日本で唯一のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」をみなさまは、ご存知でしょか。
2016年に開館した全席20席という小さな映画館です。
目の不自由な人も、耳の不自由な人も、車椅子の人も、小さな子ども連れの人も、誰もがいつでも安心して映画を楽しむことができる映画館です。
JR田端駅から徒歩5分ほどの商店街の中にあります。
ここでの「こころの通訳者たち」の試写会に呼...
今号の会報に「あれから9年〜埼玉県三芳町からのお便り〜」と題して寄稿して下さった三芳町福祉課の三室さんからのご案内で、映写会に参加しました。
会場は、三芳町役場の庁舎敷地内にある三芳町文化会館「コピス みよし」
自身がろう者の今村 彩子監督の「聞こえなかったあの日」
東日本大震災の後、10年間に及ぶろう者の生活を追ったドキュメンタリー映画です。
字幕、音声ガイド、ヒアリング...
日本図書館協会主催、障害者サービス委員会企画・運営の「音訳者と音訳ボランティアのための著作権セミナー」が開かれました。
対象は、録音資料を製作している音訳者・音訳ボランティア、障害者サービス用資料を作成している図書館の職員です。
私もひと枠いただき、「全国音訳ボランティアネットワークの活動及び図書館・ボランティアに望むこと」というお話をさせていただきました。
事前に参加者名簿をい...
「子どもの本棚」プロジェクトが始動して半年。
おかげさまで、たくさんの応募がありました。
事務局では、受付、選書、仕様書の作成とそれぞれの担当が、頭を悩ませながら頑張っています。
今さらいうまでもないことですが、ボランティアの高齢化、そしてその先のボランティアの減少と大変厳しい現状のなかで、子どもたちに正しいきれいな日本語を、温かみのある肉声で届けようと始まったものです。
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2回の延期を経て、広沢里枝子さん(広沢さんについては、3月29日発行の会報で紹介しています。ぜひご覧ください)の瞽女唄コンサートが、埼玉県鴻巣市で開かれました。
萱森さんはじめ何人かの瞽女唄を聞いたことはありましたが、広沢さんのコンサートは初めてです。
丁度1年前に大怪我をし、それを乗り越えてのコンサート。
広沢さんの挨拶の中で「たくさんのみなさんに助けていただき、応援していただ...
昨年の総会で、大変お世話になった株式会社 19 の安藤将大さんから連絡をいただきました。
『健常者と視覚障害者がマジで楽しめるNPO始めます。お互いに「一緒に遊ぼう」と言い出すきっかけを届けるために、一緒に楽しめる場を作るNPO「日本ユニバーサルレジャー協会(ULO)」を立ち上げました』と。
実際に遊んでみた動画を観ながら、楽しさやワクワク感を共有する!というキックオフイベントのチラシ...
2022年の1月も早、半ばを過ぎました。
遅くなりましたが皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスも、オミクロン株なるものの感染が拡大しています。
そんな中、多摩市立永山図書館で「図書館音訳協力者レベルアップ研修会」が開かれました。
昨年7月の成田市立図書館での「音訳協力者養成講座」の様子を「藤田が行く」で知った担当者の方からお声がかかりました。
2...
今年も年1回の月刊「世界」の音訳担当月決めと打合せが、新宿区内で開かれました。
このご時世でも、一度も休むことなく、サピエにアップされ、利用者の元に届けられたということ、すごいことです。
各音訳者の頑張りはもちろんのこと、DAISY編集者5名のみなさん、何より東京ヘレン・ケラー協会 点字図書館の堀江さんのおかげです。
マスク着用、手指の消毒、換気、1グループ2名までという人数制限...
埼玉県立久喜図書館主管(文科省委託事業 埼玉県教育委員会主催)の「令和3年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」が2日間にわたり開かれました。
久しぶりの対面での開催です。目と目を見合わせて「お久しぶり」と挨拶したり、名刺交換したり、僅かな時間でも登壇者を追いかけて質問したりと嬉しいワクワクの会でした。
初日は当会でもお馴染みの安田知博さんの講演「録音資料製作と音訳者に求められ...
コロナ禍にあっても「わいわい文庫」は、新たに72作品が完成し、668作品となりました。
伊藤忠記念財団のように、子どもたちのために毎年、まとまった数のマルチメディアDAISYを製作し、主に特別支援学校等に寄贈しているところは、ないはずです。
更に2021年2月より、国立国会図書館が運営する視覚障害者等用データ送信サービスから「わいわい文庫」の送信が、開始されています。
また一歩進...