藤田が行く!

No.369 第90回全日本盲学校教育研究大会への参加

7月30、31日の2日間、長野県松本市内で開催された上記大会松本大会に参加しました。 このたびは、視覚障害教育の専門性の維持・継承と未来への展望~将来を見据えた教育支援のあり方を考える~がテーマでした。 三宅琢氏の講演は、「iPad、iPhoneを用いたデジタルビジョンケア」。 眼科医、産業医の他に多数の肩書きをお持ちです。 Studio Gift Handsの代表として、視覚障害者の...

No.368 学校図書館のユニバーサルデザインを考える

みなさまのおかげで、設立から8年目第5回総会が無事終わりました。 すでに2週間も経つのに、音無の構えでいる私のことを心配してくださる方もいます。 実は、右手の親指がバネ指とかで、特に書くこと、メールをすることに難儀しています。 右手をかばうものですから、余計なところに負担がかかり、日頃の「行け行けドンドン」が影をひそめています。 単なる老化現象の一つでしょうね。 さて私の住まいの...

No.367 マルチメディアDAISY図書

読書バリアフリー研究会~電子図書(マルチメディアDAISY図書)は特別支援を受ける子どもたちに読む喜びを伝えられるのか~が、東京都多摩教育センターで開かれました。 午前中はどうしても抜けられない用があって、行けたとしても午後の部になるし、会場は遠いしと迷っていました。 しかし、お昼もそこそこに駆けつけてみるとやはり、参加してよかったと思いました。 各特別支援学校の先生方の取り組みが報告さ...

N0.366 「テキスト化の概念」についての講演会

何でこんな時期に講師を引き受けるかなあと、いつも間際にならないと準備のできない私は、後悔しつつも武蔵野市立中央図書館へ。 日盲連でのテキスト化講習会に、講師派遣依頼をいただきテキスト化プロジェクト事務局のメンバーが、何回かの講習を担当しました。 そこに「武蔵野市立図書館朗読奉仕の会」の樫山さんも参加されていました。その時に「何にもわからないメンバーも多いので基本の基でいいですから、話してもらえ...

No.365 嬉しい連携

音ボラネット設立当初から、切っても切れないご縁の図書館との連携を、模索し続けてきた身としては、何とか1日も早く形あることができないかと悩んでもいました。 多くが、「ボランティアとの連携ねえ、難しいなあ」と。 更には今でも、「職員が録音図書を製作できるわけでもないのに、ボランティアというと一段低く見る人たちがいる」と言ってくる人たちがいて、嘘みたいと思われる向きがあるかもしれませんが、「ボランテ...

No.364 すべての子どもたちの笑顔のために

伊藤忠記念財団マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」製作のための音源提供に関わって早くも6年。 年度末にIMDプロジェクト事務局メンバーと財団に伺い、矢部さんたちと情報や意見の交換をさせていただきました。 マルチメディアDAISY製作のための編集作業は大変です。そこに私たちが提供している音源にまで何か不具合があって、更なるネックが生じるようなことがあれば、申し訳ないことです。いつも何かあ...

No.363 コンサート

みなさまよくご存知のヴァイオリニスト和波たかよしさんの「70歳記念演奏会」に行ってきました。 この度の総会で筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生とご一緒に登壇していただく、新潟県立新潟西高等学校の栗川先生との打合せは、どうしようかと考えていた時、先生から「お昼を食べながら打合せをして、その後コンサートにご一緒してもらえませんか」と連絡をいただきました。 早稲田大学グリークラブのOBでもあ...

No.362 総会準備

今年も桜咲く季節となりました。 暖かさは行きつ戻りつ、風の冷たさに縮こまることもありますが、やはり心ときめくものがあります。 さてこの度、会報「音ボラネット」と一緒に、総会案内を同封しました。すでに参加申込みが続々と届いています。 今は登壇のみなさまとはもちろんのこと、いろんな方とお会いして、情報交換しています。 今回の特徴といえば、総会初日、お一人の方にお願いしてきた基調講演を、...

No.361 ディスレクシアセミナー

ずいぶん久しぶりに、NPO法人エッジの会長である藤堂さんのディスレクシアセミナー「ディスレクシアを活かす~個性の磨き方・輝かせ方~」に参加しました。 藤堂さんがエッジを立ち上げたのは今から15年前、お子さんが英国留学時にディスレクシアと判明したことが、きっかけのようです。LD(学習障害)の中核症状であるディスレクシアの啓発・サポート等を続けています。 参加者の多くは、若い保護者のようで...

No.360 雑誌の音訳

年1回の月刊誌「世界(岩波書店)」DAISY版製作の打合せが新宿区内で行われました。 混合グループも含め9グループで音訳を担当。DAISY編集者が7名。事務局・発行が東京ヘレン・ケラー協会点字図書館です。 岩波書店からは、20冊近い原本がそれぞれに直接送られています。ありがたいことです。どこが欠けても、継続は難しくなるでしょう。多くのみなさんの協力・連携があればこそです。 利用状況ですが...