藤田が行く!

No.159 マンガも読んでみよう!実践編(その3)

参加申し込みが届き始めました。会員ではありませんが、音訳講師の方からも参加希望が寄せられています。 そんな中、9月30日飯田橋のボラセンで「利用者としての生の声」をお聞かせいただける2人目の方にお会いしました。たまたまクラッシックやシャンソンを得意とする声楽家でもある若い女の方でした。素敵な笑顔の裏に好きな歌を続けるにあたっていろいろなご苦労や悩みがあったことを知りました。 当日は若い方の...

No.158 マルチメディアDAISYの寄贈プロジェクト

マルチメディアDAISYを特別支援学校に寄贈するという伊藤忠記念財団の新規プロジェクトに協力しています。出版社への著作権許諾の手続きがスムーズにいきません。 門前払いのようなところもあり、社会貢献は考えていないと言い切る編集者がいるのも現状だそうです。 どちらが正しいとか、間違っているとかいうことではなく、それぞれの立場、考え方があるので財団の担当の方も大変です。それでも2010年度の目標...

No.157 マンガも読んでみよう!実践編(その2)

「マンガも読んでみよう 実践編」開催に当たり今回もぜひ利用者にも参加していただきたいと、あちこち声をかけておりました。当然といえば当然ですが、音訳ボランティアとは視覚障害者のための活動ですから私たちの集まりには必ずお呼びし、生の声を聞かせていただくということをモットーにしているからです。 しかし、これがなかなか難しいのです。大勢の前で発言するのが苦手な方、日にちも時間も決まっていることなの...

No.156 マンガも読んでみよう!実践編

今回の講師をお願いしている、霊友会法友文庫点字図書館の三浦さんを都内麻布台にお訪ねしました。同行は事務局の泉です。通常の音訳とマンガを読むということは、別物。まさに読み手の感性そのもの、という話で盛り上がりました。 さて今回の実践編では、事前に課題を郵送し読み原稿を作成、当日参加者に発表してもらうということにしました。ほんの数名になると思いますが。 ところで、この課題については当初...

No.155 全日盲研山梨大会に参加して その2

この大会は毎年、会場を替えて開かれているもので、全国を回っています。 今年の主管校は山梨県立盲学校で甲府市内での開催でした。 この大会に参加する意義はいくつかありますが、それだけではありません。私にはもう一つの「楽しみ」があるのです。それは大会終了後、地元の音訳ボランティアのみなさんと交流するということです。 今までも、鳥取、岡崎、札幌でたくさんの方々にお目にかかりました。 ところ...

No.154 全日盲研山梨大会に参加して

7月29日30日、第85回全日本盲学校教育研究大会山梨大会が開かれました。 甲府市内の会場で、全体会、基調講演、分科会と続きます。当ネットワークでお馴染みの先生方ともお目にかかりました。さて、なぜ毎回この大会に参加なのかと聞かれることがあります。 ・盲教育の専門家の集まりである。 ・盲学校とは、近い将来私たちのユーザーとなる児童生徒が居るところである。 ・盲学校の校長先生は...

No.153 取材

パルシステム生活協同組合・セカンドリーグ支援室発行の月刊誌「のんびる」編集部から、取材の依頼がありました。7月23日ボラセンで担当の濱田さんにお会いしました。 この「のんびる」は障害者支援などのさまざまなNPO活動や社会的起業に関する情報誌です。読者は50代〜60代の女性だそうです。 広く音訳ボランティアのことを話しました。 話しているうちに、このボラセンで活動しているあまたあるボランティ...

No.152 バイオリンコンサート

7月16日、「多摩市音訳グループ繭創立20周年記念〜ヴァイオリンコンサート川畠成道の世界〜」が開かれました。(於多摩市内) この「繭」は今年3月まで代表だった幸野尚子さんが、「個人ニーズへの対応」を掲げ、立ち上げた会です。利用者も全国に広がっています。DAISY化への取り組みも積極的でNPO法人DAISY TOKYO(現在は別団体)も立ち上げました。 また今では、広報や選挙公報等の...

No.151 IMDグループ

伊藤忠記念財団からマルチメディアDAISYの音声部分への協力依頼をいただいてから、数ヶ月過ぎました。このための集まりをすでに数回もっています。 7月16日も打ち合せをかね、財団を訪問しました。長く青少年の育成事業を行ってこられたところですが、マルチメディアDAISYを製作し、全国の特別支援学校に寄贈するという今回の試みは初めての取り組みです。 こちらもマルチメディアDAISYをきちんと理解...

No.150 講演会「子どもと本の出会いのために」

7月3日都内で、(財)日本障害者リハビリテーション協会主催の講演会「子どもと本との出会いのためにー誰もが読める絵本」が、ありました。通常の印刷物が読めない子どもたちには、紙媒体の本は、ほとんど意味がありません。点字だったり、録音図書だったり、マルチメディアDAISY図書だったり、さわる本だったりと、それぞれのニーズに応じた様々な本が重要になってくるわけです。 スウェーデンのアニカ・ノーバー...