音ボラネット事務局 のすべての投稿

書誌情報登録につきまして(事務局から)

ホームページの改訂が遅れておりましてご不便をおかけしております。
当面、書誌情報の登録(あしあとのページ)について入力フォームにない下記の項目を
メッセージ欄にお書きいただき、送信してください。

会員番号、団体名、担当者名
ご住所(〒   )、TEL(FAX)、E-mail、記入日   年   月
    
ジャンル、出版社、発行年月日(何版)、ページ数、ISBN
内容(簡潔に)
著作権許諾年月 、製作完成年月
総収録時間 CD枚数    枚
階層       レベル 校正回数    校
その他補足事項(抜粋、図表省略等)
※(不明の箇所は空欄で結構です)

※登録できるのは著作権許諾を取ったDAISY図書に限ります。
  (サピエ・図書館等に登録されている録音図書は除く) 
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

No.362 総会準備

今年も桜咲く季節となりました。
暖かさは行きつ戻りつ、風の冷たさに縮こまることもありますが、やはり心ときめくものがあります。

さてこの度、会報「音ボラネット」と一緒に、総会案内を同封しました。すでに参加申込みが続々と届いています。
今は登壇のみなさまとはもちろんのこと、いろんな方とお会いして、情報交換しています。

今回の特徴といえば、総会初日、お一人の方にお願いしてきた基調講演を、お二人の方と私もちょこっと加わって座談会というようなスタイルにしたことです。
丁度一年前、日比谷図書文化館で開かれた「利用者のホンネに迫る」で司会をしてくださった新潟県立新潟西高等学校の栗川先生、そしてフロアから発言なさった筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生の話を改めて聞いてみたいというリクエストが多く、それならばと、今回の企画となりました。

まずは、宇野先生と打合せをさせていただきました。先生は、「淡々と読む」が一人歩きしている感があるとおっしゃるお一人です。
合成音声のこと、録音図書の質の問題、媒体の特性、音訳ボランティアの次世代のこと等、話がつきませんでした。
栗川先生とは、4月初めの上京時にお目にかかり、更に内容等の検討をしたいと思います。
私もお二人の足を引っ張らないように頑張ります。

どうぞご期待ください。
お一人でも多くの参加をお待ちしております。

筑波大学障害学生の支援アルバイトを募集しています。

大学院に進学する方々の支援の募集です。

筑波大学ピア・チューター(障害学生の学習補助)
団体名 筑波大学障害学生支援室
団体概要 筑波大学障害学生支援室では、「共生キャンパス」の考え方に基づき、障害のある学生の修学支援を行っています。詳しくはHPをご参照ください。http://human.tsukuba.ac.jp/shien/
内容◆◆◆
視覚障害のある大学院生への学習補助活動を行ってくださる方を募集します。具体的な活動内容は以下の通りです。活動前に、必要に応じて講習を実施します。また、面接をさせていただく場合があります。
■日時 9時~21時の間で1~3時間、週に1~2回(ご都合に合わせて)
■場所 筑波大学東京キャンパス(丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩2分)
■募集人数 3~4名
■内容 活字文書のテキストデータ化、レポート等のレイアウト調整、Excel・Wordを使った図表作成、PowerPointを使ったプレゼンテーションスライド作成、対面朗読等
本学規定に従い、1時間800円の謝金及び交通費をお支払します
締切り 3/31
申し込み・問い合わせ先(公開用)筑波大学障害学生支援室(029-853-4584)shougai-shien#@#un.tsukuba.ac.jp(#を消してメールをお送りください)担当:森

会報24号を発行しました!

3月13日、夕刻、会報24号を発行、発送しました!
6月に予定されている「第5回総会案内」、そして、年会費振込用紙、
団体会員には「変更届」をクロネコメール便にて発送しました。
到着には数日かかる場合があります。
18日(水)になっても到着しない場合はご連絡ください。
また、テキストデータ版をご希望の方に送信いたします。
「お問いあわせ」のフォームからご連絡ください。

本のご紹介

「1からわかる図書館の障害者サービス 誰もが使える図書館を目指して」

佐藤聖一 著(埼玉県立久喜図書館)
2015年2月20日刊行
2,052円(税込価格)
ISBN978-4-7620-2521-1 C3000
A5判 176頁
https://www.gakubunsha.com/cgi-local/search.cgi?id=book&isbn=978-4-7620-2521-1

図書館の障害者サービスとは、障害者のための特別なあるいは対象別サービスではなく、高齢者・施設入所者・入院患者・妊産婦・外国人等を含んだ「図書館利用に障害のある人々へのサービス」をさす。
「すべての人にすべての図書館サービス・資料を提供すること」、すなわちだれもが使える図書館を目指す。
障害者の情報環境や障害者に対する図書館の役割を明らかにしたうえで、障害者サービスの基本的な考え方から、対象となる利用者、障害者サービス用資料、主なサービス、著作権法等の関連法規等、サービスを行う上で必要な基本知識を簡潔にまとめた。

詳細な目次は以下のページに掲載されております。
https://www.gakubunsha.com/cgi-local/MOKUJI/978-4-7620-2521-1.html

★この本の障害者対応として、現在当館で肉声のマルチメディアDAISY図書を作成中です。
また、障害者の方でご購入いただいた方には、このテキストデータを事前に送りますので、音ボラネット 事務局 までご連絡いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

(以下、署名です)
埼玉県立久喜図書館
障害者サービス担当 佐藤聖一

視覚障害者とつくる美術館ワークショップのお知らせ

3月22日(日)に、川崎市市民ミュージアムにて『視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ ミュージアムの「はじまり」をめぐるタイムトラベルツアー』を開催します。
このツアーは、視覚に障害がある人もない人も、みんなで話しながら市民ミュージアムの「はじまり」を探るツアーです。
市民ミュージアムの展示作品とともに時間を旅することで、誕生から27年経ったミュージアムの生き生きとした姿が見えてきます。
初めて写真に写った日本人の話、マンガの始まりとなった江戸時代の落書きの話、川崎ゆかりの作家である岡本太郎や手塚治虫の作品などなど市民ミュージアムに収蔵されている作品について語りながら、様々な「はじまり」の物語をたどりましょう。

日 時
3月22日(日)13:00~15:00
会 場
川崎市市民ミュージアム
対 象
視覚に障害がある方、ない方、どなたでも参加いただけます。
定 員
14名(応募者多数の場合、抽選)
参加費
無料
主 催
川崎市市民ミュージアム
協 力
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

申し込み方法:下記の必要事項をご記入の上、当館ホームページの各種イベント申し込みフォーム(メッセージ欄に申し込み内容をご記入ください)、メール、電話、FAXにてお申し込み下さい。

申込先:川崎市市民ミュージアム教育普及担当 
Tel 044-754-4500 
Fax 044-754-4533
Mail 25museum@city.kawasaki.jp

申し込み内容
1. お名前・ふりがな
2. ご住所
3. 連絡用メールアドレス
4. 携帯電話番号(当日連絡先として)
5. 視覚障害の有無、当日同行する介助者(ガイドヘルパー)の有無、盲導犬の有無
6. 集合場所の選択:下記の(1)か(2)いずれかの集合場所をお選びください。
(1)JR武蔵小杉駅北改札(南武線口)出口 ※12:10までにお集まりください。
(2)川崎市市民ミュージアム3階研修室
※(1)は、ミュージアムのスタッフが会場まで同行します。
小杉駅前発(12:20発)→市民ミュージアム行(終点)のバスに乗車します。
7. 年齢
8. このワークショップ開催をどこで知ったか。
9. ワークショップに期待すること。(楽しみにしていること。)

申し込み締め切り:3月16日(月)
※お申し込み後、お電話で応募内容について確認させていただく場合があります。
※締め切り後、お申し込みいただいた方全員に参加可否をお知らせいたします。

【参考リンク】
川崎市市民ミュージアムHP
http://www.kawasaki-museum.jp

【お問い合わせ】
川崎市市民ミュージアム教育普及担当 
Tel 044-754-4500 
Fax 044-754-4533
Mail 25museum@city.kawasaki.jp

皆様のご参加お待ちしています。

★視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
Facebookページ
https://www.facebook.com/kanshows

ホームページリニューアル!!

この度、ホームページをリニューアルをしました。
私たちの活動に賛同してくださったウェブデサイナーの高岡氏に多大なお力をおかりしました。
まだ構築中の部分もありますが、順次整えていき、少しでも多くの情報をお伝えできるようにしていきたいと思います。

No.361 ディスレクシアセミナー

ずいぶん久しぶりに、NPO法人エッジの会長である藤堂さんのディスレクシアセミナー「ディスレクシアを活かす~個性の磨き方・輝かせ方~」に参加しました。

藤堂さんがエッジを立ち上げたのは今から15年前、お子さんが英国留学時にディスレクシアと判明したことが、きっかけのようです。LD(学習障害)の中核症状であるディスレクシアの啓発・サポート等を続けています。

参加者の多くは、若い保護者のようでした。わが子のここが変だが検査をしてもらったほうがいいのか、というような質問がありました。

これに対し藤堂さんからは、診断は受験時に必要との回答がありました。やはり受験にあたって、さまざまな合理的配慮を受けるための証明ということでしょうか。

さて、今やディスレクシアは人口の10%と言われていて、最近クローズアップされてきたという印象ですが、太古の昔から存在していたそうです。
ところで、大切なことは、当事者や保護者の生の声を聞くことだと再確認しました。ディスレクシアとは、読みが困難、その結果の書きの困難があげられます。

まるで読めないわけではなく、読みのスピードだとか正確さ流暢さに劣るというようなことがあります。見た目にはわからないので、親や家族ですら理解できない、ましてや一般の人にはなおさらです。
学校の先生も対応しきれていません。気付かずに本人を傷つけてしまっています。

「そんなこともできないの」「できなかったら100回やりなさい」とか。結果、本人は自分はバカだと思う。そこからの立ち直りは、非常に厳しいものがあります。日本では、読み書き、計算ができないのは、ダメ!と決めつけて、できないことに目がいきます。
素晴らしいものを持っているのにもったいない。欠けているのは、これとこれ。そのためにはどうしたらいいのか。こんな方法があるよ、というのが海外の対応のようです。そういえば海外の方が気が楽、自分らしくいられるという当事者の声を思い出しました。

エッジとしての対応は、本人、保護者、学校、支援者からの相談に応える。また情報の発信や講座の開催。そして学習支援員の養成などがあります。中でも私が特に興味を持ったのは、音声教材BEAMです。
音声化された情報の方が理解が進むことがあります。教科書を見ながら音声で聞くことで文字と意味が繋がることがあります。
エッジでは主に国語の教科書のなかの物語の部分を中心に音声化したものをダウンロードできるようにしています。

港区の音訳ボランティアが協力しているようです。いろいろな活動があります。
この度も大変勉強になりました。

No.360 雑誌の音訳

年1回の月刊誌「世界(岩波書店)」DAISY版製作の打合せが新宿区内で行われました。
混合グループも含め9グループで音訳を担当。DAISY編集者が7名。事務局・発行が東京ヘレン・ケラー協会点字図書館です。
岩波書店からは、20冊近い原本がそれぞれに直接送られています。ありがたいことです。どこが欠けても、継続は難しくなるでしょう。多くのみなさんの協力・連携があればこそです。

利用状況ですが、サピエからのダウンロード数が2013年度が100、2014年度になると120にアップしているとのこと。嬉しいですね。

こういう感じで、この活動が軌道に乗ってくると、新たな雑誌の音訳が可能かと希望が出てくるのですが、これがなかなか厳しいと思います。まず音訳者の確保というと、この「世界」プロジェクトのメンバーがそのまま移行というわけには、単純にはいかないだろうと思います。
みなさんギリギリでやってくれています。ここは、新たな雑誌音訳のためのグループを募ることがベターだと思います。

以前から雑誌の重複製作のムダが言われています。更には、まだ抜粋版を作っているところがあるのです。この辺を整理したら、あと何冊、録音雑誌が利用者の下に届けられるでしょうか。みんなで利用者の立場になって考えてみませんか。

ところで、昨年の当方のシンポジウムで栃木の視覚障害者である長さんから、「旅と鉄道(天無人発行)」の音訳者募集のアピールがありました。この度また、増刊号の読み手が足りないとSOSがありました。

タイミングよく、「世界」の打合せ直前だったので、原本と過去の音訳CD、お願い文とを送ってもらい、当日みなさんに呼び掛けました。
何しろ「世界」とは対極にあるようなビジュアル系の雑誌です。みなさんとまどったかもしれません。奇数月に定期発行されていますが、増刊号が出る時があります。

3月6日発行予定のものを読んでくれるグループはありませんか。個人でもかまいません。編集は地元、栃木のメンバーが担当できるそうです。
だいたい120ページくらいです。視覚障害者のなかには、旅行が大好きという方が以外に多いです。実際出かけられなくても、旅情報を楽しみにしている方もいます。

本来なら、図書館が製作すべきものですが、一利用者である長さんが、ほぼ自費で発行しているものです。何とか応援したいと思いませんか。

連絡先
長 孝(ちょう たかし)さん
電話0284ー44ー1770
e-mail tk-chou@kiu.biglobe.ne.jp

どうぞぜひよろしくお願いします。

雑誌「旅と鉄道」増刊号の音訳者募集(終了!)

雑誌「旅と鉄道」の増刊号の音訳者募集です。(音訳者が見つかりました!)
昨年5月のシンポジウムで上記の雑誌の依頼をされた長さんからあらためてのお願いです。その後次々と発売される増刊号の音訳依頼です。連絡先は藤田が行く!!に掲載しています。