藤田が行く!

No.79 「東音連」での講演を通して

2月10日(火)、東京音訳グループ連絡会(都内51グループ加入)で、前全国盲学校長会会長の皆川春雄先生をお招きして「出会いに生かされる」と題しての講演会が開かれました。 私が3年前に、全日本盲学校教育研究大会・鳥取大会で初めてお目にかかり、昨年の当音ボラネットの「医療関係の音訳を考える」シンポジウムにもご出席くださった方です。この時の先生の印象が強く、都内の参加者から、ぜひ一度まとまったお...

No.78 図書館音訳ボランティア教養講座

2月6日(金)ぬけるような青空の下、風もなく東京より暖かい静岡市の市立中央図書館に伺いました。図書館音訳ボランティア教養講座で話をさせていただくためです。ありがたいことにあちこちでお話をする場を与えていただいていますが、公共図書館でというのは初めてです。図書館側からみれば「全国音訳ボランティアネットワークってなあに」、「代表の藤田って、どんな人、どんな話をするの」という程度のものだろうと思います。...

No.77 「バロックフルート」初体験

No.77(2/5) 「バロックフルート」初体験 2月3日(火)、職場から直行の岩本謙一さんと都内市ヶ谷の駅で待ち合わせて、アルカディア市ヶ谷に向かいました。6月4日(木)の全国音訳ボランティアネットワークの総会終了後に、会場のみなさんの肩をほぐすためにも利用者の演奏を予定しています。昨年から人選をしておりました。あちこち顔を出しているとおかげさまで色んな人とのご縁が生まれます。そんなお一...

No.76 みんなで協力を

1月24日(土)都内お茶の水にある東京YWCAで「音訳の未来を考える」とのテーマのもとに、お話させていただきました。音訳ボランティア活動やそれに伴う養成講座など30年前から、活発な活動を続けてこられた所です。皆さんのところでもこちらの修了生が活躍しているかもしれません。 12グループに分かれ雑誌制作を行っています。まだすべてテープ録音とのこと。「デイジーへの移行を検討しているが、グループ数...

No.75 音訳者いらない?

1月23日(金)、日本教育会館(千代田区)で「出版社のための出版UDセミナー」の最終回が開かれました。千葉県立中央図書館の松井進さん、筑波大付属視覚特別支援学校の宇野和博先生、東大先端技術研究センターの近藤武夫先生、日立コンサルティングの岡山将也さんのお話がありました。 それぞれに興味深い内容でしたが、松井さんの「ここまで進化した合成音声とオーディオブックの環境」は特に音訳者として耳をそば...

No.74 2日目の勉強会

1月21日(水)都立文京盲学校で、三療音訳会の皆さんとの2回目の勉強会に参加させていただきました。今回は船橋朗読の会「まつむし」から2名が加わりました。前回同様、講師の栗原先生が用意して下さった「医道の日本 第782号 症例特集 肩こり」を順番に音読します。その都度先生からのご指導が入るので、とても勉強になります。初参加の「まつむし」の方たちは依頼を受けたものが難しく、できれば三療音訳会に替って読...

No.73 2009年、年頭に

2009年が明けました。政治も経済も社会も、すべてが行き詰ってしまったかのように見える昨今です。私たちの活動にも無縁ではないかもしれませんが、せめて、少しでも「志を高く持って元気に楽しく」進んで行きましょう。 さて、たくさんの年賀状の中で(1)今回の「音ボラネット通信」は、利用者にとっても有益な情報がたくさんあって、ぜひお伝えしたいのでテープ機関誌等に収録してもかまわないかというお問い合わ...

No.72 1年を振り返り

今年1年間、暖かい励ましや力強い賛同の声をお寄せいただきありがとうございました。 音訳者は私の経験からも、思いはあっても、現実の忙しさに追われ、なかなか音訳周辺のことにまで目がいかないのが現状です。利用者のニーズは実に多様化していますし、世の中も目まぐるしく変化しています。そういう中にあって心配なのは、情報不足のために、音訳者よがりに陥ることです。 そこで活動の方向を誤らないために...

No.71 文京盲学校で勉強会

12月17日(水)、都立文京盲学校での「三療音訳会」(代表・依田理恵子さん)の勉強会に参加させていただきました。 理療科の先生の依頼で、医学書や鍼灸関係の本を読むために作られたグループです。当初から先生が関わって勉強会を続けています。特に利用者から必要とされている理療関係のものを読める人を育て、増やしたいという思いで月一回、専攻科の栗原勝美先生を中心に行なわれているこ勉強会に、外部の人も参...

No.70 葛飾盲学校 訪問

12月16日(火)、何度目かの葛飾盲学校訪問となりました。図書室にはずいぶん古いテープ図書がありましたがほとんど利用されていないということです。デイジー図書に編集するより新しいものを音訳した方が早いようです。 まずは数冊の本を音訳し、先生方にもデイジー図書を体験していただければと思います。そしてまた、寄宿舎のお子さんたちに対面朗読や朗読会を通して、耳で聴く読書に慣れてもらうことが先決かもし...