元NHKアナウンサー山根基世さんによる、朗読指導者養成講座の受講生募集案内を、当会報「音ボラネット通信」に同封して、皆さまにお届けしたのは、2014年12月のことでした。
日頃お世話になっている筑波大学附属特別支援学校の宇野先生から、ご連絡がありました。
「文字・活字文化推進機構」の肥田理事長から、講座開催を一人でも多くの人に周知したいので、協力をお願いしたいと依頼があったとのこと。
タイミングよく、会報発送に間に合うので、案内を同封しましょう、とお返事しました。
約1年後のこのたび、その第一期生による「やまねこ朗読発表会」のご案内が届きました。HPにも掲載しました。
当日は、事務局メンバーと一緒に出席しました。
絶対に、発表者として音ボラネットの会員が参加しているはずと期待して、出かけました。見つけました。長野の下島さんでした。嬉しい再会です。
全国からの受講生27名による発表は、楽しいものでした。
下島さんも数少ない男性の一人で、素敵な朗読でした。
元・現アナウンサー、読み聞かせをしている人、図書館司書等、みなさん基礎がしっかりしています。
その上に、「中身を把握して、聞いている人の耳ではなく、心に届ける」ように読んでいました。
山根さんは、「朗読を手がかりに、地域の人々をつなぎ、みんなで子どもの言葉を育てる」ことを目指して、指導していらっしゃいます。
音訳者としてさまざまな表現技術があるということを、学ばせていただきました。
尚、2016年度受講生の募集も当HPに掲載しておりましたが、2倍を超える応募があり、すでに募集は終了しているとのこと。
4月から第二期生による講座が始まるそうです。
事務局メンバーと共に思いもかけず、最前列の中央に席を用意していただき恐縮しました。
ありがとうございました。