瞬く間に松の内もあけました。
今年もさまざまな場面で、みなさまとお目にかかれることを楽しみに、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、連休に福井市に行ってきました。福井県内の眼科医会や、視能訓練士会、視覚障害者福祉協会等の視覚障害者支援に関わる団体が集まり、当事者とその家族の支援を目指した福井県視覚障害者支援ネットワーク「羽二重ねっと」が立ち上がりました。その設立総会の後の記念講演会に参加するためです。
今や単独で何かをしようと思っても、それがどんなに素晴らしいことでも、なかなかきびしいものがあります。
とりもなおさず視覚障害者にとって、窓口が一本化されていることの便利さは、私たちが考えるよりはるかに便利で心強いことだと、思います。
福井に素晴らしい会が誕生しました。
記念講演は二題。理化学研究所高橋政代さんの「再生医療とロービジョンケア」、そして、先端医療センター病院心理カウンセラー田中桂子さんの「現場から学ぶ連携・協働のコツ」でした。
私が特に感銘を受けたのは、高橋先生の「見える人、見えない人に関係なく情報を得ることが大切」「最終的な目標、目的は何か」
「目的を達成するために変わらないものを受け入れる寛容さ、変わるものを変えようとする勇気、そしてその二つを取り違えない英知」という言葉でした。
さて、出展コーナーでは、我らが読書工房の成松さんや伊藤忠記念財団「わいわい文庫」の矢部さん、そしていつものみなさんが新年早々、頑張っていました。こちらも勇気がわいてきます。
そんななか、文科省の初等中等教育局特別支援教育課の調査官青木先生にお会いしました。この先生もとてもフットワークの軽い方で、あちこちでお目にかかります。
終了後の関係のみなさんの懇親会に、どうですかと誘ってくださいました。主催でもない先生の一言で、飛び入りが決まり、ありがたいやら恐縮やらでした。
おかげさまで、事務局の福井盲学校の先生方や役員の皆さんと交流、一言?発言では、音ボラネットのことをしっかりとアピールさせていただきました。
盲学校の先生方は、生徒からの依頼のテキスト化を多忙ななか手分けしてやっているそうです。私たちの「テキスト化プロジェクト」の活動を歓迎してくださり、ぜひ連絡しますと言われていました。
私たちもますます忙しくなる予感ですが、できることはお手伝いしたいですね。
お世話くださいましたみなさま、ありがとうございました。
藤田様
お久しぶりです。文科省の青木です。
福井ではありがとうございました。
まさか藤田さんに会えるとは思わず、偶然の再会に感激しました。
全国で活躍する音訳ボランティアの方々を思いやる藤田さんのお気持ち、
ネットワークをさらに広げようとするアクティブさ、
視覚に障害がある方々への情報保障に日々ご尽力されていることに、
頭が下がる思いです。
それぞれ立場は違いますが、視覚に障害のある方々に寄りそって、ともに歩んでいきたいという気持ちは同じであると思います。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
また、どこかでお会いできますこと楽しみにしています!
懇親会に無理に誘ってしまい、申し訳ありませんでした。
文科省青木さま
藤田です。
お世話になっております。
いつも、「藤田が行く」を見ていますよ、とおっしゃっていましたが、
ほんとうにお目にとめてくださって、感激といいますか、恐縮です。
大きな励みになります。
ありがとうございました。
さまざまな方たちとつながって、
私たちのような小さな団体でも少しでもお役にたてますよう
更に頑張ってまいります。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
またどこかでお目にかかれますことを楽しみにしております。