藤田が行く!

No.544 読書バリアフリー

『読書バリアフリーフォーラム〜こんな立場の人も読書バリアフリーを必要としています!〜』が、豊島区の「あうるすぽっと」で開催されました。 公益財団法人 文字・活字文化推進機構と豊島区の共催です。 今回の登壇者のなかで、ディスレクシアの藤堂栄子さん、日本図書館協会著作権委員会の小池信彦さんのお二人は、あちこちでお目にかかります。 また、コーディネーターの筑波大学附属視覚特別支援学校の...

No.543 瞽女唄コンサート

師走に入って間もないある日、都内両国で、『越後瞽女唄「さずきもん」東京公演 瞽女の足跡 その三』が開かれました。 人間国宝であり、最後の瞽女と言われた、小林ハルさんから指導を受けた萱森直子さん。そのお弟子さん「さずきもん」の小関敦子さん、その妹弟子である我らが広沢里枝子さんお二人の舞台です。 広沢さんの力強い伸びやかな唄声は、健在でした。 太夫役の広沢さんと才蔵役の小関さんの掛け...

No.542 交流会

ようやく対面でのイベントが戻ってきました。 結果、遠出が増えました。 せっかく遠くまで足を運ぶなら、メインの集まりの前後に、地元のボランティアグループと交流ができたらと考えました。 今回も全国図書館大会終了後の翌日、盛岡市内の「岩手音声訳の会」の皆さんと、情報や意見の交換をしました。 アイーナ・いわて県民情報交流センター(分科会会場でもありました。県立図書館も入っています。ガラ...

No.541 図書館大会 その2

2日目は、分科会です。 14の分科会があり、事前申し込み制です。興味がそそられる分科会がなきにしもあらず。 でも、障害者サービスを外すわけにはいきませんね。 午前と午後に分かれて開催されました。 午前の部、障害者サービス (1)では 「SDGsと図書館、誰も取り残さないインクルーシブな図書館を目指して」というテーマの下、河村宏氏や野村美佐子氏など、懐かしいみなさんから...

No.540 第109回全国図書館大会岩手大会 その1

二日間にわたり、盛岡市内で開かれた「全国図書館大会 岩手大会」に参加しました。「理想郷“イーハトーブ“で本当の幸せを考える〜希望ある未来は図書館とともに〜」がテーマです。 4年ぶりの対面での開催となりました。 どんな方々との再会が、また新たな出会いが待っているのか、ワクワクしていました。 初日は開会式、建築賞表彰、基調報告と続き、記念講演です。 その前にステキなオープニングアト...

No.539 読書バリアフリーと学校司書の役割

長崎から戻ってみれば、シンポジウムが待っていました。 衆議院議員会館で15時30分から17時30分までの開催です。私としては、少々厳しい時間帯ですが、議員連盟のみなさんが出席しやすい時間帯という設定ということでしょう。 挨拶や出席議員の紹介がありました。 続いて、学校図書館議員連盟事務局長 笠 浩史氏から、「読書バリアフリーと学校司書の処遇改善をめざす施策について」の報告がありま...

No.538 長崎例会

今年の公共図書館で働く視覚障害職員の会(通称 なごや会)の例会は長崎県長崎市と大村市が、会場でした。 メインは大村市にある「ミライon図書館」の訪問です。 長崎県立長崎図書館と大村市立図書館が共同運営する図書館です。都道府県と市町村が共同運営する図書館は、高知県の「オーテピア高知図書館」についで二例目だそうです。 木材がふんだんに使われ、ベンチなどあちこちで船のイメージが見られま...

No.537 観劇

都内初台の新国立劇場に行ってきました。 シェークスピアの「尺には尺を」を観てきました。 大阪から夜行バスで上京、終了後にトンボ帰りをしてまで観たいという視覚障害の方の誘導の為です。 シェークスピア全集全33巻(松岡和子個人全訳)を対面で、年内には読了というからすごい人です。案内をよろしくと連絡がありました。 新宿バスタに朝6時、そして帰りは夜10時。 丸々お付き合いはでき...

No.536 松本市でのセミナー

秋風立つ長野県は松本市に行ってきました。 長野県視覚障害者福祉協会主催の「音訳ボランティアセミナー  松本市〜誰でもできる 録音図書校正者を目ざして〜」に参加するためです。 実は5月末にお邪魔した「長野県赤十字奉仕団ひびきの会」の代表からいただいた資料の中の情報でした。 県内2ヶ所、長野市と松本市での開催とありましたが、長野市はすでに遅し。ならば松本市へ。 福祉協会に連絡。...

No.535 朝日新聞記事

9/30付け、朝日新聞「be report」に、8月末に取材を受けた記事が掲載されました。 音訳ボランティア 読書の楽しさ伝える障害者の「目」 というタイトルでした。 欲を言えばキリがありませんが、初めて音訳、音訳ボランティアという言葉に接した人には、理解しやすい記事だったのではと思います。 全体的にバランスの取れたものになっていたのではないでしょうか。 やはり、反...