来年の司法書士試験に向けて、テキストを音訳してほしいという留守録をきいたのは、夜もかなり更けた時間でした。失礼と思いながらも、電話をしました。案の定、連絡を待っていたとのこと。
埼玉県内在住の30代の女性でした。10冊もあるテキストを音訳し、デイジーにしてほしいという、依頼でした。
近くのボランティアグループにも頼んだか、1冊に3か月かかるので、このペースだと受験に間に合わないし、音訳グループとし...
行事が重なれば重なるものです。おかげさまで、「音ボラネット」の名前が、少しずつ浸透してきたようで、何かあれば、チラシが送られてきたり、案内メールがきたりします。それぞれに参加すれば、無駄はないと思いながら、身は一つ。政治家の先生のように、挨拶のみ5分から10分の滞在で次に移動、などということが、できるはずもなく、自ずと優先順位をつけざるを得ない状況です。
そんななか、3日の夜の小さな「ひなま...
当初、私などは、マルチメディアDAISYは、学習障害のある人たち向けのコンテンツだと理解していました。しかし、視覚障害者にとっても、デジタル録音図書として、利用できるわけです。今では、さまざまな障害者に対して有効な学習・読書支援となっています。
このマルチメディアDAISYに関しては、もっと勉強して今後、音訳者として、何かできないかと、ずっと考えています。今さら、新しいことに挑戦するのは、...
3月3日(土)、1時から上記の催しが、千代田区立日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールで、開催されます。昨年一年間、大活字文化普及協会の「読み書き支援」に関する一連の活動に、後援団体のひとつとして、協力させていただきました。都内での2回の支援員養成講座、その後のシンポジウムへの参加者は、実に熱心なみなさまでした。ボランティア活動のためや、自らのスキルアップのために、参加した人が、ほとんどでし...
みなさま、楊 雪元(よう せつげん)さんをご存じでしょうか。視覚障害者支援総合センター(高橋実理事長)主催の「競い合い、助け合うコンサート 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」というのが、毎年、杉並区内で開かれています。数年前、ここでの楊さんの演奏を聴かれた方は、覚えていらっしゃることと思います。
私は、その時が初めででしたが、あの伸びやかな歌声と、白杖に穴をあけた特注の横笛での「トルコ行進曲」に...
夏は、年々暑くなり、冬もまた、寒さが増しているように感じるのは、私だけでしょうか。
さて、都心の朝の気温が、マイナスを記録したある日のこと。我が家の水道が、突然とまりました。家族が出かける時間帯です。慌てました。前日のお風呂のお湯を、溜めおいているので、トイレ等は、ずいぶん助かりました。これは、我が家だけの状況なのか、いつまで続くのか、不安になりました。8時前のことで、お隣のチャイムを鳴ら...
念願の「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」の発表報告会が、24日、江戸東京博物館で開かれました。東京は、前日の雪の影響や、寒さの中の風邪等で、欠席者が多いと予想していました。しかし、最終的に450を超える参加者があり、会場は満杯。みなさんの関心の高さが、伺えました。
当音ボラネットの参加者枠が、当初150名でしたが、早々と定員に達し、更に50名の追加枠をいただきました。それでも、...
たまに利用者の方から、直接、音訳の依頼がくることがあります。通常、サピエや公共図書館にないか確認し、なければ、どこかで読まれていないかネットで呼びかけます。しかし、早くなければ情報ではないと言われる今、いつまで待てばいいのか、わからない呼びかけには、いつも悩みます。そして、どこにもなければ、音訳者探しをしなければなりません。
昨日、葛飾区内のある利用者さんから、医学書の依頼がありました。「...
瞬く間に、松の内も過ぎましたが、全国のみなさま、どのようなお正月を過ごされたことでしょう。今年も、少しばかりでも、誰かのお役にたてるよう、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年暮れに、石巻市の鈴木さんから、クリスマスカードが、届きました。震災前年の2010年12月の駅前の写真が、印刷された一枚のハガキが、同封されていました。ツリーやイルミネーションが明るく輝い...
新潟県胎内市の社会福祉協議会を訪ねました。11月の全国ボランティアフェスティバルに参加してくださったみなさんと再会の約束をしていました。私の帰省の日程と広報の収録日が、重なっていたので、楽しみにしてました。
ボラフェス担当者から事前に、参加者の名簿を見せていただいた時は、びっくりしました。私の出身地の新潟県の旧黒川村をはじめとした近隣の町村が合併して、胎内市となりましたが、そこからの参加者...