藤田が行く!

No.249 京都行き

京都に行ってきました。 「4しょく会」春のイベント ボランティアはになれるのか?というテーマのイベントが、長岡京市で開かれました。 この「4しょく会」が、よんしょくかい、なのか、ししょくかい、なのかもわからず、参加しました。(正しくは、ししょくかいです) 「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)は、2001年に関西在住の視覚障害当事者を中心に、結成された団体です。 活動方針は4つの「しょく」...

No.248 ロービジョンと読書環境について

今回で37回目となる、出版UD研究会に参加しました。 広島大学の氏間和仁先生が、ゲストスピーカーです。「ロービジョンと読書環境について」というテーマのもと、参加者のiPad体験も含め、お話を伺いました。 まず、「ロービジョンとは、治療や屈折矯正等を施してもなお、何らかの原因によって視機能が十分に発揮できず、読書や書字、歩行等の生活上のさまざまな活動に、永続的な困難を生じる状態」という定義づけがあり...

No.247 音訳ボランティア体験学習会

私たちが、日頃お世話になっている、東京ボランティア・市民活動センターの担当の方から、連絡をいただきました。 日立製作所のCSR部の企画で、音訳について、体験を交えた学習会を開いてほしいという依頼です。「ボランティア体験学習会」というところでしょうか。 昨年秋、東京都のボランティアフェスティバルを、経験しています。その時のノウハウで何とかなるだろうという思いと、企業の皆さんに、音訳について、ひいては...

No.246 京都からのお誘い

出版UD研究会のメーリングリストで、とても興味をそそられる案内が届きました。国立民族学博物館の広瀬さんからの「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)の春のイベントについてでした。 この広瀬さんは、近著「さわる文化への招待 ― 触覚でみる手学問のすすめ」(世界思想社)のなかで、「視覚障害者は、目が見えないかわいそうな人、ではなく、視覚を使わずに別の五感を働かせて豊かに生きている存在 」と言われてい...

No.245 「DX型 ディスレクシアな僕の人生」

私が月一、参加している、出版UD研究会でお会いした、NPO法人EDGEの藤堂さんから、ご案内をいただきました。 エッジとは、ディスレクシアを持つ人の啓発、サポートとネットワークを目的として2001年に設立されたものです。 ご子息の高直さんが、書かれた「DX型 ディスレクシアな僕の人生」(主婦の友社 本体価格1400円)の出版記念講演会の案内でした。高直さんは、日本で義務教育終了後、英国に留学。大...

No.244 銀の鈴社

鎌倉にある出版社、銀の鈴社に、伊藤忠記念財団の矢部さんを、ご案内しました。この銀の鈴社は、長野の丸田さんが「はこちゃんのおひなさま」という絵本を出しているところです。そのご縁で、以前に伺ったことがありました。 古民家の入り口を入ると、ギャラリーになっています。 更に奥の方に、事務所とサロンがあります。サロンの壁ぎわには、背の高い本棚があって、素敵な絵本や詩集、野の花の絵はがきなどが並んでいます。一...

No.243 打ち合せ

つくばエクスプレスで、筑波技術大学の長岡先生を訪ねました。つくば市は、学園都市と言われるだけあって、複数の大学があって、正に学生の町です。都心をうろうろしている私としては、広々としていて気持ちがいいなあと思いました。 さて、6月1日、飯田橋のボランティアセンターで、長岡先生をお迎えして、シンポジウムを予定しています。その打合せで伺ったものです。視覚障害系支援課の小野瀬さん、田中さん、納田さんも同席...

No.242 物事は単純ではない?

「いつもよくそんなに、あちこち出かけて、いろんな人と会うことが、苦になりませんね」とは、よく言われることです。 決してそんなことはありません。「よいこらしょ!」という時もあります。 実は、大きな組織のリーダーのみなさんを、お訪ねする時、何となく敷居が高く感じられることがあります。当ネットワークの歴史の浅さ、私自身の勉強不足が、気後れする理由かもしれません。 でも、全国と名前を冠した団体です。少しず...

No.241 読み書き支援

ここで何度か、書いてきましたが、読み書き(代読代筆)支援の話題です。 まずは、そこに行けばサービスが受けられるという場所の確保が、必要です。しかし、その場所まで、出てこられない人のためには、訪問サービスも考えなくてはいけませんが。 さて、場所ですが、どこでもいいというわけではなく、わかりやすく、安心感のある所が、ベターでしょう。 だれでも、すぐ思い浮かぶのは、公共図書館の対面朗読室の活用ではないで...

No.240 震災シンポジウム「東日本大震災視覚障害者支援のまとめと課題」

あの未曾有の大震災から1年目の3月11日のシンポジウムへの参加を、心待ちにしておりました。私たちが、昨年12月に開いた仙台での「読み書き支援」のシンポジウムの折りには、地元の皆さんには、一方ならぬ、お世話になりました。また、日本盲人福祉委員会東日本大震災視覚障害者支援対策本部の事務局長を務めておられた加藤俊和さんには、昨年一年間、ほんとうにお世話になりました。 それやこれやで、今回の「震災シンポジ...