音ボラネット事務局 のすべての投稿

No.28 出版UD研究会へ参加

UD出版研究会のシリーズ「わかりやすく伝える」最終回。認知の障害と「わかりやすさ」ということで近藤先生(東大)からお話がありました。

アスペルガー症候群の当事者お二人からも貴重なお話を伺いました。

視覚障害者用の点字ブロック、あざやかな黄色なのは弱視者に識別ができるようにという配慮だが、これにストレスを感じる障害者もいる。特定の障害だけでなく色々なニーズがあるということを知ることの大切さを学びました。

「障害ではなく色々な困難」ととらえた時もう少し住み易い社会が生まれるのではないでしょうか。

No.27 日経新聞大阪本社から取材

日経新聞大阪本社の社会部の記者の方から電話取材を受けました。香川県視覚障害者福祉センターが取り組んでいる菊池寛全集の録音図書が完成する見通しとなり取材を続けていらっしゃるとのこと。

音訳ボランティアの現状や課題等について、お話をしました。少しでも「音訳」への関心が高まり、理解の輪が広がるといいなと思います。

でも、はたして記事になるのか、その時はどんな風にまとめられているのか、いつも心配ではあります。

No.26 いろいろな方から刺激を…

公立図書館大会のあと、「週刊金曜日」を読んでいるグループの代表と事務局長、当方は藤田と三浦の4人で食事をしながら意見交換、情報交換をしました。

自主ボランティアで週刊誌の完全本を読んでいるのは本当に大変なことです。出版社や色々な所への働きかけの様子を聞くたびに、エネルギッシュな行動力に刺激を受けます。

リラックスした楽しい食事会でした。

No.25 東京都多摩地域公立図書館大会

「東京都多摩地域公立図書館大会」の第2分科会・障害者サービス「よい音訳者を育てるには〜質のよい音訳を目指して」にスタッフの三浦とともに出席。

当ネットワークのスタッフでもある川上正信さんの講演に続き、利用者、音訳者、図書館の視点からシンポジウムが開かれました。

音訳者もですが、図書館職員の意識変革がなされるきっかけになるといいなと思いました。お互いにいろいろな所に出向き情報を取り込み協力関係が密になると嬉しいです。

No.24 障がい者雇用シンポジウム

連合(日本労働組合総連合会)主催の「障がい者雇用シンポジウム」がお茶の水の「全電通ホール」で開かれました。視覚障害者も多数参加。なかなか厳しい現実ですが当事者はもちろん、親や支援者の意識を高めることが大切という言葉が印象的でした。

私たちの音訳が当事者の自立を助け就労につなげるサポートでもあるということを再認識しました。

No.23 東京音訳連絡会主催講演会で

東京音訳連絡会主催の講演会(東京飯田橋のボラセン)でお話させていただきました。塚本委員長の「音訳の未来を考える」というネーミングがよかったせいで100人もの方がお集まりくださいました。

私はこの連絡会での活動が土台となって現在があるわけで、ありがたいと思う反面、久しぶりに緊張しました。

地方の方々と違い、あまり、りアクションのないクールな東京のメンバーが私の拙い話をどんなふうに受けとめて下さったのか気になります。早速にこちらが励まされ、元気がでるようなFAXやメールをいただき、感謝です。

東京であれ、地方であれ、抱え悩んでいることは同じだと再認識。また、お互いに頑張りましょう。ありがとうございました。

No.22 DAISYとディスレクシアのシンポジウム

千駄ヶ谷の日本青年館ホテルで「DAISYを中心としたディスレクシアへの教育的支援」と題したシンポジウムがあり、事務局スタッフ2名と参加しました。音ボラネットの会員の皆さんも参加。短時間ながら交流もできました。

学習障害といわれるLDの中でも読み書きに困難さがある症状を示すのがディスレクシアです。まずは一人でも多くの人にこのディスレクシアに対する正しい理解を持ってもらいたいと思いました。

No.21 今年もいろいろな立場の方々と

筑波大学付属視覚特別支援学校で理療科の緒方先生にお目にかかりました。全盲と弱視の先生、普通科と理療科の先生、現役とOBの先生、それぞれ立場が違えば考え方にも微妙な違いがあります。私たちはまだまだ教えていただく立場です。連携を密にし、利用者のニーズに応えていきたいと思います。

今年もまた、よろしくお願い申し上げます。

No.20 2007年の締めくくりの懇談

筑波大学付属視覚特別支援学校(東京都文京区)の宇野先生、長野大学の神尾教授にお目にかかりました。27日にはロゴス点字図書館(東京都江東区)の高橋館長をお訪ねしました。2008年の6月に予定している催し物の開催場所や内容の検討のためです。

今年お目にかかった皆さまから貴重なアドバイス、ご意見、ご要望をいただきました。ほんとうにありがとうございました。お目にかかれませんでしたがいつもご支援くださるたくさんの皆さま、ありがとうございました。

No.19 音訳者のコーディネートに一役

当ネットワーク設立の直後、音訳者の都合で休刊もやむなしという状況に陥った「月刊アスキー」の読み手探しの依頼がありました。あちこち探してもらちがあかず、ホームページを持っているようなところなら何とかなるかと当たってもなかなかヒットせず、たどり着いたのが当方のホームページでした。
この辺の経緯を知ることで、更なる次のコーディネートがスムーズに行くように「視覚障害と情報処理」の藤芳先生と大澤さんと種々懇談。

一番初めに名のりをあげてくれた3人というのは東京、神奈川、そして徳島ということで、びっくりすると共に感動しました。手前みそですが、ネットワークがなければこういうことは今まで不可能に近かったことです。まだまだこのネットワークの存在を知らない人が多いのでぜひ多方面に宣伝してほしいと言われました。