藤田が行く!

No.149 成松さん訪問

読書工房の成松さんを都内の事務所にお訪ねしました。学生時代からボランティアをやってた方です。出版UD研究会を主宰されています。誰でも読める・楽しめる読書環境をめざして出版のユニバーサルデザイン(UD)を考える集まりです。 この度の伊藤忠記念財団の新規事業に対して音ボラネットを推薦してくたさいました。 今後このような協力依頼が多くなると思われます。 「ディレクターに当たる人、キャスティングや...

No.148 見学会

パソコンインストラクターであり、マルチメディアDAISY作製のグループを立ち上げている西東京市の片岡さんと、ある集まりで名刺交換させていただいたことがありました。音訳者と交流したいと言われ、音ボラネットの個人会員になってくれた方です。 「音訳者が現場でどんな活動をし、DAISYをどんなふうに作っているのか、ぜひ見てみたい。どこか紹介してもらえないか」と連絡があったのはだいぶ前の話です。ほと...

No.147 電子書籍端末

今月12日、第28回出版UD研究会の「電子書籍端末をさわって見くらべよう」に参加しました。いつものとおり、都内はもとより広島、大阪、仙台など遠くから、また出版、新聞、教育関係者、視覚障害者等、いつもながらの多様な方々が集まっていました。これがこのUD研究会のよき特徴となっていると思います。 さて私はアマゾンのキンドル、ソニーのリーダー、アップルのアイパッドくらいしか聞き覚えがないのですが、...

No.146 伊藤忠記念財団

以前からお話のあった伊藤忠記念財団の新規事業の説明会がありました。財団から矢部さんと高根沢さん、アドバイザーとして読書工房の成松さん、音ボラネットの事務局の有志と都内2グループの有志数名が、ボラセンに集まりました。 障害のあるすべての小中学生のために、読書の機会を提供するという目的で、マルチメディアDAISYを製作し、全国の特別支援学校に寄贈するという事業です。教科書ではありません。子供向...

No.145 来客

5月26日、長野のやまびこ会の鈴木さんがボラセンに立ち寄ってくださいました。東京出身で日本点字図書館で活動されていたそうです。今では長野の地で、奥様と二人三脚で頑張っています。最初の全国大会からのお付き合いで「せっかくできたネットワークなので、みんなで大事に育てていきたい」といつもエールを送ってくれています。 「やまびこ会」も音訳者の高齢化が悩みのようですが、平成21年度ボランティア功労者...

No.144 選挙公報

5月25日は15日に引き続き、岐阜アソシア館長の高橋さんにボラセンにお越しいただき、「選挙公報」のことを伺いました。2009年11月発行の「音ボラネット通信」に取り上げました。思い出していただけると、ありがたいです。 日盲社協が総務省と価格設定の協議の上、高橋さんたち音声版選挙公報製作・普及プロジェクトが製作し、各選管に販売しています。購入は義務や強制ではないので100本単位で購入するとこ...

No.143 サピエ

5月24日(月)なごや会の関東地区の勉強会が、高田馬場でありました。「サピエ」についての研修会です。講師は日本点字図書館の梅田さんです。なごや会というのは、公共図書館で働く視覚障害者の会、ですから「図書館にとってのサピエ」という視点からのお話でした。 「サピエ」というシステムができて、日本点字図書館が管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営しています。 視覚障害者をはじめ、目で読むこと...

No.142 「民法総則」音訳報告

引き受け手のない依頼のその後です。引き受けてくれた名古屋YWCA音声訳グループの堀尾さんからの報告を承諾を得て、ここに紹介致します。 まず、依頼者のNさんからの「活動に負担のかからないように音訳していただければ」の控えめな一言に、読みたいものをなかなか読めない実情を感じました。勉強のためということなのでなるべく早く読み上げたいと、グループで読み手を募ったところ、法律書は初めての2人を含め5...

No.141 有意義な出会い

つくば市の柳澤由紀子さんから、連絡がありました。ぜひ、紹介したい人がいると。 双方の日程調整の結果、本日4月24日飯田橋のボラセンでお目にかかりました。 柳澤さんは、少しでも質の高い音訳をと、精力的に活動をしている方です。 その彼女がお連れになった方というのは、筑波大学障害者支援センターの青柳先生です。ご専門は「視覚障害の教育学」だそうです。頭脳明晰とは、正にこういう方のことをいうのでしょ...

No.140 マルチメディアデイジー

4月22日、当音ボラネットの運営委員による定例会の後、マルチメディアデイジーへの音訳者の取り組みということで勉強させていただきました。 ハートフルブックスの佐藤さん、調布デイジーの牧野さん、日本障害者リハビリテーション協会の野村さんにお越しいただきました。 委員の大半は画面もみたことがないという状況です。今回はとっかかりの一歩ということで、いい機会を与えていただきました。 視覚や聴...