覚障害者支援総合センターの星野さんが熟考の末、今までとは違ったチラシを作成。
パッと見てインパクトのあるチラシに、随分と近づけたのではないでしょうか。
プロが手掛けるコンサートではありません。素人、ボランティアが頑張っているところが大のコンサートです。

プログラムはそれぞれに楽しめる構成になっています。
中でも筑波大学附属視覚特別支援学校高等部の藤吉乙羽さんのピアノが楽しみです。
現役の女子高生の出演を私は知りません。

またお馴染みのソプラノの澤田理絵さんは、お仲間とオペラの一部を披露してくださるそうで、こちらも華やかな舞台になること間違いなしでしょう。

今回も案内チラシの送付に当たりラブレターを書きまくりました。
毎年しつこいと思われる方もいるかもしれません。
一情報だと思ってご容赦ください。

年々家族の介護や本人の体調不良など、参加したくてもできない人も増えてきました。

一方、毎年とても楽しみにしてくれているみなさんも多く、今年はまだですかと問い合わせがくることもあります。
励まされます。

いつの日か、満員御礼の会場を夢見て、今年もまた、心をこめてみなさまをお迎えします。

No.371 企業のCSR

たまに企業のCSRの担当者から連絡をいただくことがあります。
企業の社会貢献のために何かしたいと。

ネット上で「音訳」というのを見つけたが、どんな活動なのかとお尋ねがあります。
「朗読」は知っているが、「音訳」について、ほとんど知らないというみなさんが、実に多いことに驚くくらいです。
私たちの広報不足でしょうか。

この度は、初めから社員のみなさんが、「音訳」に取り組みたいという企業からの相談でした。
早速に、私たちのの活動拠点である飯田橋のボラセンでお目にかかりました。
日本有数の建設機械、重機械のメーカーのCSR室の方です。

社員のみなさんがお持ちの機械関連の専門知識を生かし、専門書を音訳したいというのが希望のようでした。
音訳ボランティアは、自分たちが読みたいものを読んでいるのではなく、あくまでも利用者からの依頼ありき、であるという話。
また日本語が読めて、話せれば誰でもすぐに、音訳者になれるわけではないという話をしました。
あえて、かなりハードルの高い活動であるということを理解していただきました。

でも今は、完成までに大変な労力と時間のかかる音訳に代わり、「テキスト化」なるものが普及しつつあるということも説明しました。
どちらかというと、この「テキスト化」の方が企業のみなさんに向いているかもしれないとお伝えしました。

後日、「テキスト化」に興味を持ったとのことで、ソフトのことなど様々なご質問がありました。
すぐにというわけにはいかないかもしれませんが、こういう企業のみなさんが、私たちの活動に関心を持たれ応援してくださることは、大変にありがたいことです。

そういえば、いつかある利用者さんが、音訳ボランティアのみなさんは、おとなし過ぎる。もっとみなさんの活動を世間にアピールしてくださいと、言われていました。

そうですね。もっともっと「音訳」のことを周知すべく頑張りましょう。
それがとりもなおさず、利用者さんの生活や学習等の環境を知ってもらうことに繋がるわけですから。

昨日(9月3日)の「求む!・・・・」への返信

3日「Win8.1のインターフェイスに関する問い合わせ」公開から3時間。
新潟の音訳者の方から
「このお悩みに関しては Daisy Tokyo の DAISY編集者連絡会掲示板
http://daisy.bbs.coocan.jp/?m=listtitle
のスレッドNo. 1147 そのほかに参考になる意見交換があります。
その他のお悩みも この掲示板は結構レスポンスが早いです。」と
情報をお寄せいただきました。
当方、勉強不足でしたが、
音訳に関するさまざまな情報交換があります。
皆さまも是非ご参考にアクセスしてみてはいかがでしょう。

川島昭恵さんの語りの会

川島昭恵さんの語りの会のお知らせです。
9月20日(日)
  宮澤賢治作 「どんぐりと山猫」
  杉 みき子作「電柱物語」他
10月18日(日)
  安房直子作  「ほたる」
         「小さい金の針」
  杉みき子作  「さよならを言わないで」より
             「フォスター事件」

どちらも昼3時~。
 入場料 2300円です。  会場は 音や金時です。 
詳細はホームページ
   www2.U.-netsurf.ne.jp/~otokin
をご覧下さい。

求む!Windows8.1のパソコンに関する情報

事務局にお問い合わせがきました。
Win8.1のパソコンに変えました。インターフェイスは何をつかったらいいか?
というお問い合わせです。
皆様から情報をおまちしています。
合わせて、インターフェイスを使っても録音音量が上がらない、といった声も
たくさん聞きます。(この件は8.1にかぎりませんが)
これぞ!という情報をお持ちでしたらお願いします。
事務局まで ⇒ info@onyaku.net まで。