藤田が行く!

No.534 新聞記者からの取材

この頃、新聞などで音訳が取り上げられることが、多い感じがします。 つい先日は、個人会員の可児さんから、西日本新聞の記事を教えてもらいました。 「視覚障害者の力になりませんか 音訳・点訳ボランティア募集 長崎、佐世保両市」というものです。 可児さんは、いつも全国の貴重な情報を寄せてくれています。 今までコロナ禍にあって、音訳者養成講座が中止、または実施しても人が集まらないという状況が、続...

No.533 高校生からの取材

石川県能美市の高校の先生から、メールがきました。 放送部の顧問だそうです。 放送部の秋の大会のラジオドキュメント作品制作のため、地元の音訳ボランティアを取材しようと準備中。 ついては、全国の音訳ボランティアの人数、そして音訳の始まりについて教えてほしいと。 ボランティアの人数については、それぞれの活動形態が異なるため、正確な数は不明とお応えしました。公共図書館、点字図書館、社会福祉...

No.532 戸山図書館における研修会

危険な暑さの中、ある研修会に参加しました。 新宿区立戸山図書館主催の「知的障害者を読書へ誘う合理的配慮の実際」です。 先ずは、びわこ学院大学の藤澤和子先生から 1.知的障害者の読書の問題 2.当事者が求める資料 3.ニーズに応じたわかりやすい図書、視聴覚資料 4.わかりやすい資料を届けるための環境整備 以上のようなお話がありました。 次は、株)樹村房...

No.531 鶴見大学訪問

新宿区立戸山図書館の矢部館長から、鶴見大学文学部の元木先生を紹介され、大学まで案内していただきました。 先生は3Dプリンターでパリの凱旋門や石川の金沢駅の鼓門など名所や地図を作成し、視覚障害者へ情報提供している方です。 とても楽しい方です。 伊藤忠記念財団の電子図書「わいわい文庫」で、昔話の神奈川版を作られた方でもあるそうです。 視覚障害の方たちにとって「触る」ということか...

No.530 アフターコロナ時代の音声訳を考える

名古屋の金城学院大学の磯野正典さんと、私たちの活動拠点であるボラセンでお会いしました。 ようやく「コロナ」も鎮静化し(しかし、決して終息はしていません)、人と人との往来も活発化しつつあります。私もやっと大手を振って出歩けるようになりました。 そんな中で磯野さんから、「打合せ」をしたいとご連絡をいただきました。 磯野さんとは、「EYEマーク・音声訳推進協議会」以来のお付き合いです。...

No.529 安曇野訪問

松本市朗読赤十字奉仕団「ひびきの会」のみなさんとの交流のために、安曇野市穂高に足を運びました。 そもそも、楊 雪元さんからの年賀状から始まったことでした。 そこには、中国笛の奏者でありテノール歌手でもある楊さんが、毎年、穂高で地元の朗読者の方の伴奏をしていますという案内がありました。 コロナ禍でのここ数年、演奏会もなく、大変でしたと。懐かしさもあり、何とか応援もしたいと、年初めに...

No.528 出版UD研究会「読みやすい・使いやすいフォントを求めて」

久しぶりの集まりです。 もっともこちらも、会場参加とZoom参加のハイブリッドです。 迷わず専修大学神田キャンパス10号館へ。九段下寄りの新しい建物です。 会場に足を踏み入れると、だれからともなく、お久しぶり、ご無沙汰していますの声。ほとんど知ったお顔ぶれです。懐かしいです。企画していただいてありがたいです。 この出版UD研究会は、2005年から「本を作る立場の人に届ける」を基...

No.527 ほっこりする話 その2

少し時期を逸しましたが、これは何としてもみなさんに、音源を聴いてほしいと準備をしていました。 「全国視覚障害教師の会」の南沢創先生からの投稿です。 南沢先生は、関東圏内のある小学校にお勤めです。 その小学校は、2011年の東日本大震災で、校舎が倒壊。その後5年間は仮設の校舎で授業が行われていたそうです。 でも今の子どもたちは、震災後に生まれた子どもたちです。 意識や関...

No.526 ほっこりする話

この頃あちこちのメーリングリストから、ほっこりする話が流れてきます。 みなさまにもぜひ、共有していただきたく、投稿者の許可を得て、ご紹介します。 先づ馬場村塾塾長の大川さんからの投稿です *~*~*~*~*~*~*~*~* 『さわやかな高校1年男子』 本日はシネマチュプキで「戦場のメリークリスマス」を観てきました。 ちょっと久しぶりだったので、行く時に迷いかけた...

No.525 瞽女唄

今年もまた満開の菜の花が、荒川土手を埋め尽くすこの時季に、埼玉県は鴻巣市にあるカフェ紫苑で、広沢里枝子さんのコンサートが開かれました。 「瞽女唄の息吹〜越後瞽女唄コンサートinこうのす・紫苑VoL4」です。 広沢さんは、一段と声に張りと艶を感じました。 最後の越後瞽女 小林ハルさんのナマ唄を聴く機会は、残念ながらありませんでしたが、何か通じるものがあると感じます。 それはた...