ネットワークを立ち上げてからこの方、図書館との連携を模索してきました。この度、浦安市立中央図書館から、講師派遣の依頼がありました。
平成26年度「視覚障害者向け情報製作協力者養成講習会」で、「テキストデータ等(視覚障害者向けデジタル化資料)の製作・編集・提供について」というテーマで2日間の日程が組まれました。テキスト化プロジェクトの古屋、吉岡を派遣。
講師は、それぞれ音訳活動あり、テキスト化プロジェクトの事務局の仕事あり、その上、テキスト化の作業にも参加しています。
私はいつも、無理難題?を言っているのですが、めげずにトライしてくれています。初回担当の吉岡は、「やるしかないじゃないですか」と言いながら、実にイキイキと頑張っていました。
受講生は、男性1人を含む21人、点訳や音訳の人も。いくつかの決まり事・凡例にしたがって実際に、校正作業をしながら、理解を深めてもらえたようです。
原本からテキストにするということは、誤変換の多いものを、訂正するということです。みなさん、質問しながら真剣に取り組んでいました。まだまだ馴染みの薄い分野かもしれませんが、確実にニーズが増えていて、私たちも、音ボラネットにくる依頼でアップアップしている状態です。
全員が、活動家に育ってくれたらと思います。
連携を言い続けてきた私たちにとって、こんな形で図書館に協力できることは、嬉しいことです。ありがたいことに続けて、千葉県立西部図書館の講習会も控えています。
また、古屋、吉岡コンビが地元のためにも、頑張ってくれることでしょう。
何とも頼もしい2人です。見守る猪俣、柳下も嬉しそうでした。