音ボラネット事務局 のすべての投稿

No.8 第33回全国視覚障害者情報提供施設大会 千葉大会

「視覚障害者への情報提供を志すすべての組織、機関との連携を図り…」という趣旨の一文にひかれて、第33回全国視覚障害者情報提供施設大会・千葉大会に10日、11日の2日間参加。

全国音訳ボランティアネットワークの会員の全視情協会員、施設・団体の皆さん、わずかながら音訳ボランティアの皆さんと交流しました。時に、鹿児島や長崎の会員の皆さんにお会いできてうれしかったです。

No.7 ソロプチミストから表彰

財団法人ソロプチミスト日本財団より、「社会ボランティア賞」をいただきました。社会福祉、女性の地位向上、青少年問題などの顕彰事業と国内外での顕著な活動に対しての援助事業が財団の活動の柱です。

今年は16日に札幌で日本全国から2500人あまりの会員の代表が集い、盛大に年次総会が開催。授賞式もおこなわれました。音訳仲間であり、ソロプチミストの一員でもある台東区の大場さんが声をかけてくれたものです。おかげさまです。これからもガンバレ!ということでしょう。身がひきしまります。「音訳」という言葉だけでも広がるといいです。

No.6 画家 長瀬智之さん

音ボラネットの会員で画家・京都在住の長瀬さんは直接音訳には関わっていらっしゃいませんが、私たちの活動に賛同して下さっています。どこかでお互いに協力できることがあればとおっしゃっていましたが、いつか、どこで、どんなコラボレーションができますか楽しみです。15日、池袋三越での長瀬さんの個展会場でお目にかかりました。馬たちの生命の輝きを描き続けている方です。

No.5 世界網膜の日in 静岡

9月23日、日本網膜色素変性症協会(JRPS)主催の「世界網膜の日in静岡」に参加しました。現在、難病とされるこの病への理解と、眼科医の先生方とお会いし、私たちの活動を知っていただきたいというのが目的でした。

一日に百人近い患者さんを相手にしている眼科医の先生方は診察、治療以外余裕のない現状がよくわかりました。あらためてそれぞれに立場があり、それぞれの言い分があって単純にいかないものだと痛感しました。その中でも、意識のある方と少しでも連携がとれたらいいと思います。所詮人と人とのつながりです。会場にはたくさんの視覚障害の方々、当ネットワークの会員さんも参加していました。

No.4 筑波技術大学 訪問

8月、鳥取での全日本盲学校教育研究大会でお目にかかった、筑波技術大学(つくば市内)の長岡教授をお訪ねしました。

理療や情報関係のものを読んでほしいが専門書を読める人が少ない、どこに頼んだらいいのか情報がないとおっしゃっていました。ひとつのあるグループがサポートしていますが、丸抱えというわけではないので、他からの協力は大歓迎ということで、つくば市内の音訳グループをまとめた柳澤さんにご同行願い、先生に紹介しました。地元でありながら知らなかったと大変喜ばれました。

ネットワークに対しては、どこにどのような読み手がいるのか、どんなものに対応できるのか、利用者のニーズに合った読み手(グループ・個人とも)を紹介、つまりネットワークのコーディネート力に期待をしていますとおっしゃっていました。正に全国音訳ボランティアネットワークの大事な役目です。

No.3 第21回九州視覚障害者情報提供施設大会(福岡市大会)に参加

北川和彦氏の「読みの調査」に関する研修やボランティアグループ(音訳・点訳)による活動紹介等がありました。

沖縄を含めた全九州から550名近くが参加、ロビーや交流会会場でネットワークの会員の皆さんと再会。また、ネットワークの存在をご存じないたくさんの方々とも情報交換の場がもてました。ネットワークの活動、めざすもの等、お話しをすることができました。九州の皆さんありがとうございました。

No.1 第82回全日本盲学校教育研究大会 鳥取大会に参加して

4月から学校教育法の一部が改正され特別支援教育が始まりました。各地域や学校でもさまざまな取り組みが実践されています。

全体会のあと、4.特別支援分科会に並みいる各地の先生方の間に一般枠で参加しましたが、私たち「全国音訳ボランティアネットワーク」がどのような形で協力できるのかを考えるためでもありました。

「デイジー横浜」の取り組みのようにデジタル録音図書デイジー再生機器の説明会を行っているグループもあります。京都ロバの会のように主に生活情報をデイジー図書として製作しているグループもあります。

こういった取り組みをまとめたチラシとロバの会のさまざまな理療関係等のCDを配布しました。ネットワークへの期待をひしひしと感じました。

すでに地域でさまざまにサポートしていらっしゃるグループもあります。今一度連携をとりあいながら、より良い協力ができればと感じた次第です。終了後には「鳥取桑の実会」「倉吉市立図書館音訳ボランティアグループありんこ」の皆さんと交流ができました。

2006年 音訳ボランティア全国大会

開催日
2006年5月29日・30日
会場
アルカディア市ヶ谷(私学会館)
29日/30日 第1・2・4分科会 日本大学会館
30日 第3分科会・全体会
後援
社団法人日本図書館協会、東京ボランティア・市民活動センター、東京音訳グループ連絡会、神奈川県録音奉仕団(会)連絡協議会
協賛
EYEマーク・音声訳推進協議会、視覚障碍者読書支援協会(BBA) 、社会福祉法人名古屋ライトハウス名古屋盲人情報文化センター、日外アソシエーツ株式会社
出展企業および団体
株式会社アメディア、NTT東日本/ヴォイステクノロジーズ株式会社、オタリテック株式会社、株式会社サン・データセンター、株式会社大活字、日外アソシエーツ株式会社、EYEマーク・音声訳推進協議会、社会福祉法人名古屋ライトハウス名古屋盲人情報文化センター

この大会は、財団法人東京メソニック協会(メイスン財団)、 財団法人大和証券福祉財団および東京ボランティア・市民活動センターの助成を得て開催されました。

全国大会の内容

オカリナ演奏
ティアーモ(視覚障碍者のグループ)
基調講演
三田誠広 氏「音訳図書と著作権)
基調講演
天野繁隆 氏「録音図書製作のデジタル化とネットワーク化」

懇親会

懇親会にご出席いただいたゲスト(敬称略・順不同)
三田誠広さま、天野繁隆さま、浦口明徳さま、北川和彦ささま、川上正信さま、恵美三紀子さま、鈴木克己さま、竹脇義果さま、田中章治さま、野村純一さま、平松陽子さま、森田聡子さま

*第2日目

分科会

  1. 今後のネットワーク化について「運営方法など」
    〈進行〉浦口明徳
  2. 著作権について 「音訳者にとっての著作権」
    〈進行〉北川和彦
  3. 聞きやすい録音図書とは「利用者の立場に立った録音図書の制作」
    〈進行〉川上正信
  4. 音訳現場の悩み「会の運営やデイジー化への取り組みなど」
    〈進行〉恵美三紀子

日大会館に移動(アルカディアの向い)全体会・閉会

分科会進行・ゲストのみなさん

  • 浦口明徳(視覚障碍者読書支援協会〔BBA〕会長、名古屋ライトハウス盲人情報センター)
  • 北川和彦(EYEマーク・音声訳推進協議会事務局長、「ボランティア活動のために」シリーズ制作者)
  • 川上正信(横浜市中央図書館、公共施設で働く視覚障碍者職員の会「なごや会」事務局長)
  • 恵美三紀子(音声訳講師・元JBS日本福祉放送 代表)
  • 鈴木克己(アルケア株式会社 医療機器会社会長)
  • 竹脇義果(日本視覚障害者セーリング協会名誉会長、元ラジオ関東アナウンサー)
  • 田中章治(都立中央図書館、日本図書館協会障害者サービス委員会委員)
  • 野村純一(文学博士、和洋女子大学大学院客員教授、近著に「江戸東京の噂話」)
  • 平松陽子(静岡県立中央図書館情報ボランティア、HP「音訳の部屋」制作者)
  • 森田聡子(NPO法人DAISY TOKYO 理事長)