戸山サンライズ(新宿区)で障害者放送協議会シンポジウム「情報アクセシビリティの実現に向けて」に参加しました。このシンポジウムは、障害者放送協議会が取り組んでいる2つのテーマ「著作権」と「放送・通信バリアフリー」を取り上げ、権利条約の新しい視点で捉えながら、障害当事者のニーズ、第一線の取り組み状況、また、国の施策や最新技術動向の発表を交え、今後の方向性について議論がなされました。
福岡の川崎さん、静岡の稲垣さん、町田の伊藤さん、横浜の河井さんとはお昼を食べながら、ミニ交流会とあいなりました。
会場で荒川の大貫さんはじめ、お声をかけて下さったみなさん、ありがとうございました。熱心なみなさんにお会いできて嬉しかったです。また、いつかどこかでお会いしましょう!
日本点字図書館で全国視覚障害者情報提供施設協会事務局長の藤野さんと神奈川ライトセンターの姉崎さん、静岡点字図書館の熊谷さん、日本点字図書館の岩上館長にお目にかかりました。当方も副代表と会報担当者の3人で伺い貴重な情報交換をさせていただきました。
今後ともいろいろと教えていただきながら、私たちでできることがあれば協力したいと思いました。私たちはまだまだ無名の小さな集まりかもしれませんが、身軽な「草の根ボランティア力」で頑張りたいと思います。地域の草の根パワーがますます必要とされる時代です。お互いに情報交換しながら、素早い対応ができるようになりたいですね。
新交通ゆりかもめに乗って船の科学館という駅で降りて、東京国際交流館に向かいました。東京のウォーターフロントと呼ばれる地域です。何だか近未来都市に紛れ込んだような感じです。
国立の視覚障害センターの皆さんによる「視覚障害者が快適に学習する環境を目指して」と題し、マルチメディアを活用した視覚障害者用教育訓練システムの研究開発についての発表がありました。
中途失明の弱視者の理療科の教科書は「早く」を最優先されなければならないものです。マルチメディアDAISY教科書ということですが合成音声の読み上げは誤読が多いということが最大の欠点のようです。「正しく」は人の読みが適しているでしょうが物によると思いました。いくつもの選択肢の中から利用者が選べる環境が一番です。
ここで出会った皆さんが当方の6月7日(土)「医療関係の音訳を考える」シンポジウムに参加して下さると、より有意義なものになると思います。
盲学校のみなさん、音訳ボランティアが協力し合って何かが生まれると期待しています。(スタッフ 居谷 同行)
教科書のバリアフリー化を法制度化するために超党派で取り組んで、という陳情に、衆参議員会館に出向きました。弱視者問題研究会の宇野先生(筑波大付属盲)からの呼びかけに応じたものです。
私たちの班(参加者が3班にわかれ、それぞれ20数名を訪問)は、もれなく秘書のみという状況の中、要望書を渡し、弱視の学生さんが熱心に説明をしてきました。
「教科書のデジタルデータの提供」「盲学校理療科における点字が使用できない生徒への音声教科書無償給付」等が私たち音訳者に直接関連するところでしょうか。当ネットワークでは「教科書バリアフリー法(案)」に対して賛同を表明しています。
皆さまからの協力要請があればこれからもできる限りのことはしていきたいと思います。(スタッフ 島村 同行)
6月7日のシンポジウムの打ち合わせにロゴス点字図書館を訪問しました。東京駅の京葉線乗り場は、端の方にあるので少し歩きます。各駅停車に乗ること7分で潮見駅ですがあまり本数がありません。要事前チェックです。潮見駅から徒歩7分。
会場は日本カトリック会館マレラホール。バブル時に建てられた大変立派なきれいな所です。設備も整っています。高橋館長のお力添えでお借りすることができました。
今までのような商業スペースではありません。感謝を忘れず大切に使わせていただきます。(スタッフ 島村、安川、藤本 同行)
私たちの活動拠点である「ボラセン」(飯田橋)で香川邦生先生にお会いしました。先生には6月7日(土)開催予定の「医療関係の音訳を考える」の基調講演の講師をお願いしています。
もともと盲学校の先生で、文部科学省にもいらしたことがあり、現在は山梨県の健康科学大学の教授です。生意気ながら大変気さくなバランスのとれた方とお見受けしました。当日が楽しみです。
2007年11月シナノケンシ?主催のDAISY/PLEXTALKパートナーミーティングに参加。その折、お目にかかった長野大学の神尾先生にご推薦いただいたという経緯があります。
改めて「人と人とのつながり」を大切にしていきたいと思いました。(スタッフ島村・藤本同席)
UD出版研究会のシリーズ「わかりやすく伝える」最終回。認知の障害と「わかりやすさ」ということで近藤先生(東大)からお話がありました。
アスペルガー症候群の当事者お二人からも貴重なお話を伺いました。
視覚障害者用の点字ブロック、あざやかな黄色なのは弱視者に識別ができるようにという配慮だが、これにストレスを感じる障害者もいる。特定の障害だけでなく色々なニーズがあるということを知ることの大切さを学びました。
「障害ではなく色々な困難」ととらえた時もう少し住み易い社会が生まれるのではないでしょうか。
日経新聞大阪本社の社会部の記者の方から電話取材を受けました。香川県視覚障害者福祉センターが取り組んでいる菊池寛全集の録音図書が完成する見通しとなり取材を続けていらっしゃるとのこと。
音訳ボランティアの現状や課題等について、お話をしました。少しでも「音訳」への関心が高まり、理解の輪が広がるといいなと思います。
でも、はたして記事になるのか、その時はどんな風にまとめられているのか、いつも心配ではあります。
公立図書館大会のあと、「週刊金曜日」を読んでいるグループの代表と事務局長、当方は藤田と三浦の4人で食事をしながら意見交換、情報交換をしました。
自主ボランティアで週刊誌の完全本を読んでいるのは本当に大変なことです。出版社や色々な所への働きかけの様子を聞くたびに、エネルギッシュな行動力に刺激を受けます。
リラックスした楽しい食事会でした。
「東京都多摩地域公立図書館大会」の第2分科会・障害者サービス「よい音訳者を育てるには〜質のよい音訳を目指して」にスタッフの三浦とともに出席。
当ネットワークのスタッフでもある川上正信さんの講演に続き、利用者、音訳者、図書館の視点からシンポジウムが開かれました。
音訳者もですが、図書館職員の意識変革がなされるきっかけになるといいなと思いました。お互いにいろいろな所に出向き情報を取り込み協力関係が密になると嬉しいです。
全国音訳ボランティアネットワーク通称〝音ボラネット〟のサイトです!