藤田が行く!

No.295 特に広島、福岡にお住まいの方やお近くの方へ

私たちが提供した音源を元に、マルチメディアDAISY図書を製作し、特別支援学校や盲学校等に寄贈している、伊藤忠記念財団の矢部さんたちが全国行脚中です。 今月の26日には、福岡県立図書館で、そして27日には広島市立中央図書館で、「読書バリアフリー研究会」が開かれます。 一人でも多くの人に、障害のある人たちの読書環境の現状を知ってほしいと頑張っています。 福岡の詳細  http://www.itc-z...

No.294 公共図書館での講座

千葉県旭市にある千葉県立東部図書館に伺いました。 この旭市は、房総半島の北部にあり漁業の盛んな町です。 あの3.11の大震災では、市内飯岡地区を8メートル近い津波が襲い、13名の方が亡くなっています。そして、図書館の駐車場には、仮設住宅が建っています。 2年半以上経った今も、20世帯ほどのみなさんが住んでいるそうです。足を運んでみて初めて見えてくることがあります。 何もできませんが、せめて日常を奪...

No.293 富田倫生さん追悼イベント

去る8月に亡くなった富田倫生さんといえば、「青空文庫」の呼掛け人であるというくらいの知識しかありませんでした。もちろん面識もありません。 なのに富田さんの追悼イベント第一部、記念シンポジウムに参加したのには、わけがありました。 この追悼イベントの運営と「青空文庫」の活動を将来にわたって支援する「本の未来基金」が、創設されました。 イベントの協賛団体にと、松井さんを通じてお誘いがあったので、名前をだ...

No.292 稲門グリークラブ演奏会

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、ずいぶんと秋めいてきました。赤い曼珠沙華が、目に鮮やかです。 ところで今、みなさんに「名著を読もうプロジェクト」への協力をお願いしておりますが(中央公論社の世界の名著・日本の名著の音訳) この依頼元である、新潟の栗川先生たちの男声合唱を聴きにサントリーホールに出かけました。 「炎のコバケン」(蛇足ながら、小林研一郎氏のこと)が振る稲門グリークラブの演奏会です。栗...

No.290 秋田、青森駆け足訪問記 Ⅰ

9月5~6日にかけて、秋田市内で開かれた東北・新潟・北海道ブロック点字図書館等連絡協議会の音訳・音訳校正・デイジー編集合同研修会に参加しました。初日は、千葉県立西部図書館の松井さんの講演です。 2日目は、秋田県点字図書館音訳指導員松本さんと同じく福田さんによる協議「今後の音訳・音訳校正・デイジー編集ボランティアに求められること」です。 音訳ボランティアはもちろん、点字図書館の職員、盲学校の先生等2...

No.291 秋田・青森駆け足訪問記 Ⅱ

当初から、松井さんとは、せっかくの秋田行き、なんとか時間を有効に使い、青森まで足を伸ばそうと計画していました。 青森には、半年くらい前に、当会の個人会員登録をしてくれた、神山先生がいます。 あおもりDAISY研究会の代表であり、私たちのテキスト化プロジェクトのアドバイザー的な役割を担ってくれています。そこで、なんとか情報交換しながら、地元で協力者を増やし、活動の輪を広げられればということも大きな目...

No.289 コンサート

恒例の「競い合い、助け合うコンサート2013 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」が、10月19日(土)杉並区の勤労福祉会館ホールで、開かれます。 いつものとおり、実行委員として、チケットの売りさばきに協力しています。 常に多忙を極め、持ち出しの多い音訳者には、なかなか厳しい面もあるかなあと、思いながら、「ぜひ、コンサートにお越しください」と、せっせとラブレター?を書いています。 私たちは、日頃音訳をと...

No.288 名著を読もうプロジェクト

赤とんぼ、発見!自宅近くのキャベツ畑の上を飛んでいました。 そういえば、朝夕の風が、かすかに変わってきたような感じがします。でも少し動くと、どっと汗が吹き出します。不快な湿気には、閉口していますが、みなさま、お元気でしょうか。 さて会員のみなさんには、先日「お知らせ」をお送りしました。 その中に「名著を読もうプロジェクト」録音図書製作協力者募集があります。 そもそも、総会の折りの第2分科会ご登壇の...

No.287 文化庁に要望書を提出

文化庁に陳情に行ってきました。 去る6月、モロッコのマラケシュで「全盲の人々、視覚障害のある人々、あるいはその他のプリントディスアビリティのある人々のために、出版物へのアクセスを改善するマラケシュ条約」が採択されました。 そして、このことを受け、著作権法の改正が必要と、要望書を提出しました。 日本盲人会連合の大橋さん、弱視問題研究会の宇野先生、障害者放送協議会の井上さん、全国拡大教材製作協議会の佐...

No.286 貴重な連携

埼玉県内の三芳町役場の福祉課の方から、メールをいただきました。 社会福祉協議会で活動している音訳グループがあり、主に広報を読んでいます。 この度このグループからの相談もあり、福祉課、秘書広報室、社協、音訳グループの4者が協力、今後のことを話し合ったそうです。 まず、音訳者養成講座を開催、それに先立ち講演会も企画。ついては、種々相談にのってもらい、講師の紹介もしてほしいというものでした。 なかなか貴...