みなさま、楊 雪元(よう せつげん)さんをご存じでしょうか。視覚障害者支援総合センター(高橋実理事長)主催の「競い合い、助け合うコンサート 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」というのが、毎年、杉並区内で開かれています。数年前、ここでの楊さんの演奏を聴かれた方は、覚えていらっしゃることと思います。
私は、その時が初めででしたが、あの伸びやかな歌声と、白杖に穴をあけた特注の横笛での「トルコ行進曲」に...
夏は、年々暑くなり、冬もまた、寒さが増しているように感じるのは、私だけでしょうか。
さて、都心の朝の気温が、マイナスを記録したある日のこと。我が家の水道が、突然とまりました。家族が出かける時間帯です。慌てました。前日のお風呂のお湯を、溜めおいているので、トイレ等は、ずいぶん助かりました。これは、我が家だけの状況なのか、いつまで続くのか、不安になりました。8時前のことで、お隣のチャイムを鳴ら...
念願の「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」の発表報告会が、24日、江戸東京博物館で開かれました。東京は、前日の雪の影響や、寒さの中の風邪等で、欠席者が多いと予想していました。しかし、最終的に450を超える参加者があり、会場は満杯。みなさんの関心の高さが、伺えました。
当音ボラネットの参加者枠が、当初150名でしたが、早々と定員に達し、更に50名の追加枠をいただきました。それでも、...
たまに利用者の方から、直接、音訳の依頼がくることがあります。通常、サピエや公共図書館にないか確認し、なければ、どこかで読まれていないかネットで呼びかけます。しかし、早くなければ情報ではないと言われる今、いつまで待てばいいのか、わからない呼びかけには、いつも悩みます。そして、どこにもなければ、音訳者探しをしなければなりません。
昨日、葛飾区内のある利用者さんから、医学書の依頼がありました。「...
瞬く間に、松の内も過ぎましたが、全国のみなさま、どのようなお正月を過ごされたことでしょう。今年も、少しばかりでも、誰かのお役にたてるよう、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年暮れに、石巻市の鈴木さんから、クリスマスカードが、届きました。震災前年の2010年12月の駅前の写真が、印刷された一枚のハガキが、同封されていました。ツリーやイルミネーションが明るく輝い...
新潟県胎内市の社会福祉協議会を訪ねました。11月の全国ボランティアフェスティバルに参加してくださったみなさんと再会の約束をしていました。私の帰省の日程と広報の収録日が、重なっていたので、楽しみにしてました。
ボラフェス担当者から事前に、参加者の名簿を見せていただいた時は、びっくりしました。私の出身地の新潟県の旧黒川村をはじめとした近隣の町村が合併して、胎内市となりましたが、そこからの参加者...
11月の全国ボランティアフェスティバルで、私たちの分科会に、いち早く足を運んでくださったのが、倉敷市の宮原光夫さんでした。お話をして、大変熱心な方という印象を受けました。嬉しいことに、早速に会員申込みをしてくれました。手話・点字・音訳・ガイド・地域等を含む連合体としての「倉敷ボランティア協会」の代表です。そしてまた、「倉敷アイテイサポートボランティア(視覚障害者のパソコン教室)」の設立者であり、代...
氷雨降る仙台で、3日「読み書き支援のためのシンポジウム」〜これからの高齢者・障害者への情報支援を考える〜が開かれました。
仙台と東京での協働作業で、スムーズにいかないこともありました。何より、案内チラシが、地元仙台はじめ、配布に協力してくださった各地のみなさんのお手元に、お届けできたのは、わずか3週間前でした。それでも、みなさんのおかげで、無事、開催にこぎつけることができました。「参加人数...
調布デイジー(代表 牧野綾さん)主催の「読みたくても読めない君へ〜ディスレクシアや発達障害の子どもへマルチメディアDAISYを〜」に参加しました。中でも岐阜特別支援学校の神山忠先生のお話は、何度伺っても、感動するばかりです。
視覚に障害があるわけでも、知的に遅れがあるわけでもないのに、読み書きに困難を抱え、一番、感受性の強い学齢期に「自分は、勉強ができない子」と認めざるを得ない毎日を過ごし...
(財)伊藤忠記念財団主催の、障害のある子どもたちのための読者サポート講座「発達障害って何だろう」が、都内「こどもの城」で開かれました。ゲストスピーカーは、石川県立明和特別支援学校の河野俊寛先生です。
まず発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群と、その他広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害のことを指します。平成17年には、発達障害者支援法が、制定されて、こういう人たちに、支援が必要...