NHKが「盲人の時間」という番組を開始して、50年を迎えたのを記念して祝賀会が開かれました。会場の都内、グランドヒル市ヶ谷には、視覚障害者の代表のみなさんはじめ、NHKのアナウンサーやディレクターが出席。ピアニストの和波孝禧さん、ヴァイオリニストの川畠成道さんのお顔も。 ラジオは、大切な情報源とおっしゃっる視覚障害の方は多いです。ましてや、50年前といえば、情報にアクセスする手段は、本当に限られた...
IMDプロジェクト「わいわい文庫」への音源提供に関わって、5年目に入りました。毎回年度末に関係者が集まり、報告やら反省やら、次年度の目標やらを話し合います。今回も3月末に、伊藤忠記念財団の矢部さんたち、千葉の松井さん、プロジェクト事務局の面々と久しぶりにフルメンバーが集まりました。
すでに、2014年度分のうち、13タイトルの原本が、各地の登録音訳者に送付されました。
ところで、初めの20...
筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生と、朝7時45分に待ち合わせをして、衆議院第一議員会館へ。毎週木曜日の8時から開かれている民主党の文部科学部門会議に出席するためです。
「著作権法の一部を改正する法律」について、ヒアリングをしてもらえるようになったと宇野先生から連絡をいただいたのは、ほんの直前のことでした。
先生お一人でも、十分なのですが、ボランティアの声も聞いてもらった方がいいと、私に声...
暑さ寒さも彼岸まで、桜の開花が待たれる頃となりました。
さて、私たちが日頃お世話になっているボラセンの担当の方から連絡がありました。
弱視の三人が、「海外旅行に行きたい。初めての所なのでガイドさんを探してほしい。有料でもかまわない」と、相談があったそうです。どのような対応がいいか、おすすめのNPOや旅行会社があったら教えてほしいと。
私は外出中でしたが、移動しながら、まずは、旅好きの知り...
九州は福岡市内に、福岡市ボランティア連絡協議会(略称 ボラ連)という団体があります。
ボラ連は、ボランティアグループのネットワークで、現在54グループで構成されています。視覚、聴覚、障害者、養護、高齢者部門など活動分野はさまざまです。
ここをまとめているのが、視覚部門の川崎寛子さんです。
このボラ連30周年記念祝賀会が市内のホテルで開かれ、私も出席しました。
会場が博多駅から徒歩圏内。そし...
もう何年か前のことになりますが、いつもの通り飯田橋のボラセンで、賑やかに作業をしていると、覗き込む一人の男性がいました。
「図書館に関係しているので、興味があります」と。そして「お隣に熱心な女性館長がいますよ」とも。新宿区立戸山図書館の大城館長のことでした。
早速にご連絡をすると、「お待ちしていました。お話は、聞いています」と。
それ以降、こちらからの各行事へのご案内に対して、館長自...
視覚障害の人と美術館に行ったら、何をどう説明するのだろう。長いこと気になっていたことの一つです。上野の東京都美術館(都美館)で、『日本美術院再興100年特別展「世紀の日本画」』が開催されています。
休館日の月曜日に、特別鑑賞会が行われるということで、事務局の猪俣、古屋と参加しました。
都美館と「視覚障害者とつくる美術館鑑賞ワークショップ」とのコラボです。 チラシには、「トーク∞トーク 見え...
いうまでもなく、私たち音訳ボランティアは、視覚障害者をはじめとする読書障害者に、情報を届けるためのお手伝いをしています。ならば、そういった利用者との意思の疎通はとれているか、生の声は聞こえているかといえば、はなはだ疑問です。
自分たちが製作した録音図書が、どんなふうに聞かれているのか、知らない人がいます。私が出かけた先で、等速で聞いている人は、少ないという話をすると、「えーっ!」という反応が返って...
衆参の文部科学委員に「著作権法の一部改正を求める要望書」を手渡すべく、いざ衆参の議員会館へ。
弱視者問題研究会の宇野先生と原さん。私たち音ボラネット事務局からは、泉、鶴岡、柳下、藤田の4人。2人ずつ3グループに分かれて参議院議員会館、衆議院の第一と第二会館を回ることに。荷物チェックのあと、受付表を記入。1議員に1枚。全部で60人の文部科学委員です。これがけっけう、やっかい。
更に、受付嬢が各部屋に...
降り続く雪の中、アブディンさんの講演会場を後にし一路、都心へ。
パンプス持参の長靴での移動です。視覚障害者支援総合センター理事長の高橋実さんの「第7回塙保己一大賞受賞祝賀会」への出席のためです。
音訳ボランティアのみなさんには、毎年、杉並区内で開かれる視覚障害音楽家たちのコンサートの主催者と言った方が、お分かりかと思います。
「群書類従」の編纂で名高く、あのヘレン・ケラーも人生の...