視覚障害の人と美術館に行ったら、何をどう説明するのだろう。長いこと気になっていたことの一つです。上野の東京都美術館(都美館)で、『日本美術院再興100年特別展「世紀の日本画」』が開催されています。
休館日の月曜日に、特別鑑賞会が行われるということで、事務局の猪俣、古屋と参加しました。
都美館と「視覚障害者とつくる美術館鑑賞ワークショップ」とのコラボです。 チラシには、「トーク∞トーク 見え...
いうまでもなく、私たち音訳ボランティアは、視覚障害者をはじめとする読書障害者に、情報を届けるためのお手伝いをしています。ならば、そういった利用者との意思の疎通はとれているか、生の声は聞こえているかといえば、はなはだ疑問です。
自分たちが製作した録音図書が、どんなふうに聞かれているのか、知らない人がいます。私が出かけた先で、等速で聞いている人は、少ないという話をすると、「えーっ!」という反応が返って...
衆参の文部科学委員に「著作権法の一部改正を求める要望書」を手渡すべく、いざ衆参の議員会館へ。
弱視者問題研究会の宇野先生と原さん。私たち音ボラネット事務局からは、泉、鶴岡、柳下、藤田の4人。2人ずつ3グループに分かれて参議院議員会館、衆議院の第一と第二会館を回ることに。荷物チェックのあと、受付表を記入。1議員に1枚。全部で60人の文部科学委員です。これがけっけう、やっかい。
更に、受付嬢が各部屋に...
降り続く雪の中、アブディンさんの講演会場を後にし一路、都心へ。
パンプス持参の長靴での移動です。視覚障害者支援総合センター理事長の高橋実さんの「第7回塙保己一大賞受賞祝賀会」への出席のためです。
音訳ボランティアのみなさんには、毎年、杉並区内で開かれる視覚障害音楽家たちのコンサートの主催者と言った方が、お分かりかと思います。
「群書類従」の編纂で名高く、あのヘレン・ケラーも人生の...
朝からの雪のなか、盲目のオモシロスーダン人、アブディンさんの「見えなければ見えてこない日本のおもしろさ」と題した講演会に伺いました。
埼玉県は三芳町の「視覚障害者普及啓発講演会」です。
そもそも昨年の7月に、三芳町役場福祉課の三室さんからの一通のメールが事の発端でした。私たちのような一ボランティア団体のアドバイスを、一つ一つ頷いて聞いてくださり、行政主導で着々と準備を進めてきました。
ア...
2回目の総武本線の旅です。 昨年は、あの3.11の大震災で千葉県内で唯一、津波による犠牲者が出た旭市の図書館に伺いました。 そういえば、図書館の敷地内に作られていた仮設住宅は、どうなったでしょうか。そこでの生活を余儀なくされたみなさんは、その後、落ち着いたくらしをされているのでしょうか。車中でそんなことを考えました。
さてこの度は、その旭市より少し東京寄り、物井というところで下車。佐倉南図書館...
「いんなあとりっぷ新春懇話会」に出席しました。 霊友会主催のパーティー形式の交流会です。 会員さんもですが、ご案内の葉書に「日頃お世話になっているみなさま方に」とあるように、会員外の方が、ほとんどでしょうか。 港区麻布台という立地からか、外国の方の姿も、ちらほら。800人以上の出席者です。 ご挨拶はまず、末吉会長、続いて、意気軒昂な某党の官房長官や女性議員は、自信に溢れ、リキが入っています。更に「...
昨年の11月末に朝日新聞「55プラス」に「音訳」が取り上げられました。4回続きの記事でした。 直後、「記事読みました」、「音訳、出てました。嬉しいですね」と何人もの方から、連絡がありました。 新年の賀状にも、たくさんの方から「見ましたよ」という一言が、添えられていて、改めて新聞ってすごいなあと思いました。 この時、当会で今一番ご苦労をかけている「テキスト化プロジェクト」のメンバーから、次は、こちら...
みなさん、お待たせしました。いよいよ発表です。
三芳町役場福祉課の三室さんから、ご丁寧な新年のご挨拶と共に、アブディンさんの講演会の詳細が、「広報みよし」に掲載されたと、お知らせがありました。
記
期日 2月14日(金)
13:20受付開始
14:00開演
会場 藤久保公民館ホール
収容人数 100人(当日受付、先着順)
日本語がうますぎる盲目の陽気なスー...
都内では、暖かく穏やかな晴天が続きました。
日本海側や雪国のみなさんには、申し訳ないくらいです。
郷里の母が、よく言っていました。「東京は冬でも布団がほせるんだものね」と。
でもさすが、今日は寒の入り。曇り空のそれらしいお天気になりました。
昨年は、お世話になりました。今年もさまざまなステージでみなさまと一緒に元気で楽しく活動ができますことを祈っています。
本年も、よろしくお願い申しあげます。
...