第176回 仙台ロービジョン勉強会のご案内
1 内容
(1)テーマ
拡大読書器を有効に活用してもらうために
(2)講師
岸 南希さん、高津 育美さん(東北大学病院眼科 視能訓練士)
陳 進志さん(東北大学病院眼科 あさひがおか眼科 医師)
小泉 大介さん(トラストメディカル ロービジョン・福祉機器担当)
「見えない・見えにくい」と言ってもその人が持つ視機能の状態は個々人により異なります。そんな多様な状況にあるロービジョン者に補助具を紹介し、その人が有効に活用していけるように支援するためには、個々人の希望や意向の把握、個々人の視機能の把握、そして補助具それぞれが持つ特性(利点と欠点)の把握にもとづき、いかにマッチングするかが重要になってきます。
そこで今回は、拡大読書器の紹介および活用方法の指導について皆さんで学ぶことにしました。
拡大読書器は、従来より視覚障害者を対象とした日常生活用具の給付制度で給付される品目の1つになっています。電源スイッチを入れると見たいものを比較的容易に大きく映し出すことができます。しかし、この簡単さがかえって「福祉制度で手に入れたけれど使いづらくて結局使っていないのよね……」という状況をもたらしている事例も少なからずあるようです。
今回の勉強会では、眼科で医師や視能訓練士が拡大読書器の紹介や機種選定、使い方指導にどのようにかかわっているのか、どんな取り組みをしているのかについて紹介していただきます。医療・福祉・教育・労働など多分野の支援者が共通の情報を持てる場になれば幸いです。また、地域の社会資源を生かした今後の支援システムの可能性についても考える時間を取りたいと思います。 興味をお持ちの方はどうぞご参加ください。
2 日時
平成27年8月12日(水) 19時~20時30分
3 場所
仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室
住所 仙台市青葉区五橋2丁目12-2
電話 022-213-6237
交通 仙台市営地下鉄五橋駅下車 徒歩3分
4 参加費 300円
5 参加のお申し込み方法
会場および資料準備の都合上、参加ご希望の方は8月7日(金)までに以下の項
目をご連絡ください。
(1)お名前
(2)職業(または所属)
(3)連絡先(メールアドレス、電話番号など)
また 視覚障害等があるための配慮として当日配布する資料の電子データの
メールでの事前送付をご希望の方はあわせてご連絡ください。
6 お申し込み・お問い合わせ先
アイサポート仙台 仙台市中途視覚障害者支援センター
電話 022-212-1131
ファックス 022-212-1136
メール sisien[アットマーク]sky.plala.or.jp
アットマークは@に置き換えてください。
総会座談会でお話くださった栗川先生からのお知らせです。
新潟西高校の栗川治です。
いつもたいへんお世話になっております。
今年がNHK障害福祉賞が始まってから50年ということで、「障害福祉賞
50年受賞者のその後 私の生きてきた道 50の物語」というサイトが設け
られ、私の手記『すべてのことに意味がある』も掲載されました。近況報告と
してお読みいただければ幸いです。
私のhpにリンクを張りました。「栗川治」で検索していただくと、すぐに
出てきます。
また、直接以下のurlを入力していただければ、本文に入れます。
http://www.npwo.or.jp/50stories/0014/
他にも、障碍当事者の手記が多数掲載されていますので、そちらもよろしけ
ればどうぞ。
また、バックナンバーのリンクに入ると過去の受賞作も読めます。私の受賞
作(2010年、第45回)も掲載されています。
どうぞよろしくお願いします。
(ボランティア見つかりました。ご協力ありがとうございました!)
特定非営利活動法人EDGE(エッジ) からのボランティア募集のお知らせです。
7/11(土)の第10回ディスレクシアセミナーの写真撮影のスタッフ一名のボランテイアをまだ募集しております。
セミナー中に、スナップ写真を撮影していただく仕事です。
簡単に撮影できます。カメラはこちらで用意します。
詳細は下記のリンクからホームページをごらんください。
お手伝いしていただけないでしょうか。NPO法人エッジは皆様のご協力とご支援で成り立っております。
今後ともよろしくお願いします。
2015/6/25
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〒105-0014
東京都港区芝3-6-5
第2佐山ビル4階
特定非営利活動法人EDGE
事務局 柴田 章弘
tel 03-6435-0402 fax 03-6435-2209
Home
E-mail: edgewebinfo@npo-edge.jp
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みなさまのおかげで、設立から8年目第5回総会が無事終わりました。
すでに2週間も経つのに、音無の構えでいる私のことを心配してくださる方もいます。
実は、右手の親指がバネ指とかで、特に書くこと、メールをすることに難儀しています。
右手をかばうものですから、余計なところに負担がかかり、日頃の「行け行けドンドン」が影をひそめています。
単なる老化現象の一つでしょうね。
さて私の住まいの目と鼻の先に「全国学校図書館協議会」があります。
この協議会が主催で、伊藤忠記念財団が協力の「学校図書館のユニバーサルデザインを考える」が開かれました。
2013年に全国の特別支援学校における学校図書館の実態調査が行われました。
まず、専修大学の野口先生からはこの調査の報告が、「わいわい文庫」の矢部さんからは、バリアフリー資料についてのお話がありました。
残念ながら私は、午後からの参加でしたので、お二人のお話は伺えませんでした。
矢部さんは、ご自分たちの電子書籍普及事業「マルチメディアDAISY図書」のみならず、点字や拡大図書、手話付き絵本、LLブック、布の絵本などを含めたバリアフリー資料全体についても言及。さぞや大変だったのではと想像をめぐらしておりました。
さて午後からは、事例発表とシンポジウムがありました。
忙しい学校現場にあって熱心な取り組みを行っている先生方のご苦労には毎回頭が下がります。
しかし、その熱心な先生が異動や退職となると継続が難しいのが、現状です。
全ては人❗だと思うのです。
大元の文科省の偉い方にも、もっと現場を知ってもらいたいと思います。
ところで、これは私の単なる勉強不足なのでしょうが、ご近所にあった全国学校図書館協議会の存在も活動も知りませんでした。お互いの情報発信が欠かせないと改めて思いました。
そして学校も図書館もボランティアも垣根を取り払って、もっと自由な連携・協力ができないものかとまた考えてしまいました。
全ての子どもたちの笑顔のために。
主催 NPO法人中野区視覚障害者福祉協会
講演会 「耳で読む!? ~あたらしいDAISY(デイジー)を知ろう~」
講師 NPO法人DAISY TOKYO 代表 森田 聡子氏
視覚障害者の自立した日常生活には「 音声 」による支援が欠かせません。
「音声による有効な支援とは?」新しいDAISYについて 視覚障害者と
晴眼者がともに、学び、考え、行動するための指針となる講演会です。
当事者をはじめ、ご家族、支援者、音訳者の方々など、大勢の皆様のご参加をお待ちしております。
日時 2015年7月22日(水) 13:30~15:30
会場 中野区産業振興センター 2階 セミナールーム 1
中野区中野2-13-14(中野駅南口徒歩5分)
定員 40名
参加費 無料
申込・問い合わせは電話やメールで・・・
NPO法人中野区視覚障害者福祉協会・りんくる中野
〒164-0001中野区中野2-29-15 サンハイツ中野309号
電話 03-3383-4774 ファックスも可
メールアドレス
nakashikyo_15126[@]pony.ocn.ne.jp
[@] は@におきかえてくdさい。
URL: http://nakashikyo.com
総会二日目も無事に二つの分科会を終了るすことができました。
本日もご協力ありがとうございました。
アンケートは郵送でも受け付けますので、
お持ち帰りになられた方、音ボラ宛におおくりください。
〒162-0823
新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10F
TVAC メールボックス31
全国音訳ボランティアネットワーク あてに、おねがいします。
なお、引き続きご協力よろしくお願いいたします。
6月8日(月)第5回総会の議事と、座談会が無事に終了しました。
そのあとの懇親会も和やかな雰囲気の中行われました。
ご協力ありがとうございました。
座談会
特定非営利活動法人 全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会
平成27年度第1回(21回)セミナー
日 時: 平成27年6月13日(土) 13時半~16時半(受付開始13時)
場 所: 日本点字図書館3階多目的室
〒169-8586新宿区高田馬場1-23-4
テーマ:「ほんとにこれでいいの、デジタル教科書
~視覚障害児童生徒の使用文字・点字の行く末」
内 容: 差別解消法施行が来年の4月に近づいている今、点字使用の視覚障害児童
・生徒の教科書へのアクセスはどのようになっていくのでしょうか。デジタル教科書
において視覚的教材や音声教材の研究は進んでいますが、点字教材に関する分野は十
分議論されていないのではないでしょうか。
今後、点字使用の生徒が手にする教科書の形態は、変化していくのか、それとも変化
しないのか。もしも、デジタル教科書を利用するならば、どのような配慮が必要なの
か。視覚障害児童・生徒にとって最適な教科書提供のあり方を考えます。
主 催: 全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会
協 力: 日本盲人社会福祉施設協議会、全国盲学校長会
詳細はこちらへ
http://kyotenren.web.fc2.com/seminar.htm
NHK ラジオ第2 「視覚障害ナビ・ラジオ」下記の番組が放送されます。
タイトルは 「障害年金を徹底解説!」
放送日は 6月7日(日)午後7時30分~午後8時
再放送 6月14日(日)午前7時30分~午前8時 です。
病気やけがで、一定の障害のある人が受け取る「障害年金」。その受給要件や手続きは複雑で、他の公的年金に比べて、申請しても不支給になりやすいことで知られている。
受給要件の一つは、その障害に関して初めて医師の診療を受けた日を確定することや保険料の納付率が一定以上であること。そのため、この「初診日」を特定することが障害年金を請求する際の大きなハードルとなっている。進行性の病気などで、初診日から障害状態になるまでに長い時間がかかった場合は、この「初診日」が特定しづらいこともある。親身になって解説してくれる場所がなく、本来受給資格があっても、認められないケースも多い。
そんななか、社会保険労務士の辰巳周平さん(38歳)は、自分自身が網膜色素変性症で、中途で視野狭窄が発症していったという体験を踏まえ、障害当事者の立場に立ったアドバイスをし、一人でも多くの人が正当な権利として障害年金を受給出来るよう奮闘している。
番組では、辰巳さんに、この障害年金のポイントを分かりやすく解説してもらう。
以上です。ぜひ、お聞きください。
読書バリアフリー研究会~電子図書(マルチメディアDAISY図書)は特別支援を受ける子どもたちに読む喜びを伝えられるのか~が、東京都多摩教育センターで開かれました。
午前中はどうしても抜けられない用があって、行けたとしても午後の部になるし、会場は遠いしと迷っていました。
しかし、お昼もそこそこに駆けつけてみるとやはり、参加してよかったと思いました。
各特別支援学校の先生方の取り組みが報告されました。
すべて肢体不自由のある子どもたちが在籍する学校です。
本をめくることが難しい子どもたちです。障害も軽度から重度まで、さまざまです。
子どもたちの学ぶ意欲を引き出し、自立と社会参加に向けて、先生方は頑張っています。
大雑把にいうと、絵のきれいなもので、読みが「演劇調」で歯切れがよく、ワンセンテンスが短いもの、更に5分くらいの長さのもの、がよいというのが、一般に共通することのようです。
今回は肢体不自由の子どもの様子でしたが、今や普通校の1クラスに2人はいると言われている学習障害の子どもたちはまた、別です。現場の先生方は、忙しすぎて、興味や意識のある先生や機器の操作に詳しい等の一部の先生にお任せで、必然的にその先生が異動や退職でいなくなると、せっかくの取り組みがそこで、途絶えるということにも繋がりかねない切実な現状もあります。
そこで校内の先生方へのDAISYの講習会から始めなくてはというのも大変なことだと思いました。
ここで地域の図書館やボランティアとの連携もありだと思うのですが。
ところで、矢部さんたちがまとめられた、マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」活用術3を読むと、少ないながらさまざまな取り組み、そしてその成果等を知ることができ、嬉しくなります。
私たちも音源の提供だけでなく、もっと多くのさまざまな障害のある子どもたちにマルチメディアDAISY図書が活用されるように、身近な図書館や学校関係者に、こんなのがありますよと、伝えていきたいと思いました。
全国音訳ボランティアネットワーク通称〝音ボラネット〟のサイトです!