藤田が行く!

No.345 嬉しい偶然

こんな偶然ってあるの?という経験をしました。 秋の深まりを感じるある朝、年甲斐もなく階段を駆け上がって、飛び乗ろうとした地下鉄にタッチの差で間に合わず、急いでいたにもかかわらず、次の電車に乗る羽目に。 座席に座って、何気なくみた前の席に、何と大阪にある国立民族学博物館の准教授 広瀬浩二郎さんが座っているではありませんか。 びっくりです。何の迷いもなく声をかけました。「文春を聴いて...

No.344 出版UD研究会

46回目となる出版UD研究会が、西早稲田の日本盲人福祉センターで開かれました。 「特別な支援を必要とする子どもたちの読書環境について考える」をテーマに、専修大学の野口先生と伊藤忠記念財団の矢部さんから、プレゼンがありました。 野口先生からは、50年ぶりに実施された特別支援学校図書館の現状に対する調査アンケートの中間報告です。そして矢部さんからは、障害のある子どもたちのための読書支援事業「わいわい...

No.343 視覚障害者のコンサートにからめて思うこと

かねてよりご案内の『「競い合い助け合うコンサート2014」羽ばたけ視覚障害音楽家たち』が、10月25日(土)杉並区の勤労福祉会館ホールで開催されます。いつもの通り、たくさんの方にお手紙を書いて協力をお願いしております。 秋の一時、ぜひご来場の上、視覚障害音楽家たちにエールを送っていただけるとありがたいです。 ところで話は変わりますが、視覚障害者に対する心痛む事件が続いています。 ひとつは...

No.342 「視覚障害者の雇用・就労を考える集い」

半袖では肌寒く感じる日があります。 あの酷暑を思うと、うそのように動き易くなりました。 さて、横浜で開かれた「視覚障害者の雇用・就労を考える集い」~こうして働いている!こうすれば働ける~に参加しました。今回のパネリストの一人、新潟の栗川先生から情報を寄せていただきました。 パネリスト全員が視覚障害者です。初めに松坂さんからは、視覚障害当事者団体で中途視覚障害者の復職支援に当たっている...

No.341 全国図書館大会東京大会

大会テーマ:図書館文化を明日の力に 日付:2014年10月31日(金)~11月1日(土) 会場:明治大学駿河台キャンパス 大雨、洪水、酷暑と、いったい今年の夏は、どうなっているのかと思われる日が続きました。 甚大な被害の出ているところもあります。みなさま、お変わりありませんか。東京は、数日雨模様で、ずいぶんとしのぎやすくなりました。一息ついているところです。 さて先日、御茶ノ水の...

No.340 神奈川ライトセンターに姉崎さんを訪問

横浜で乗り換えて、二俣川で下車。神奈川ライトセンターへの15分ほどの坂道をいつもは、何の苦もなく歩くのですが、今回初めてタクシーを使いました。運転手さんも、今日みたいな日に、歩いている人なんていませんよ。おかげで朝から大忙しです。とのこと。当方、連日の暑さに少々疲弊気味。 さて、姉崎さんといえば、前回の総会で議長をお願いし、交通整理よろしく、限られた時間内にきれいにおさめてくれた方です。 ...

No.339 著作権法改正に向けて大きく前進

文化庁で意見交換会がありました。1年ぶりに著作権課の森課長のお出ましでした。 こちらは、宇野先生を先頭に、大橋さん、井上さん、佐藤さんそして私と、今まで共に動いてきたいつものメンバーです。  マラケシュ条約の批准に向けて、私たちが訴えてきたことが、正式な小委員会で検討がなされることになりました。 著作権法第37条3項の改正に向け大きく前進しました。 この小委員会とは、有職者で構成され...

No.338 全日盲研参加に続けて

地方に出向くときは、当然ながら時間を少しでも有効にと考えます。物見遊山に行くわけではないので、観光ポイントを巡るということも、あまりできません。 しかし地元のみなさんのご好意で、短時間ながら、押さえる所は押さえるというようなことができるのは、本当にありがたいです。 さてこの度も到着後、昼食は移動のバスのなかで、おにぎりを食べ、龍馬生誕地と記念館、司馬遼太郎の「人斬り以蔵」に詳しい岡田以蔵の...

No.337 全日盲研

第89回全日本盲学校研究大会高知大会に参加しました。 高知市内で、全国からの300数十名の先生方が集まって、「視覚障害教育における専門性の維持・継承と未来への取り組み」~今求められる視覚障害教育の専門性を考える~をテーマに2日間にわたり開催されました。 開会式後の講演は、今注目の理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの高橋政代さんの「網膜再生医療とロービジョンケア」でした。 とても...

No.336 合理的配慮

先日、「なごや会」の東部支部の研修会が、都内高田馬場で開かれました。 NPO法人タートルの工藤さんから「合理的配慮」について、お話をうかがいました。 この「タートル」は、「中途視覚障害者の復職を考える(通称タートルの会)」として、1995年にスタート。視覚障害者の就労支援に特化した活動を行ってきました。 見えなくても働けるということを、広く社会に知ってもらうことを目的として活動しています。 ...