今年の「競い合い助け合うコンサート2014 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」も、無事終わりました。お天気に恵まれたことが幸いして、来場者が例年より心もち、多かったような気もします。
恒例のコール・トゥインクルスターで始まり、木村りえ・りさ姉妹のピアノ。特に連弾「皇帝演舞曲」は、さすが息のあった素敵な演奏でした。
また以前、音ボラのシンポジウムに利用者として参加してくれた川端みきさんには、その時のお礼をお伝えできました。オペラ蝶々夫人のアリア、「ある晴れた日に」は、透き通った優しい歌声で癒されました。
最後の踊正太郎さんの津軽三味線は、圧巻です。バチを叩くような奏法がお腹に響きます。現在、視覚障害の演奏家は踊さんお一人とか、寂しいですね。
さて今年もまた、実行委員としてたくさんの方々に応援していただき、会場に足を運んでもらいました。ほとんどが音ボラネットの会員のみなさんです。
中でも、那須塩原の松木さんは、毎回、お子さんが小さく、なかなか好きなコンサートにも行けないお嬢さんと来場。2歳半になったお孫ちゃん、帰宅するなり、ピアノを弾く真似をして拍手し、お辞儀を繰り返していたそうです。
若い来場者が少ないなか、こんなふうに子育て中のママたちも、気軽に参加してくれるといいのにと思いました。「演奏中につき出入り禁止」はありませんので。
私の田舎の小・中学校の同級生が、初参加。こんなコンサートがあるのを知らなかった。感動して涙が出そうだったと。また娘の友だちも、みんな明るいですね、と言っていました。
やはり口コミで広げていくしかないのでしょうか。
図書館職員の方、私が以前住んでいた練馬の友人・知人。そして毎回、ご両親をお連れして参加してくれる方。音ボラ事務局からも何人も参加してくれました。
特に猪俣は、いつも地元の複数の利用者を誘って来てくれます。みんなで楽しくランチをして、音楽を聴いて、楽しいプチお出かけ。これもいいですね。
またこちらもいつものことですが、当日は参加できないのに、チケット代を送ってくれる人も。
みんなありがたいです。
紹介しきれなかった全ての人に、この場を借りてお礼を申しあげます。
また、主催の高橋理事長ご夫妻が、変わらずお元気なのが何よりです。私は、高橋さんの「思い」に賛同して応援しているので、ぜひいつまでもお元気でいていただきたいものです。
更に高橋さんをサポートして窓口を一手に引き受けている星野さんはじめセンターの皆さま、お手伝いの皆さま、お世話になりました。
また一年後お会いしましょう。
事務局の大田が言っていました。懐かしいみなさんにお会いできる「七夕チャンス」でもありますと。 全く同感!!