7月28日(日)日本教育会館(都内)で日本電子出版協会と出版UD研究会との共催で「iPodやケータイで“耳から読書”〜オーディオブック普及の可能性をさぐる」セミナーがありました。千葉県立中央図書館の松井進さんは自著「Q&A盲導犬」を10媒体によるユニバーサルデザイン出版を試みた方でもあります。
「肉声と合成音声を使用した読書の可能性と今後の普及について」発表がありました。両者ともメリット、...
26日(土)、都内葛飾区で全盲の語りべ 川島昭恵さんの「夏語りの会」がありました。「目が見えなくても私は私。目が見えない人だからできる語りではなく、川島昭恵だからできる語りをしたい」(5/29 朝日新聞記事より)との一言にひかれて当ネットワークのスタッフ(鶴岡、島村)と参加しました。
分厚い点字ファイルをひざにおき、指でなぞりながら「語り」が始まりました。あまんきみこや安房直子の作品が澄ん...
各地で梅雨が明けました。毎日暑い日が続きますが、皆さまお元気でしょうか。閉め切った、クーラーもつけない部屋で、滝のような汗をものともせず、マイクに向かう姿・・・。ほんとうにお疲れ様です。お互い身体を労わりながらがんばりましょう。ここで、夏らしい話題です。
小泉八雲の「怪談」を原文でと、千葉の方から個人依頼がきました。英語の勉強がしたいので、ゆっくりと読んでほしい。できれば英語の堪能な人にお...
15日は葛飾、16日には八王子の盲学校を訪問しました。あちこちおじゃまするたびに、お忙しい中、校内の案内をしていただき感謝です。(15日鶴岡、島村・16日三浦、猪俣 同行)
まずはその場に足を運び校長先生、副校長先生、図書室の先生方と直接お話しをすることで、私たち「全国音訳ボランティアネットワーク」の活動を知っていただきたい。そして、私たちはどんなお手伝いができるのかを考えたいというのが目...
バリアフリー映画鑑賞推進団体「シティ・ライツ」と立教大学ボランティアセンターが共催で学生さんといっしょにに音声ガイドづくりに挑戦するという取り組みがありました。南アフリカ・ヨハネスブルクのスラムで未来のない日々を送っていた一人の少年が、生まれたばかりの小さな命に出会うことで更生していくストーリーで「ツォツィ」という映画です。2006年アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品です。
FMラジオ...
7月1日(火)筑波大学特任教授の鳥山由子先生に私たちの活動拠点である飯田橋のボラセンにお越しいただきました。視覚障害教育に熱心にとりくまれているかたです。07年8月鳥取での全日盲研の折、ご講演を伺いました。その後、筑波大付属盲の校長先生でいらした皆川先生のお口添えをいただきました。
穏やかにではありますが熱い心を感じるお話に時のたつのも忘れて聴き入りました。「見えない人に、教える教師もまた...
6月27日(金)文京盲学校の学校公開に伺いました。以前にもおじゃまして大変きれいで設備の整った学校という印象を受けた所です。
保護者や他校の先生・生徒に混じって各教室を回らせていただきました。元気な女子生徒の声が聞こえる教室、ひたすら先生の話に聞きいっている教室と様々です。
目のご不自由な先生方は、点字資料を指で追いながら、そして生徒は点字、パソコン、拡大教科書とそれぞれに合わせた...
6月17日、毎日新聞社に岩下恭士(やすし)さんを訪ねました。デジタルメディア局ユニバーサロン編集長として頑張っていらっしゃる視覚障害者です。利用者のニーズ、当ネットワークの今後の課題等について話し合いました。
社会の第一線で働く岩下さんは「はっきりものを言う」利用者として、あちこちから講演の依頼も多いようです。「せっかくできたネットワークだから焦らず、一歩一歩前進して下さい」と。
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6月10日、埼玉県朗読ボランティアネットワークで 「音訳の未来を考える」利用者のニーズ・全国の情報等 ということでお話をさせていただきました。
61グループ1個人が参加しています。勉強会等はもちろんのこと、会報の発行、各グループからの申請に基づき著作権許諾の手続きを代行するなど活発な活動を続けています。
そんなネットワークの会員の皆さんに、利用者のニーズが多様化していること、なかで...
7日の「医療関係の音訳を考える」シンポジウムが無事終了した翌8日、視覚障害を持つ医療従事者の会(ゆいまーる)発足記念講演会に参加しました。会員はまだ10人にも満たないようでしたが、高知や大阪からも参加していました。
中でも医科大在学中に四肢障害の上、失明した守田さん母子の体験談は思わず涙がでました。守田さんの下宿に住み込み介助をしながら夢を支え続けたお母さんがいらしたからこそ現在があるのだ...