私たちの知恵袋の一人、松井さんの職場である千葉県立西部図書館での「障害者のための資料デジタル化講座」開催のチラシを事務局の松本さんが見せてくれました。
内容は三題の講演が並んでいます。
とても興味がそそられます。
実は、新宿区立戸山図書館でも、少し前に同じような講座がありました。
図書館協力員の南部さんに「行ってみたい」と話していたのを、大城館長に伝えてくれたのでしょう。館長から「どうぞ」と言っていただいたのに、私の都合で伺えなかったという残念なことがありました。
当然ながら対象は、西部図書館が委嘱した音訳者と県内の公共図書館職員で定員20名とあります。
松井さんにひそかにお願いすると、「受付には話しておきますが、名簿にも載せません。静かにお願いします」と。最後に「名刺交換なんかしないように」と笑っていました。
でも会場に入ると、以前「テキスト化プロジェクト」事務局が講師をお引き受けしたことのある浦安市立中央図書館の担当の方とご挨拶できました。
また、どこかでお目にかかったことのある方だなあと思っていると、数年前、同じ県内の図書館に呼んでいただいた時の河野館長でした。
松井さんはひそかにと言いつつしっかり館長にも話は通していてくれたのです。ありがたいです。
当然、館長ともお話しができました。
さて内容ですが、日本点字図書館の澤村さんが「マルチメディアDAISY及びテキストDAISYの製作の現状と今後の展望」、続いてシナノケンシの柳澤さんによる「マルチメディアDAISY編集ソフトの現状と展望」、最後は東芝の黒田さんの「テキストデータから合成音声でDAISY図書を作るツールについて」でした。
三人ともお馴染みのみなさんです。
日進月歩の現場ですから、更なる新しい情報が得られればと参加しました。
みなさんもぜひ、地元の図書館にこのような講習会の開催をお願いしてみてはいかがでしょうか。
みんなで速報性の高い電子資料製作の現状を勉強しませんか。
そういえば、戸山の大城さんといい、西部の河野さんといい、女性館長が元気です。
嬉しくなります。